佐藤けんいちのレビュー一覧
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ネタバレ23.就活が上手くいかないときの私と重なり、ただ立ち止まって挫けるのではなくその時できる最善の方法を模索するべきだった。「運命」を信じていない訳ではなかった。落ちても縁がなかったのだ、と考えてはいたもののどこかで落ち込んで、未来を暗くして不安を感じていた。「自発的に」という意識が私には無かった為、一度試みてみようと思う。
32.美しいものに賞賛はいらない。軸・信念を持っている自分に自信があるのにも関わらず、他人からの評価が気になるのは何故か。本当に綺麗な心で美しさを持っている自信さえあれば他人からの評価がなくて良いのではないか。そう思わされた一言だった。
評価に執着することで、心も醜くなるこ -
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「誰か悪事をなしたのか?いや、その人は自分自身に悪事をなしているのだ。」
「ものごとがまことしやかな印象をもって立ち現れるときは、横たえて丸裸にし、いかに取るに足らないものかをよく観察し、礼賛することばをすべてはぎとってしまわなくてはならない。」
「いつも考えていることが精神をかたちづくる」
「なんと恥ずべきことか!わが人生では肉体がまだもちこたえているというのに、魂のほうが先にくたばってしまうとは。」
「思い込みを捨てれば不平は消える」
「苦痛と思うから苦痛になる」
「他人には、その人なりの判断基準があって、その基準にしたがって発言し、行動するからだ。」
「苦痛には限界があり、 -
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ネタバレ目次
・「いま」を生きよ
・運命を愛せ
・精神を強く保て
・思い込みを捨てよ
・人の助けを求めよ
・他人に振り回されるな
・毎日を人生最後の日として過ごせ
・自分の道をまっすぐに進め
・死を想え
こういうのって一気に読むものではなく、少しずつ心にためながら読むものだよなーと思ってお風呂読書の友にしていましたが、読んでいる時には「うんうん」と思っていたはずなのに、読み終わるとあんまり覚えていないのはなんでだろう。
多分、人に読ませるために描いたものではなく、自分自身が読むためのものだから、大事なことは何度も何度も繰り返し出てくるし、ごくあっさりとした記述も多い。
要は、自分に分かればいいとい -
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この本の内容はまだ自分には少し難しい部分もあって、理解しきれないところもあった。しかし、若いうちにたくさんの経験を積んで、いつかこの内容をもっと深く理解できるようになりたい。
他人の評価を気にせず、自分が正しいと思う道を突き進む重要性を実感する作品だった。彼の言葉は一見厳しそうだが、その厳しさの中にも優しさが感じられ、特に『死を恐れるな』という言葉が印象に残った。自分にはとことん厳しかったマルクスだったけど死を恐れるなって沢山書いてあったことから見ると、マルクス自身も死が怖かったから自分を戒めるために死を恐れるなって何度も書いていたのかな。マルクスの精神力の強さを実感するとともに、五賢帝最後の -
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昨年(2017)末の大掃除の時に読みかけの本として発掘したものですが、面白い内容で掃除をそっちのけで最後まで読み通した本です。歴史が好きな私ですが、今までは戦国時代とか古代ローマの時代について読んでいましたが、最近では、高校時代の歴史の授業でカバーされなかった、近現代の歴史について興味を持つようになってきました。
特に、タイトルにあるように、ビジネスパーソンのための~、というタイトルに惹かれて手に取りました。この本の特徴は、現在から始めて、現在を理解するために過去にさかのぼって解説する、というスタイルを取っています。
この解説の仕方は、逆説の日本史シリーズで、井沢元彦氏が同様のスタイルで本