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キリスト教国の雄スペインは、カスティーリャ、アラゴン両王国の婚姻により成立した。八世紀以来イベリア半島を支配したイスラム勢力を逐い、一四九二年、レコンキスタを完了。余勢を駆って海外へ雄飛し、広大な領土を得て「太陽の没することなき帝国」の名をほしいままにする――。国土回復戦争の時代から、オスマン・トルコとの死闘を制して絶頂をきわめ、宿敵イギリスに敗れて斜陽の途をたどるまでを流麗な筆致で描く。
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Posted by ブクログ
2ヶ月ほど前にそうだスペインに行こう!!そう思って何の知識もなかった当時衝動買いした作品。作者の岩根國和さんはスペインについて造旨が深い方でこの本だけでなく他にもスペインについての書籍を多数書かれている方。本題に移るとこの本はスペインの繁栄時代までにどのような過程で栄華を勝ち取ったかを書かれていた。...続きを読む途中で歴史の流れと脱線してスペインの各都市の地理学、失敗学、風習等も小話で説明してあり世界史を学んでなく歴史の話が難しいな、と集中力が切れそうになっても好奇心を刺激する構成になっているのがありがたかった。
スペインがイスラム世界の支配下にあった時代から国土回復運動を経てトルコをボコり、 世界最強に上り詰めたあと今度はイギリスにボコボコにされて現代へ至るまでの歴史を 印象的な出来事をピックアップして物語風に仕立てた世界史本です。 情報量としては物足りないのですが、凄く読み易くて楽しかったです。 作者のセ...続きを読むルバンテスへの溢れる愛が伝わってきます(笑) サクっとスペインの歴史入門としてはお勧めな一冊です。
スペインの歴史の中でもイスラム、レコンキスタ、レパント海戦、無敵艦隊、スペイン内戦という主要な事件に限って語った本書。他の読んだことのある物語シリーズと比較して、物語色の極めて強い本であろう。歴史を網羅的に描こうというよりも、特徴的な事柄をまるでそこにいるかのような臨場感で描いている。読み終わった今...続きを読む、まだイギリスを追われて失意のままにスペインに戻る無敵艦隊の1兵士であるかのような錯覚に嵌っている。歴史書として評価は人それぞれだろうが、個人的にはとても面白い文学作品であった。出てくる漢字や熟語が少し難しいのも人を選ぶかもしれない。
イスラム朝の隆盛から、キリスト教の発展そしてレコンキスタ。太陽の沈まぬスペイン帝国の誕生、イギリスとの争いや無敵艦隊の敗北。そしてサラッとではあるが、現代の内戦や独裁政権についてと中世以後の一通りのスペイン史を読みやすく通読できる良本。 スペインを代表する人物とはいえ、セルバンテスの左手がどうなっ...続きを読むたかについて一章割いていたのはよくわからないが、スペイン史に興味を持って最初に手に取るのにおすすめ。
スペインの歴史の中でも、イスラームが支配した時代から国土回復に至るまで、レパント海戦から無敵艦隊の敗北まで、そして時代が進んでスペイン市民戦争、さらに飛んで現代(といっても2000年頃)の情勢、バスクのテロ組織ETAの問題といったテーマに絞って叙述される。 レパント海戦に兵士として参加したセルバン...続きを読むテスがトルコの捕虜となったエピソードに丸々一章割かれているが、セルバンテスが祖国に帰るため、本人やその周囲が苦心する様が印象的。 タイトルに「物語」とあるように、単に歴史の流れを述べるにとどまらず、スペイン情緒を感じさせてくれる一冊。
スペインは好きだ。現代もいいがやはり動乱の中世がとても面白い。薄く広くではなく狭目に深目に描いてあるところが良い。
スペインという国の歴史をダイジェストで紹介。 まずはイスラム教徒がアフリカ大陸から渡ってくるところから始まる。そして、レコンキスタ、レパントの海戦、無敵艦隊の時代から、スペインの凋落まで。 筆者は文学者なのでセルバンテスの足跡にかなりの力点を置いていた。面白い歴史の見方だと思う。
スペインの歴史をレコンキスタや トルコ、イギリスとの戦いを軸に紹介する。 内容に偏りはあるものの全体的に読みやすく、 新書という媒体を考慮すれば、スペインの歴史を ざっくり短時間で振り返ることのできる良書といえる。 ここから興味を惹かれた出来事をまた学んでゆきたい。
レパントとアルマダの2大海戦を中心としつつ、ムスリムのジブラルタル上陸からETAによるテロまでのスペイン史を物語的に描いた歴史本。 レパントの海戦が1571年、アルマダの海戦が1588年、その間が黄金時代だとすると(一般的にはもうちょっと広く言われるが・・・)、あまりにも短く、そして華々しい歴史だ...続きを読むったと思わざるを得ない。 結果として主に中米以南に大きな影響力を残し、ハプスブルグの栄光に預かりながらも大きな汚名を着せられることにもなった、世界でも指折りの数奇な歴史であることは間違いない。 後書きにあるように、元より網羅性を追求したスペイン史ではないが、その歴史が持つ魅力は十分伝えられているのではないかと思う。完成度というか、歴史本としてきっちり完結していて、読みやすさもあり、なかなかオススメできる本だと思った。
史実から逸脱しすぎない程度に物語化されたスペイン黄金時代の本。しっかりとした歴史を求めるには足らない部分もあるが、把握さえできれば、という場合にはオススメ。言葉選びもよく、読みやすいと感じた。
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物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代
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岩根圀和
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