紗倉まなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ女性だからこそ書ける物語で、
女性のための物語だと感じました。
紗倉さんから書店員に向けたメッセージで、
30代の女性に突きつけられた課題とあった。わたしは25で、20代といえると思うが20代でもびしばしと刺さるものがある。仲が良いと思っていたけれど、結婚して出産したあとから明らかに優先順位が変わったのだなと感じる友人。もはや友人と呼べるのかも曖昧な関係性。すごいと思いつつも、そこまでしなければ母になれないのか、とも思ってしまう。言い難いことだけれど、思ったことのある女性は多いのではないだろうか。ましてや昨今は、女性の生き方が選びやすくなった。もちろん結婚して出産する人もいれば、パートナーはいるけれど結婚もしない、子供を持たない選択をする人。また、1人で生きることを望む人。生き方の選択肢が増えたからこそ、友人との関係性について悩む人が増えているのではないかと思った。
もちろん選択肢が増える前からそう悩んでいた人はいるのだろう。しかし一昔前はみな結婚して出産して、が当たり前だったからこそ表に出にくい悩みだったのかなと感じた。
自由になるにつれて生きにくさも増しているような気がする。 -
Posted by ブクログ
表紙がかわいくて手に取りました。全体的に暗く、物語の進みはゆっくりなので、好みは分かれると思います。
ステージがかわる親友、どうしようもないことだが、思いの処理が難しい由良が印象的。個人的には、安堵が得られない夫と過ごすことの窮屈も感じてしまった。ハリエットがいなければ夫とは無理だよね、と。なにか状況を打開したり、自分で選択すればいいのにそれをしない由良にも腹立たしさを感じた。悪い側面ばかり切り取られているので、どの人物にも愛着が湧くことも共感もなかった。
文章は、主語をつかむのに少し苦労したけれど、結局その暗さがどのように変化していくのかが気になり一気に読み進めていました。
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Posted by ブクログ
セクシー女優である紗倉まなの小説デヴュー作で、短編四編を収録しています。
第一話は、AV出演が家族にバレてしまった彩乃の物語。第二話は、福平という男にそそのかされるまま事務所を立ち上げた石村という男と、彼がデヴューさせた桃子の関係をえがいています。第三話は、夫との冷めた結婚生活をつづけている美穂がAVに出演することを決意する話。第四話は、かつてAVに出演した過去をもつ孝子とその娘のあやこ、そして祖母の知恵の物語です。
小説家をめざすひとの習作といった印象を受ける表現がちらほら目につきますが、いずれも整った構成になっており、おもしろく読みました。「円空の木喰地蔵」はご愛敬です。
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