青井未帆のレビュー一覧

  • 憲法と政治

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    ネタバレ

    わかりやすい。頭がすっきりと整理された。
    文字通り戦後の「憲法と政治」の決定版だ。
    国会・内閣法制局・裁判所の役割と責務、平和と権力、安保法制の成立や改憲論議について知っておかなければならないこと、注意して考えねばならないことが丁寧に整理され、網羅されている。
    今後もことあるごとに読み返すことになるだろう。

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    2016年10月16日
  • はじめての日本国憲法 役割は? 私たちとのつながりは?

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    日本国憲法の位置づけと内容について詳しく説明されている。社会科で習って興味を持ったころの子どもに向く。小学校高学年から中学生向け。
    日本では法を学ぶ前に憲法を学ぶので、憲法とは何かが不明瞭になりがちだと思う。そのあたりを大人が補足しながら一緒に読むとよいと思う。
    2014年刊の本だが、96条の重みについて取り上げているのが当時の言論の様子を表していて趣深い。

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    2024年04月23日
  • 「改憲」の論点

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    やや難しいなと思った章は読み飛ばし。
    第一章 木村草太氏の論旨が秀逸。
    その他読みやすいところだけでも、十分に自分で思考するベースができる。

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    2022年04月26日
  • 「改憲」の論点

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    全部理解するのは難しかったが読める範囲でさっと。骨抜きの議論(要するに呪いの言葉とかご飯論法的な手法)に気づいて乗っからないことがまず大事なのだとはよくわかった

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    2019年09月06日
  • 憲法と政治

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    FBで出版されることを知って、迷わず注文した本を読みました。

    今年1月に著者の話を直接聞く機会があったのですが、その時の鮮明さが蘇ってきた感覚を持ちました。
    昨年の戦争法をめぐる動きは、「政治が憲法を強引に乗り越える」という状態であったとは誰もが理解するところです。その背景や問題点を丁寧に説明し、権力をコントロールする大切さを強調する内容で、全ての人・これからの社会に対して投げかけるものとなっています。

    憲法改正が大きな争点になるなか、論理的にきちんと理解する上でも読んでおく必要があると思いました。

    みなさんにお勧めの一冊です。

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    2016年06月11日