山口真一のレビュー一覧
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数年前から誹謗中傷に関心がありましたが、それを研究として調査されている方がいらっしゃるというのがとても心強く感じました。また初めて知る事実も多く、改めて誹謗中傷の現実を知ることができたのが収穫だったと思っています。
また「極端な人」に、自分もあてはまっているかもしれないと思いました。正義感が突き動かしているということは、「間違っていない」という自信があるときほど危ないということだと学びました。
ただ一つ、「極端な人」を救う方法がもっと知りたくなりました。彼/彼女の行動を否定したら、それこそ正義感をより一層刺激してしまいそうで怖いですね。 -
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ネット上の「極端な人」の実像が理解できた。
読む前は、もっと「社会的に疎外された人たち」というイメージを持っていたが、
もっと「普通の人」しかも、会社などで役職につかれている人が多いという実像を知ってイメージが変わった。
「べき思考」(社会人はこうあるべき、常識はどうこう・・)という考え方の癖が強い人ということであった。
人間関係、社会のあり方、政治体制などは、一つの固まった答えがあるわけでなく、多義的であいまいで、揺らぎがある観念なのだと思う。
そういった「揺らぎ」の考え方に馴染めない人が一定数いて、数は少ないが、極端な言動につながる人がいるのだということがこの本で理解できた。 -
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1章 ビジネスパーソンの「武器」としての経済学
■まとめ
・経済学は、暮らしの改善やビジネスの利益拡大に役立つ武器である。
・「学知というサイエンス」「現場への実装というエンジニアリング」こそ、経済学のビジネス活用の軸。
・「経済学にできること」のざっくりとしたイメージをもっておくことで、いざ必要になったときに、スムーズに適切な経済学者と出会える。
・「付加価値を上げる?コストを下げる?」などの問いに対して、経済学は第三の選択肢を提案しうる。
・これからの経済学にとって、ビジネスでの実用・政策提言・純粋な研究は、すべて大切な存在意義である。
・経済理論には、ビジネスの多様な現場に合わせたカスタ -
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自分も炎上事案はそれなりに追ってるつもりだったが、それでもここに取り上げられているうち半分くらいは初めて聞いたものがあった。毎日のように起こる大小の炎上の経緯を追うだけでも楽しめる。
ツイッター等では炎上の後で企業が発する「お騒がせして申し訳ありません」式のコメントに対して「それは謝罪になってない!」と再炎上するケースがあるが、あれは「謝るべきでない場面では謝ってはならない」とする著者のような立場に基づいて企業が対応してるのだなぁと改めて認識した。マスコミに取り上げられない程度のSNS限定の炎上は企業にとっては大した痛手にならず、無視するほうが吉という場合もあるのだろう。
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「「ネットが普及してまだ数十年しか経っていない」のであり、我々はまだ情報社会の黎明期にいる」、産業革命でも序盤は児童労働など労働環境が酷かったが、だんだん改善された、というのが、本書で私が得たもの。過度な楽観はよくないが、過度な悲観もよくない。インターネットの環境も改善されると期待し、私も少なくとも足を引っ張らないようにしたい。
「「極端な人」というのは、己の中の正義に従って他者に攻撃を加えている、不寛容な人」で、面白いとかストレス発散とかではない。
私自身がそうならないために、とくに気をつけようと思うことは、自分の見える情報には偏りがあることを意識すること、自分の言動において「正義感」を使 -
Posted by ブクログ
「極端な人」がどのような属性で、彼らはどのような社会の中で生まれてしまったのかを、調査や科学的分析で読み解いていく書。これまで断片的に見聞きしたことのある話もあったが、改めて整理して冷静に読むことができた。(今こそ読みたいタイミングだった)
炎上や過度の誹謗中傷は特定のプラットフォームの問題ではない。ネットという社会は拡張する機能で、本質は、個々人の自尊心や、モノの見方、他人への姿勢の問題。
いままで「正義の反対は正義」という考えかたで見ていたが、もはやそこで思考停止してしまうことも、実は正義を言い訳に不満をぶつけたい人の行動を正当化してしまう可能性もありそうだ。とても難しい。
社会でど -
Posted by ブクログ
ネット社会の研究を主として行う著者が数々の調査のデータや事例、自身の知見をもとに昨今ネット社会の話題となっている炎上とクチコミについての見解を書いた一冊。
本書を読んで数多くのデータから炎上についての認識を改めることができました。
また、事例から炎上の正負の側面を客観的に捉えることができ、極端な意見が目立ちやすいということも知ることができました。
また、炎上対策マニュアルとして企業などがどのように炎上に対してネットやSNS上で行動すべきかも書かれており、非常に参考になりました。
炎上が起こった際には真摯に向き合うことや逃げないことが早期に鎮火させるためには大事なことということは印象に残りまし