モリエールのレビュー一覧

  • 人間ぎらい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「人間ぎらい」というタイトルに惹かれて手に取りました。

    さすがに17世紀に書かれた古典戯曲を「面白い」という風には僕は感じない。でも、ものすごく普遍的な内容ゆえに、この作品が風刺していることが色褪せていないことは本当に興味深いなと感じました。

    主人公・アルセストは良くも悪くも純粋な青年ですが、良い青年が得をするかというと、今も昔も同じように、そういう側面だけではないようですね。「古き良き時代」という懐古趣味的な言葉もあるけど、昔が良くて今が悪いかというと、決してそんなことはなくて、300年以上前もすでに人間社会は矛盾に満ちていたわけです。

    全体的な内容よりも、アルセストの親友・フィラント

    0
    2011年07月19日
  • 人間ぎらい

    Posted by ブクログ

    タイトルに引かれて購入したが、正直名前負けしてると思う。いや、俺が悪いな。純文学的な深さを期待して読んだが、期待と反した内容だったのでガッカリした。まぁ裏読みすれば深さはあると思うが、淡泊な内容だったので。

    0
    2009年10月07日
  • 人間ぎらい

    Posted by ブクログ

    こういうやついたら絶対うざいよな笑 言ってること矛盾しすぎだよ、そこが面白いとこなんだけど。馬鹿馬鹿しくて面白い。2008/2/21

    0
    2012年07月31日
  • 人間ぎらい

    Posted by ブクログ

    2007年08月14日
    (原題Le Misanthrope)
    高校生の時に、そのタイトルと世界史の資料集に載っていたその作者名に惹かれてBOOKOFFで買った、と思われる。一度読んだはずなのに、全く内容を覚えてなかったので、この機会に読んでみた。人間はどこまで何を言っていいのかとか、どういった行動を取れば「大人」と見なされるのかとか、自分を持つとかどういうことなのかとか、自己と他者の在り方や関係を考えさせられます。あとがきに記された訳者内藤濯さんのコメントも興味深いものでした。いつかこの戯曲を舞台で観てみたいです。

    0
    2009年10月07日