箕田源二郎のレビュー一覧

  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    江戸時代にも一部では算数をかなりやっている人がいたんですね。学術的な意味でも興味深いです。その後、天地明察を読んで時代の雰囲気がさらにわかりましたが。

    0
    2013年11月09日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    蔵書整理シリーズ
    以前読んだときは,具体的な問題の解き方がのっていないこともあり,学芸文庫として出版するのはどうかなと思っていました。それもあり,あまり評価していなかったのですが,今回再読して,印象が変わりました。
    読み物としては,おもしろかったです。

    0
    2013年10月15日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    江戸時代、あきという少女が、和算を好きで取り組んでいる様子が生き生きと描かれている。数学の魅力も伝わってくる。

    0
    2013年07月12日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    一度絶版になるも復刊ドットコムの投票を得て2006年ちくま学芸文庫から復刊された本です。
    私も早速、書店で買い求めて読みました。
    感想。
    面白かった!!!
    です。
    実に素直に伸び伸びと書かれているのですね、全体が。
    算数好きの少女の物語と言えば、そうなのですが、
    それ以上に人への思いやりとか、学問への真摯な情熱が描かれている本です。
    読み終えた後の爽やかな読後感、たまりません。
    まだ読まれたいない方は、是非読んでみては、とお奨めです。
    すぐに読めます。

    0
    2013年06月27日
  • ももの子たろう

    Posted by ブクログ

    昔から伝わっているお話なので
    様々な『ももたろう』を読んでみようと思った。
    その中の1冊。
    この本が気に入ったのは
    桃が流れてくる時の擬音、
    もう一つはもものこたろうが持っている旗に
    〝日本一〟と書かれていないこと。
    そしてなぜ宝物を持って帰ってきたのかが書かれていて
    何だか胸のつかえが取れた気がした。

    0
    2013年02月23日
  • ごんぎつね

    Posted by ブクログ

    なんという・・!

    言わずと知れた名作ごんぎつね

    ごんも根っから悪い子なんじゃないんだよなー
    運が悪かったというかめぐりあわせが悪かったというか・・

    無理やりハッピーエンドにしたい><

    0
    2012年10月03日
  • ごんぎつね

    Posted by ブクログ

    兵十はお爺さんと思い込んでいたが、違った。。小学生の時に演じたのだが。。。
    理解されて死んだから、まだ救いがある、こういうすれ違いは人間社会によくあるからこそ名作扱いされている、とのこと。

    0
    2024年02月18日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    実際に存在する書籍「算法少女」が書かれるまでの生い立ちを創作するという発想が非常に面白かった
    ストーリーもしっかりしていてもしかしたら本当にこの通り算法少女は書かれたのかな

    算法に限らず何かやらなきゃと思った

    0
    2021年04月05日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    江戸で出版された女性がかかわった数学の本『算法少女』を題材に作られた物語。読みやすい歴史小説の趣で引き込まれながら、実在した女性の算法家の存在を近いものとして感じられた。
    身分も土地も派閥も性別も超えて、正しいか正しくないかだけ、って潔い。
    なんか面白かったなー。

    0
    2020年12月30日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    「算法少女」という本は実際に江戸時代に医者の父と娘によって書かれた本で、名前もわからないその父娘をモデルに和算に取り組む少女のことを書いた小説。
    著者も学校の先生とのことで、中高生向きかな。眼差しが優しい。

    0
    2019年05月29日
  • おかあさんの木

    Posted by ブクログ

    発表から40年の間に幾度も小学校の国語教科書に採用されてきた戦争児童文学の名作。8編からなるが、表題がおかあさんの木。 

     七人の息子がそれぞれ兵隊へ。その都度桐の木を植え、子どものように育てる母。この一言が胸に響きました。
     『何もお前たちのせいではないぞえ。日本中のとうさんはかあさんが弱かったんじゃ。みんなして、息子を兵隊にはやられん、戦争はいやだと一生けんめい言うておったら、こうはならんかったでなあ』

     私にもまだ8歳だけど息子がいる。たとえ非国民と言われても赤紙がきても、我が子を兵隊には出さんからねっ!と、テレビの国会中継を見ながら、そんなことを時の首相に向かって言ってみるけど、き

