紗倉まなのレビュー一覧

  • あの子のかわり

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    親友の妊娠を心から喜べない主人公。私はそう思ったことがなかったので、こう思う人もいてるんだろうなと気付かされました。

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    2026年04月20日
  • あの子のかわり

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    ネタバレ

    女性だからこそ書ける物語で、
    女性のための物語だと感じました。

    紗倉さんから書店員に向けたメッセージで、
    30代の女性に突きつけられた課題とあった。わたしは25で、20代といえると思うが20代でもびしばしと刺さるものがある。仲が良いと思っていたけれど、結婚して出産したあとから明らかに優先順位が変わったのだなと感じる友人。もはや友人と呼べるのかも曖昧な関係性。すごいと思いつつも、そこまでしなければ母になれないのか、とも思ってしまう。言い難いことだけれど、思ったことのある女性は多いのではないだろうか。ましてや昨今は、女性の生き方が選びやすくなった。もちろん結婚して出産する人もいれば、パートナーはいるけれど結婚もしない、子供を持たない選択をする人。また、1人で生きることを望む人。生き方の選択肢が増えたからこそ、友人との関係性について悩む人が増えているのではないかと思った。
    もちろん選択肢が増える前からそう悩んでいた人はいるのだろう。しかし一昔前はみな結婚して出産して、が当たり前だったからこそ表に出にくい悩みだったのかなと感じた。
    自由になるにつれて生きにくさも増しているような気がする。

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    2026年04月06日
  • あの子のかわり

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    表紙がかわいくて手に取りました。全体的に暗く、物語の進みはゆっくりなので、好みは分かれると思います。

    ステージがかわる親友、どうしようもないことだが、思いの処理が難しい由良が印象的。個人的には、安堵が得られない夫と過ごすことの窮屈も感じてしまった。ハリエットがいなければ夫とは無理だよね、と。なにか状況を打開したり、自分で選択すればいいのにそれをしない由良にも腹立たしさを感じた。悪い側面ばかり切り取られているので、どの人物にも愛着が湧くことも共感もなかった。

    文章は、主語をつかむのに少し苦労したけれど、結局その暗さがどのように変化していくのかが気になり一気に読み進めていました。

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    2026年03月15日
  • あの子のかわり

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    さらけ出した女の本音の応酬に、
    同性のわたしも打ちのめされた。

    幾通りもあるだろう答えを探して、
    人と語り合いたくなる本。

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    2026年02月22日
  • 春、死なん

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    どんな文章を書くんだろうと気になり購入。「春死なん」は読者をその方向に向かわせようとするプロットとしては分かり易い感じがするものの、主人公 富雄の心情や色々なシーンの表現方法等、とても繊細に書かれていて上手だなと思った。純文学的で個人的には好きな作品です。

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    2026年02月21日
  • 働くおっぱい

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    AV女優の著者が書くエッセイ集ですが、文才とユニークな視点があるので、面白かったです。
    「おっぱい」を動名詞することで、ちょっとエッチなことも、ポップに読めるので、本屋のカバーさえしっかり付いていれば、外でも読める?と思います。
    自分は家でこっそり読みましたが… 笑

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    2026年01月31日
  • うつせみ

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    重苦しい感じがする。
    生きているのが辛いような、胸が苦しくなる感じ。
    この作者さんの書く文章にそういう雰囲気を
    私が感じているのだろうけど。

    数年前に別の本を読んだ時も同じような感覚を持ったなぁ。

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    2026年01月24日
  • 最低。

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    著者はセクシー女優ですが、小説も十分面白いと思いました。
    セクシー女優として生きる4人の女性を描いていますが、それぞれ個性のあるストーリーです。
    評価がされにくい業界で、きちんと評価されている著者だからこそ、書ける1冊なのかもしれません。

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    2026年01月17日
  • うつせみ

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    美容整形を繰り返すおばあちゃんと、社会に馴染めず売れないグラドルとして人の目に晒される辰子
    「美しくなりたい」のは「美しくなくてはいけない」から
    著者だから描けた物語観でした

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    2025年11月19日
  • うつせみ

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    美容整形を繰り返す祖母とグラビアアイドルをしている孫の辰子。
    美しさとは何なのか、世間で評価される美しさは本当に正しいのか、その中で美しさを追い求め続ける祖母の姿が辰子目線で描かれる、その情景の豊かさと辰子自身の空っぽさの対比に引き込まれて一気読みだった。

