杉原厚吉のレビュー一覧
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立体錯視など、かなり詳しく錯視の例が掲載されている。小学校3年生からとあるが、大人も十分楽しめる。錯視の体感自体は幼い子供でも可能なので、理屈はわからなくても楽しめてとても良い素材。自分で作れる立体錯視の型紙がついていて、自由研究にも使えそう。Posted by ブクログ
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英語で文章を書くことに主眼を置いているが、日本語の文章を書くときにも使える内容となっていた。人に正しく伝えるための文章を書く時のポイントが分かりやすくまとめられているが、これは英語であっても日本語であっても同じである。特に、文章の内容と構造の不一致に関するポイントや視点の移動についての注意は、日本...続きを読むPosted by ブクログ
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文章のつながりを重視して接続詞や副詞の使い方を解説した本。多少文章が稚拙でも、論理構造がつながっていれば文書は読みやすくなるので、その点を強化したいときに読むと役に立つ。
論理性皆無の文章を書いたことが何回かあるので、これで気を付ける点がわかったような・・・?Posted by ブクログ -
Youtubeで見た"なんでも吸引四方向すべり台"の作者の本で、だまし絵を立体に構成する過程を詳細に解説。すべり台の図面も付録に付いていて、実際に製作する事も可能。素晴らしい!個人的には"錯覚コンテスト参戦記"に心を打たれた。初めてのコンテストに参加した作者の心境が生き生きと描かれており、そう言えば...続きを読むPosted by ブクログ
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あーおもしろかった!これだけ読めば、英語で論文も書けるでしょう。それと、緒方四十郎さんと、資生堂の会長さんと、人生と財産を読めば、もう完璧でしょう。Posted by ブクログ
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日常の中で数学的思考を使える場面を教えてくれる本。
できるだけわかりやすく、とっつきやすく書いてくれているものの、このような実践的な場面で数学を使うといった経験がない(かつ、考えたこともなかった)私にとっては、読んだ後に「さあ、数学的思考で考えるようにしよう!」とはならなかった。(演習が足りていなか...続きを読むPosted by ブクログ -
数学って何の役に立つ?が物凄く分かりやすい!
久々に名著に出会った気がします。
もっとシリーズで出てくれたら良いのにと感じます。Posted by ブクログ -
数学は日常生活に役立つということが簡単に書かれている。
『子供の科学』連載から、大人の人に読んでもらいたいものを
選んで大人向けにまとめなおしたとのこと。
数学脳ではないので「こんなことも数学を使えば簡単に
解決できるのか!」と目から鱗が落ちました。
…でも「文字は線を丁寧に書こう」は数学なのか…?Posted by ブクログ -
少し前に読んだ『はたらく数学』(篠崎菜穂子著)も、コンセプトとしては似た本だと思うのですが、今回読んだ本の方が、断然、いい本でした。
レイアウト的には今ひとつですが(苦笑)、一つ一つの話題が実生活に根付いており、かつ、意外性があり、さらには、必ずしも数式や数値を用いていない、という点は、非常に優...続きを読むPosted by ブクログ -
数学の先生にケンカを売っているようなタイトルに惹かれます。数学好きな人も嫌いな人にもぜひ読んでほしい一冊!Posted by ブクログ
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初学者でも英語論文を客観的に書くための手法がまとめられています。ただ,この作品の中で記載されているような考え方は,英語だけではなく日本語でも適用できる場面が多いと思います。工業英語で3Cと呼ばれる,明確で簡潔かつ間違いのない論文を書くときに,この作品の中で指摘されたことを意識しておくことは大切だと...続きを読むPosted by ブクログ
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「読み手を迷わせないための文のつなげ方」を解説した本。
はじめに幾つかの仮定を提示し、それをもとに文のつなげ方を解説している。解説に用いる例文は和文・英文が4:6程度。題名は「英文作法」であるが、和文を書く際にも参考になる書籍。Posted by ブクログ -
英語論文の書き方について表面的なノウハウに終始せずこれだけ深く踏み込んだ本は珍しい.バランスやかっこ良さを気にして奇をてらったりせず,まずは多くの人が理解できる無難な文章を書くことが大事だと説いている.Posted by ブクログ
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英語をわかりやすく書くために、動作の視点を統一するとか、言葉を変えるよりも同じ言葉を使ってもわかりやすい方がいいなど、いろいろと参考になることが多かった。
名著といわれていることが理解できる。Posted by ブクログ -
高校英語で壁にぶち当たり、ひょろひょろと逃げて通ってたけど、そろそろそんなこと言ってられない。
文を書くには、辞書使えば問題ない。しかし、文章となると・・・という人にお勧め。今でなんとなく書いてきたが、これから少しはマシになりそう。
こういうことわかってないのは本当に理科系だけなの?
あ、でも、出...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
文法的に正しい英文でも、つながりが良くないと明快な文章にはならない。
本書は、コンピュータで開発された文章解析技術と、言語学の新文野である「談話文法」が明らかにした文と文をつなぐ画期的法則を紹介する。
この法則は、自分で書いた英文を客観的に眺め、自然な英文をつないでいくための道標となり...続きを読むPosted by ブクログ -
実は目次を見ると著者の主張が殆ど分かってしまうのだが、この本を必要とする読者層の場合、何が自然で何が不自然なのかを、例文を実際に比較して理解する必要があると思う。個人的には、これまで経験的に感じていたことを再確認できた、という意味で有意義だった。Posted by ブクログ
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英文作法となっているが、2章の前半くらいまでは「どう書くか」とほとんど同じ。
面白いのは3章からで、文章の構造に関して日本語英語問わず成立する性質を仮説として立て、それを基に日本語ではこういう構造となる、続いて英語ではこうなるという形で話を行い、極めて論理的に、科学的な文章を構成する方法を説明してい...続きを読むPosted by ブクログ -
文と文をつないで文章を作るときの文法が「談話文法」.これを,英語に不慣れな人が英語の理系の文章を書くケースに適用して,不適格な文章を書かないですむために最低限守るべきルールをまとめた本.
話の道筋に道標を
中身に合った入れ物を
古い情報を前に
視点をむやみに移動しない
というのが,ルー...続きを読むPosted by ブクログ -
文章の書き方として既知のものから未知のものを書け、というのは納得がゆく。本書では「古い情報を前に」と謳われている。何につけ参考になる。Posted by ブクログ