    0
    2016年02月16日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    物語としての面白みは少ない。けれど、この時代を数学という学問を通して感じることのできる貴重な一冊。
    数学好きの父親と娘が学問に励むのを厭う母親。そして藩主やらプライドの高い士族やら。文系の私には理解し難いけれど、いつの時代にも数学の魅力にとりつかれている人ているんだな、高校時代の恩師を思い出しくすりとした。

    0
    2015年08月02日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    評価は小学校高学年が読んだとしたら、で。

    数学好きの私に息子がくれた誕生日プレゼント5冊のうちの1冊。少し対象年齢が違っていたかな。

    実在する書物を基に創作されたらしい。なんとなく、何冊かの歴史小説に似ていると感じた。数学的な面白みは弱かったが、それは私が期待し過ぎたのだろう。

    他の方のレビューも読んでみよう。

    0
    2015年04月25日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    江戸時代に出版された実在する和算書「算法少女」から想を得て書かれた小説、ということで、元来文系ながらも最近理数系に興味が出てきたので読んでみた。
    児童文学の域を超えない内容だけれど、あの「天地明察」にも出てきた関和孝氏の名が出てびっくり。
    (歴史上実在した人物も登場しているので)
    和算の歴史を垣間見た、という点で興味深い一冊でした。

    0
    2014年11月11日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    江戸時代に実際に出版された『算法少女』という本から着想を得て書かれた子ども向け時代小説。
    子ども向け時代小説というと『肥後の石工』を思い出すが(実在の人物をモデルに虚実織り交ぜて作った物語という点で似ている)、読み物としては「石工」ほど重くない。
    数学が得意で、芯の強さと、優しさを持つ主人公はちょっと素晴らしすぎて共感できるというタイプではないのだが(一昔前の道徳的児童小説の系譜にある)、女子でも自立して、意思を持って世のため人のために生きるというところが(発表の1973年当時としては)新しかったのだと思う。
    現在は女子でも意思を持って、特技を生かし、生きていくというのが当然だし、そういう主人

    0
    2014年10月20日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    実在する「算法少女」というタイトルの江戸時代の算学テキストの出自にかんして、著者がストーリーを与えた小説。小学生の高学年から中学生くらいで読み切れる内容で、展開が少し作られ過ぎているようには思う。作り話というものを一つ価値が低いものとして見てしまう嫌いがあるが、江戸ものということで手にとってみた。少し前にドラマ「仁」が人気を博したが、江戸時代の貧しくも温かいというか、そういう雰囲気を感じる。
    話は、あきという算法が得意な少女をとりまく物語で、根底には学問を通しての平等性と学問(と日本)は開かれるべきという主張がある。著者とその父との思い出が時代を変えて描かれた小説とも言える。

    0
    2014年04月22日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    パラパラっと飛ばし読み。数学の本というよりは江戸時代のお話。もっと和算についての詳細な解説があったらうれしかったなあ

    0
    2014年02月15日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    父親に教わり、算法(いわゆる算数、算術)の得意な町娘がふとしたことから藩主に興味を持たれ、それを良しとしないものが邪魔する、といった話。この話がもともとある「算法少女」という江戸時代に刊行された本にまつわる逸話というところが面白い。どちらかと言えば小学生ぐらいに読ませて、算数の楽しさ、ひいては学問への興味を喚起するような本。歴史小説といえば、そうかもしれない。

    0
    2014年01月26日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    まぁ悪くなかった、という感じ?
    結構淡々とした物語でしたが。
    昔の暮らし向きや、江戸時代における算数の在り方はよく分かったので、そういう意味で、面白かったかな。

    考えてみたら、時期的には当たり前なのかもしれないが、江戸時代に円周率の話をしているとは、あまり考えたことがなくて、意外な感じでした。

    0
    2013年12月24日
  • ごんぎつね

    Posted by ブクログ

    ふむぅ、久々に読んだ。
    ごんは、ひきあわないなぁ、といいながら、栗をまだ持ってきたんだなぁ。

    新美南吉が17歳の時の作品。
    30歳で戦死か。

    これは聞いた話か、創作か。
    聞いた話と書いているが。

    ごんぎつねは何故死んだのか
    の前に読んでおきたかったが
    ふむぅ、わからん。

    ごんはいいやつだな。
    兵十はわかったけども。

    ふむぅ。

    0
    2013年10月29日