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    2025年01月10日
  • 春、死なん

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    ネタバレ

    読み終わってから登録していなかったので、遅れて登録。

    2本のお話が入っているけれど、どちらも家族の生き方の話。1話目は同居を希望している義母とかがいる人には刺さるのでは。
    女の役割、おじいちゃんの役割、そんなのはあるけれど、それは所詮うわべだけでその下には人間らしい欲だったり、希望だったり生き方があるよな。って思わせてくれた。これが前提としてあるのは当たり前だけれど他人の事となると忘れがちだよなって改めて認識させてくれた。
    帝王切開の傷をみた夫の反応、そんな感じ?ツラいなと思ってしまった。

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    2023年10月25日
  • 最低。

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    この作品が処女作とは思えないほどの完成度でした。
    最新作『春、死なん』が好評との事で本業より作家に専念したほうがいいのでは?
    映画もあるとの事なのでぜひ見てみたいです。

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    2023年03月31日
  • 最低。

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    全体を通してどこか物悲しさややるせなさみたいなものが漂う。
    決して明るくない。
    けどそれがなんともいえず良い雰囲気を出してると思う。

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    2022年10月23日
  • 働くおっぱい

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    「エロ屋」の世界に「憧れの職業」として飛び込んだ著者。特殊な業界だけど、タイトルにも表れていると思いますが、普通の仕事の1つとして働く女の子の日々をエッセイとして描かれています。

    なので「業界の裏話盛りだくさん!」とか「闇を暴く!」的な本ではありません。

    壇蜜さんの「壇蜜日記」を読んでる感じに近いな、と思いました。

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    2021年12月02日
  • 最低。

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    AV女優紗倉まなの小説デビュー作。
    AVに関わる4人の女性を主人公にした連作短編小説。

    地に足がついていないような、だけどしっかり両足で地面を踏みしめて歩いているような。そんな印象。

    4章「あやこ」がよかった。
    惨めにはなりたくない。母のようになってしまうのか、祖母のようになれるのか。不安は消えないけれど、お互いの嘘に目を瞑って、進まなくちゃいけない。

    あとがき。「これさ、すごくあなたらしいと思ったんだよね。」と友人から渡された本は、桜庭一樹の『少女七竈と七人の可愛そうな大人』だった。

    辻斬りのように男遊びをしたいな、と思った。

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    2021年01月11日
  • 最低。

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    ネタバレ

    AV女優、紗倉まなさんによる短編小説集。タレント本だと思って軽い気持ちで読み始めたが、テーマ設定やストーリー展開など、小説として不自然に感じることは特になく面白かった。AV監督、AV女優を母に持つ娘など主人公の境遇も興味深く、この小説は紗倉まなさんではないと書けなかった文章なのだろうと感じた。

    愛情の形というのに定型はなく、自分がそれぞれ倫理や本能、衝動といった欲望に苛まれながら、それでも自分を見つめて生きていかないといけない、そういったことがテーマかなと思った。

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    2020年08月31日
  • 最低。

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    作者はAV女優でこれが小説デビュー作。
    デビュー作とは思えないほど、良くできている印象。
    4人のAV女優からなる4編の短編小説。
    感受性豊かな文章で、人物の気持ちの傾きや動きを描くのが、上手い。
    作者の気持ちや本との出会いを描いてある、あとがきが良かった。

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    2020年07月10日
  • 最低。

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    セクシー女優である紗倉まなの小説デヴュー作で、短編四編を収録しています。

    第一話は、AV出演が家族にバレてしまった彩乃の物語。第二話は、福平という男にそそのかされるまま事務所を立ち上げた石村という男と、彼がデヴューさせた桃子の関係をえがいています。第三話は、夫との冷めた結婚生活をつづけている美穂がAVに出演することを決意する話。第四話は、かつてAVに出演した過去をもつ孝子とその娘のあやこ、そして祖母の知恵の物語です。

    小説家をめざすひとの習作といった印象を受ける表現がちらほら目につきますが、いずれも整った構成になっており、おもしろく読みました。「円空の木喰地蔵」はご愛敬です。

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    2020年05月07日
  • 最低。

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    ネタバレ

    AV女優な女性たちをとりまく短編小説集。
    作品というよりも、著者のあとがきの方が真実味があっておもしろかった。表紙ほど、エロ描写はなかった。あえてはぶかれているのだろうか。むしろそういうときの思考回路とかをのぞいてみたい気がした。意外と、ふつうの人たちの普通の小説なのだなあという感じだった。それぞれは短くて、読みやすい。

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    2020年05月01日
  • 働くおっぱい

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    AV業界はこうなんです、という内容では無く、著者が一人の女性として、日々感じることや考えることを書くコラム形式。自分とは職業も性別も年齢も異なるので、違った考え方に触れる事ができた。著者の等身大の失敗談や、素直に感じた事がそのまま伝わってくる文章で読みやすい。Audibleで本人の朗読のため、なおさらそう感じたのかもしれない。

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    2020年03月08日