マルコ・ポーロのレビュー一覧

  • 東方見聞録

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    史料として楽しみました
    思った以上にインチキ記述が多くてこれは信用できるものにはならないなあ
    面白いけど

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    2023年04月03日
  • 東方見聞録 1

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    誰しも名前は聞いたことはあるが、その内容については意外によく知られていないのではないかと思われる『東方見聞録』。

    ヴェニスの商人であるマルコ・ポーロは、同じく商人である父及び叔父に随行する形で東方へ向かった。
    その行路は、西アジアから始まり、広大な中央アジアを通って中国に至るというものであった。
    当時のアジアは、カーンの統治するモンゴル帝国におおむね服属しており、マルコもまた、フビライ・カーンに17年間仕え、その間に、カーンの宮廷事情や広大な中国領土などを見聞した。

    これが本書(第一巻)の概要であるが、その叙述の具体的なこと極まりなく、まさにユーラシア大陸中を冒険しているかのごとき気分に浸

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    2018年01月28日
  • 東方見聞録

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    マルコポーロです。モンゴル全盛期に東洋をぐるっと回った記録で、モンゴル大帝国時代の凄さが分かります。例えば、共通紙幣の発行、使者や通信のための駅の整備、キリスト教徒・イスラム教徒を平等に扱うなど。十字軍時代に有名だった幻のプレスター・ジョンが実在しているように描かれています。

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    2024年11月24日
  • 東方見聞録

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    フビライ・ハーンは、現在この世界にいる、いや、今までにこの世界にいた王の中で最も偉大な王。モンゴル帝国の都ハンバリク(中国名:大都、現在の北京)。

    ザイトゥーン(泉州)。膨大な胡椒が運び込まれている世界最大の港。高価な宝石や大粒の真珠を積んだインド船が次々とやってくる。アレクサンドリアの100倍の数の船が入港している。

    プレスター・ジョン(キリスト教徒の王)はモンゴル高原の覇者だったが、チンギス・ハーンとの戦いに負けて戦死してしまい、プレスター・ジョンの王国もモンゴル帝国に併合されてしまった。

    ジパング。マンズ(中国の南)から東へ1500マイルの大洋中にある。とても大きな島。住民は皮膚の

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    2024年05月10日
  • 東方見聞録

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    『東方見聞録』を読んでみる日が来ようとは…!笑
    本書は1978年刊同名タイトルを昨年復刊したものらしく、新たに加わった解説も相まって読みやすかった。実際仕えていたとはいえフビライ・ハン(以下本文に倣い、大ハーン)を必要以上に崇拝していたり(「君主のうちの大君主」)、旅行先の描写も誇張されていそうで胡散臭さはあったけど、国外どころかアジア方面なんて未知の領域だったヨーロッパ人にはこれが全てだったんだろうな。

    マルコ・ポーロ(以下、ポーロ)は故郷ヴェニスへの帰還後、国同士の小競り合いに巻き込まれて1年間捕虜として獄中にいた。その間同室だった大衆作家に、自身が旅してきたアジア諸国(日本・東南アジア

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    2023年08月04日
  • 東方見聞録 2

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    ネタバレ

    1巻では大体モンゴルへ行くまでに通りすがった街の紹介(特産物や人の暮らしぶりなど)、モンゴル宮廷に仕えてから巡ったアジアの各地の紹介などなど、2巻では海路で東南アジアからインド、アラビアへ。ヴェネツィアへの帰還への道すがらの各地の紹介。
    帰りは道すがらの王様への花嫁を伴っての旅だったはずだけど、その辺の交流などの描写はなくて残念。
    まぁ花嫁届けるのがやっとって感じだったらしいので、あまり思い出したくない苦難の道行きだったのかなぁ。
    2巻には日本の紹介もあったのだけど、訪れてはいなかったので伝聞で人喰いの習慣があるとか書かれてたり。いやいやいや。
    インド方面はモンゴルに貢ぎ物はしてない裕福な王侯

