柴田トヨのレビュー一覧

  • 百歳

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    柴田トヨさんの詩とエッセイと短歌ですね。
    柴田トヨさん(1911ー2013、栃木県生まれ)詩人。
     百歳を記念されての本です。
     私の大好きな新川和江さんが巻頭言をかかれています。『おめでとう、百歳の獅子舞い!』という題名で「トヨさんの詩の魅力は、風にも光にも、若い枝のように心をしなわせ、そよがせているところです。涙の味を知っている人の人生観から生まれた機知(ウィット)が、ことに結びの部分にさりげなく仕組まれていて、私どもの心を、やわらかく揉みほぐしてくださるところです。」と、綴られています。
     わかりやすい言葉で、さらりと思いを謳えあげて、読む人の心を和ませてくれます。

         「やさし

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    2025年01月05日
  • くじけないで

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    感想
    日常での気づきを増やしてくれる。感性が鋭くなり自然のちょっとした変化に気づく。創作意欲が湧き起こり自分も詩作したくなる。創作の連鎖。

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    2023年01月19日
  • 百歳

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    とても分かりやすい言葉ですっとはいってくる。トヨさんの息子さんへの想いや、人生を振り返っての言葉に感動した。生い立ちを説明している文もよかった。100年生きてきて、一番大切とわかったことは「人にやさしくする」というのもグッときた。

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    2022年07月23日
  • くじけないで

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    切なくなったり、優しい気持ちになれたり、励まされたり…色々な感情がわき起こってくるいい作品。詩っていいな。

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    2022年07月18日
  • 百歳

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    トヨさんのやさしい言葉遣いに、心があたたまります!人には優しくする、優しくされたら忘れない‥しっかりしてるけど、ほんわかしているところもあって‥トヨさんのように年を重ねたいと思いました!

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    2022年07月09日
  • くじけないで

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    一文字一文字が、トヨさん自身の人生の重みを感じさせる‥そして、それに続く優しい言葉で私達を励ましてくれる‥そんな印象を持ちました。落ち込んだときに読めば、元気を出せるかも!そう思いました。

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    2022年07月09日
  • くじけないで

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    読んでいると詩がスッと自分の中に入ってくる感覚が味わえる詩集だった。
    素直な言葉で紡がれた詩の数々で、瑞々しいというか森深くのきれいな湖の中にいるような気持ちになった。
    もう少し頑張ろうと思った。

    好きなタイトル
    ・風や陽射しが
    ・溶けてゆく
    ・私Ⅰ
    ・返事
    ・先生に
    ・自分に
    ・忘れる
    ・ことば
    ・神様
    ・あなたにⅠ
    ・風と陽射しと私
    ・貯金
    ・二時間あれば

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    2021年02月27日
  • くじけないで

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    俳句より短歌より詩という形態が私は好きなんだなと改めてわかった。
    自分の心や誰かの心に触れられる気がする。筆者がご存命だったら、現在世界最高齢の女性田中カ子さんと同年代。つくづくこの年代ってすごいなあ。

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    2020年09月16日
  • くじけないで

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    短い言葉ほど、強烈にイメージが湧いてくる。とても短い文章なのに、鮮明に情景が浮かび上がってくる。
    想像力の幅を持たせてくれる良い作品でした。

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    2018年10月19日
  • くじけないで

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    悔しかったこと、恥をかいたこと、喧嘩したこと、ものすごく腸が煮えかえったことなんて人生を編集しても数ページにすぎないんだろうな。
    そんな感情がわいても、再び起き上がって前を向いて歩いていこう。

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    2018年05月09日
  • くじけないで

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    詩は、短い言葉で韻がはまるように収まりよくつくる。でもだからといって内容まで簡単かというとそうでもなくて、味わい深い。読むたびに少しずつ、あれ、これってもしかしたら、って気づく。歳をとるのも伊達じゃないね。

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    2018年04月01日
  • 百歳

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    人にやさしくする。そして、やさしくしてもらったら忘れない。これが100年の人生で学んだことです。。。人間、いくつになっても学ぶことは大事。読んでいて心地よく気持ちがあたたかくなった一冊。

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    2017年01月25日
  • 百歳

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    『くじけないで』の続き。2冊目の詩集。『くじけないで』と比べると、量が少なかった。が、著者も断っているとおり、高齢だし仕方ない!90歳を過ぎてから詩作を始めたって、それだけで充分すごいよね!

