岩根圀和のレビュー一覧

  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    2ヶ月ほど前にそうだスペインに行こう!!そう思って何の知識もなかった当時衝動買いした作品。作者の岩根國和さんはスペインについて造旨が深い方でこの本だけでなく他にもスペインについての書籍を多数書かれている方。本題に移るとこの本はスペインの繁栄時代までにどのような過程で栄華を勝ち取ったかを書かれていた。...続きを読む
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    スペインがイスラム世界の支配下にあった時代から国土回復運動を経てトルコをボコり、
    世界最強に上り詰めたあと今度はイギリスにボコボコにされて現代へ至るまでの歴史を
    印象的な出来事をピックアップして物語風に仕立てた世界史本です。
    情報量としては物足りないのですが、凄く読み易くて楽しかったです。
    作者のセ...続きを読む
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    アンダルシア地方周遊旅行中に歴史の理解を深める為に購入。イスラム支配〜レコンキスタの流れを知ることで、アルハンブラ宮殿、コルドバのメスキータをはじめ、観光の役に立ちました。他スペイン無敵艦隊、スペイン内戦といった歴史が書かれていますが、中でもETAのテロの歴史が印象に残りました。
  • 物語 スペインの歴史 人物篇 エル・シドからガウディまで
    スペイン旅行のための勉強本。軽くてスペインの電車の中で完読。
    物語風に歴史を書いているところが、私のフィーリングには合わない点を除けば、スペインの有名人を知るのに良い窓口。コラムは為になる
    ・エルシド:傭兵隊長だったけど、強かったので後世で伝説化されただけなのね
    ・フアナ女王:ずっと幽閉されていたか...続きを読む
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    スペインの歴史の中でもイスラム、レコンキスタ、レパント海戦、無敵艦隊、スペイン内戦という主要な事件に限って語った本書。他の読んだことのある物語シリーズと比較して、物語色の極めて強い本であろう。歴史を網羅的に描こうというよりも、特徴的な事柄をまるでそこにいるかのような臨場感で描いている。読み終わった今...続きを読む
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    イスラム朝の隆盛から、キリスト教の発展そしてレコンキスタ。太陽の沈まぬスペイン帝国の誕生、イギリスとの争いや無敵艦隊の敗北。そしてサラッとではあるが、現代の内戦や独裁政権についてと中世以後の一通りのスペイン史を読みやすく通読できる良本。

    スペインを代表する人物とはいえ、セルバンテスの左手がどうなっ...続きを読む
  • 物語 スペインの歴史 人物篇 エル・シドからガウディまで

    人物で歴史を切りとる小品

    歴史をたどることに興味を持ちまして、地域史は閉鎖系ではないのだから、どこかしら響き合うものもあるのではなど思い、遠く離れたスペインに関する書物を手に取りました。タイトルだけで選びましたら、6名の、それぞれの分野ではつとに有名な人たちが取りあげられていて、この本を読んだから新しいものが紐解かれるという...続きを読む
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    スペインの歴史の中でも、イスラームが支配した時代から国土回復に至るまで、レパント海戦から無敵艦隊の敗北まで、そして時代が進んでスペイン市民戦争、さらに飛んで現代(といっても2000年頃)の情勢、バスクのテロ組織ETAの問題といったテーマに絞って叙述される。

    レパント海戦に兵士として参加したセルバン...続きを読む
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    スペインは好きだ。現代もいいがやはり動乱の中世がとても面白い。薄く広くではなく狭目に深目に描いてあるところが良い。
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    スペインという国の歴史をダイジェストで紹介。
    まずはイスラム教徒がアフリカ大陸から渡ってくるところから始まる。そして、レコンキスタ、レパントの海戦、無敵艦隊の時代から、スペインの凋落まで。
    筆者は文学者なのでセルバンテスの足跡にかなりの力点を置いていた。面白い歴史の見方だと思う。
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    スペインの歴史をレコンキスタや
    トルコ、イギリスとの戦いを軸に紹介する。
    内容に偏りはあるものの全体的に読みやすく、
    新書という媒体を考慮すれば、スペインの歴史を
    ざっくり短時間で振り返ることのできる良書といえる。
    ここから興味を惹かれた出来事をまた学んでゆきたい。
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    レパントとアルマダの2大海戦を中心としつつ、ムスリムのジブラルタル上陸からETAによるテロまでのスペイン史を物語的に描いた歴史本。

    レパントの海戦が1571年、アルマダの海戦が1588年、その間が黄金時代だとすると(一般的にはもうちょっと広く言われるが・・・)、あまりにも短く、そして華々しい歴史だ...続きを読む
  • 物語 スペインの歴史 人物篇 エル・シドからガウディまで
    メモ

    レオン・カスティーリャ王アルフォンソ6世(在位1072ー1109)
    ロドリーゴ・ディアス・デ・ビバール
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    史実から逸脱しすぎない程度に物語化されたスペイン黄金時代の本。しっかりとした歴史を求めるには足らない部分もあるが、把握さえできれば、という場合にはオススメ。言葉選びもよく、読みやすいと感じた。
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    おお・・・これは・・・物語ですね(笑)
    いやでもとても読みやすかったし面白かったです。
    息抜きついでに歴史の復習もできました。
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    イベリア半島にイスラムが上陸したところから、レコンキスタ、レパントの海戦、「無敵艦隊」の敗北など、いくつかのテーマをタイトル通り、物語調で描いた本。読みやすいけど、読み応えもあった。
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    「物語スペインの歴史」岩根圀和。中公新書2002。
    大学の先生(外国語学部だそうですが)が書いたものです。
    「キャパの十字架」を楽しむための準備運動の一環です。

    ・北アフリカのイスラム圏と、ローマからのキリスト教文化とのせめぎ合いの地であり、完全にイスラム圏だった時代も長くあったこと、そして決して...続きを読む
  • 物語 スペインの歴史 人物篇 エル・シドからガウディまで
    「物語スペインの歴史 人物篇」岩根圀和。中公新書2004。
    大学の先生(外国語学部だそうですが)が書いたものです。この中公新書のシリーズは割と好きです。
     総じて発見も多くて面白かったし、スペインの切れ端くらいは捕まえた気分になりました。

    「キャパの十字架」への旅路の一環です。
    ・キャパ→ハンガリ...続きを読む
  • 物語 スペインの歴史 人物篇 エル・シドからガウディまで
    スペインの歴史を知る上でのはじめの一歩として最適。ここから各々興味ある時代の本を選択できたらと思う。
    しかし、取り上げられたすべての人物が生きた時代それぞれがとても興味深い。個人的にはガウディを深読みしてみたいところ。
  • 物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
    ある程度スペインの歴史について学んでいる人向けの一冊です。複雑なスペインの歴史のダイジェスト…という内容です。
    あとがきに、物語性を意識したとありましたが、その「物語」が中途半端に感じ、あまりのめり込めませんでした。