小山田あみのレビュー一覧
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ネタバレ雪夜は、一ヶ月後に控えた見合いのために、女性と話せない自分を改善しようと、六本木にあるテーマパーク六本木フォレスト、別名六本木遊郭へと足を踏み入れた。
けれどやはり人見知りをしてしまい、テーマパーク内をさまよっているうちに、出口がわからなくなり迷い込んでしまった。
そんな迷子の雪夜に声をかけてきたのは、赤い着物を羽織った蓮であった。
彼は雪夜の話を優しく聞いてくれると同時に、雪夜に口付けてきた。
突然のことに、世間知らずの雪夜はうまく対処できない。
あれよあれよという間に丸め込まれ、性的な喜びを教え込まれてしまう。
何も知らない雪夜が上手にできたら褒めてくれる。そんな蓮の優しい手つきをおもいだ -
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23歳のヒッキー・稔明の元へ、父親の画策でやって来た世話係の大学生。わがままでひねくれている稔明は、自分だけのテリトリーに勝手に入り込んできた晃二を疎ましく思い、追い出そうとあれこれ嫌がらせを仕掛けます。でも、そんな稔明の態度に腹を立てた晃二に、捻じ伏せられ陵辱されてしまうことに。
「ふかい森」とは稔明の生きる世界のメタファー。疎外され孤独な生活を送っている彼が、唯一安心安全でいることのできる場所です。そこへ招かれざる侵入者がやって来たことで、稔明の生活は一変してしまいます。
晃二は、稔明とは対照的にマトモな青年。悪いことは悪いとはっきり言えるし、世話好きで常識もあります。
なのに、そんな晃 -
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センセのオヤジ受初期作品。なので、受にオヤジ臭はあまり感じられません。どちらかというとお役所勤めのパッとしない地味受と言う印象が強い皆川。しかし、彼は二面性があって、女にはモテなくても実は老若男男食い散らかす魔性のゲイなのです。なぜか知らないうちに色気ダダ漏れで男が群がり、しかも流され侍で来るもの拒まずの姿勢で付き合うから、別れる時が大変。そんな時、上手く別れるために利用されるのが幼馴染みのコワモテな高森です。この高森も男っぽいのにスイーツが大好きという、おいしいギャップがあります。
「台詞は魔性の男でも、地味な見た目のせいか、仕事が決まらないと窓口に相談に来た中年男と職業安定所の職員のよう -
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雑誌掲載時にも感想書きましたが、書下ろしもついていたので購入して再読しました。
脅迫されて体を奪われて、という好物な王道モノです。
年下攻。塾講師の誠は10も年下の18才の甥に秘密を暴かれ、無理矢理体まで奪われてしまいます。甥と言っても血の繋がりはないので禁忌感は薄く、どちらかと言うとそんな若造にいいように体を弄ばれてしまう誠の心の揺れやオトナの男としての矜持がどうなるのか見極めたくなるストーリーです。
年下の海渡の方がガタイがよくてリードするだけのテクもあって、そんな相手に喘がされて快楽を感じてしまい、誠は屈辱感を味わいます。でも、体から始まった関係なのに誠はだんだん海渡に情を感じてしまう