    何かを始めるに当たって、遅すぎるってことはないんだなぁと再確認。遅すぎることはないから・・・、って先延ばしにしてタイミング逃すのとは違うけど。

    人生の最後に大きな花を咲かすことができた・・・といった表現があったけど、私も、何かを残して人生を終えたいと思った。小さくてもいいから、ちょこちょこ花を咲かしていこう♪

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    2015年12月28日
  • 百歳

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    100歳の詩人柴田トヨさん。初めて彼女の書く詩を読んだけどなんて暖かくて、優しくて心に染みるんだろう。彼女の優しい人柄がにじみ出ていてとても素晴らしい作品。変に難しい言葉を使ったり気をてらったりしていないから誰にでも受け入れやすいのだろう。これからも優しい詩をひとつでも多く紡いでほしいと思った。長生きするのも悪くないかなぁと思った。2012/596

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    2015年04月16日
  • 百歳

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    やさしさと、老いていくことの切なさがたまらない。
    トヨさんの人柄が文面からにじみ出ていて、
    これまでの人生で苦労をされていたんだろうなと感じます。
    読んでいて心が洗われるようでした。

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    2014年07月24日
  • 百歳

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    ネタバレ

    チェック項目4箇所。偽りのやさしさを食べた時は吐いてしまった 真実のやさしさ 手料理をいただかせてください。やさしさのインフルエンザが流行しないかしら 思いやりの症状がまんえんすればいい。若くなる薬を買ってちょうだい 今度は私が地団駄ふんでみようかしら 畳の上に寝転んで。もう一度会うことができたら、「私は幸せだったわ」と伝えたい、だから、あの世であの人に会えるのが楽しみなんです。

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    2014年01月13日
  • 百歳

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    トヨさん百歳の詩集。
    震災や振り込め詐欺のこともうたっている。
    なんでこんなに優しい言葉を紡げるのだろう。乙女のような、でも一本通った芯。そして素直な感情。すごいです。

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    2013年01月07日
  • くじけないで

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    「白寿」という言葉があります。「100-1=99」の99歳。
    99歳の作者が自分の感じたままのことを、かざりっけのない率直な言葉でつづった詩集でした。

    山あり谷ありの人生を生き抜いてきた作者の、それでも前向きに生きようとする姿勢がどの作品にも感じられます。優しい言葉の中に「若い者よ、何をしているの」と、叱咤激励されているような気までもしました。

    特に印象的だったのは「先生に」。
    病院で先生から「今日は何曜日?」とか聞かれるよりも、「西条八十さんの詩は好き?」と聞かれたほうがうれしいという内容の詩でした。
    99歳といっても、しっかりとした頭脳の持ち主は、やはり知的です。
    何気ない詩の中にも、

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    2017年11月09日
  • 百歳

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    本屋で何となく本を見ていたら、目についたので、手に取りました☆
    息子さんの勧めで、92歳から本を書き始め自費出版で出した詩集「くじけないで」が、大ヒットして、本書はその二作目です。

    優しさと前向きな明るさで表現されていて、とても温かい気持ちになります。

    家族を想う詩、友を想う詩、柴田トヨさんが紡ぐ詞は、多くの人とのつながりの大切さを感じました。

    また、ほっこりしたいときにじっくり読みたい一冊です☆

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    2012年03月03日
  • 百歳

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    今の私には理解できない感覚の詩もあった。

    どういった心もちなのだろう。

    今の私にはわからないけれど、いつかわかるような歳の取り方をしたい。

    そう思える作品。

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    2012年01月11日