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    2023年07月28日
  • 東方見聞録

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    歴史の授業で出てきたマルコポーロの東方見聞録。
    その内容が読めるなんて感慨深いです。日本は鎌倉時代。フビライハーンの元寇のくだりが出てきます。マルコポーロはただの商人だと思っていたらフビライハーンに仕えていたらしい。そしてフビライさんの治めていた地がとにかく広い!
    飛行機で行き来できるようになった今もすごいなぁ面白いなあと思うくらいだから、当時の人たちはいろんな土地の話を聞いてもっと面白かっただろうなあ。

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    2023年06月25日
  • 東方見聞録

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    1000年前のアジアを一緒に体験させていただきました。今見てもワクワクさせられるのだから、当時如何に魅力的な本として取り扱われたかを慮らせられる。
    モンゴル帝国の当時の繁栄、宗教や男女の扱い方の当時の価値観を学ばされました。

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    2022年01月21日
  • 東方見聞録

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    マルコと元帝国の大ハーンの信頼関係や当時の中東、中国、東南アジアのアジア諸地域の風俗、文化、民族の暮らしが書かれていて、興味深く読めた。迷信や神がかり的な事象も記述されていて、弘安の役の元軍の誇張表現は、面白かった。

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    2021年05月25日
  • 東方見聞録

    購入済み

    二冊目にいいかもしれません

    翻訳者の方の解説があり、本文が紹介されそれにまた補足や関連情報を付け加えるスタイルです。
    古典に浸りたいむきにはオススメ出来ませんがとてもわかりやすく興味深いお話も紹介してくださいます。
    原典と比べてコンパクトですので内容を押さえたい方、あるいは完訳を読まれた方の再読などに良いのかもしれません。

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    2021年06月15日
  • 東方見聞録 2

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    第1巻と同様、著者たちがアジア諸国に向かい、実際に見てきたものを書き記しており、第六章では蒙古襲来時の日本に言及する。ただし、現代から見て明らかに誤りだとわかるものは注釈で解説する。

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    2025年11月29日
  • 東方見聞録 1

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    著者が血縁者とともに旅に出て、そこで見聞きしたことを書き記したものが本書である。アルバニアをはじめに徐々に東側へ向かっていき、現代ではもちろんのこと、当時のヨーロッパでは考えられない独自の習慣、文化を事細かに記述する。

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    2025年11月29日
  • 東方見聞録

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    マルコ・ポーロによる元への旅の記録たる東方見聞録。ヨーロッパを出発してから元に到着し、戻ってくるまでが記されている。ジパング(チパング)の記載など、情報の正確性についてはかなりの疑問がつくものの、各所の生活や風俗を記した資料としては興味深い。惜しむらくは、ガイドブックっぽくなり、読みにくいところだろう。

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    2023年06月11日
  • 東方見聞録

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     13世紀の中央アジア、中国、東南アジア、インド・・マダガスカル島まで。

     マダガスカル島にたくさんの象がいて、象牙の輸出が最大産業?????、なんてことが書かれているから、そうか昔はマダガスカルにも象がいて、でも人間が滅ぼしてしまったんだな、と一瞬思ったが、そんなはずはないとちょっと調べてみたら、大きな勘違いだった、ということ。マルコがモガディシュあたりを誤記して、しかも島だと書いたものだから後世の探検家がマダガスカル島を「発見」したときにこれが、これがマルコの書いた島だと勘違いしたという。

     幾つかの間違いはあるかもしれないが、ほとんど事実だと研究者は言っている。13世紀の世界が、生き

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    2023年01月21日
  • 東方見聞録 1

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    旅行期間は26年間。

    歴史の教科書で存在は知っていたが、これまで読む機会がなかった。黄金の国ジパング、マルコ・ポーロなどキーワードは受験のために覚えたので知っているが中身については全くの白紙。

    冒頭の旅行期間についても同様。

    ふと、自分の人生を振り返ってみる。適当な26年を切り取ってみると、マルコが生きた26年と大きく違うことが分かる。
    自分が旅行した期間をかき集めてみると、おそらく半年に満たないであろう。
    期間の問題ではないとして、新しい物に触れて刺激を受けているか否かでみると、むしろその差は広がる気がする。

    今から1000年近くも前の異国の話なので、今とは大きく事情は異なるであろう

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    2014年08月11日