ラヴィ・ティドハーのレビュー一覧

  • ロボットの夢の都市

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    花を買い、砂漠から伝説の機体を持ち帰る旧式ロボットというあらすじを聞いた時点でわくわくして読んだ。待っていたのは巻末に用語集を置くような、広大な世界の一角。物語開始時点で破滅は去ったか既に起きたかしており、主要な登場人物が不幸にならないのはよかったと思えた。
    それにしても未来が暗い。現在と何も変わらない感じがするくらいには明るくもあるのだが、未来ならではの明るさは見えない。SF要素は表面に貼りついているだけにも思えてしまい、ありていに言えば、あらすじほどにはわくわくできなかった。

    0
    2024年04月19日
  • 完璧な夏の日 下

    Posted by ブクログ

    だんだん物語が見えてきて読みやすくなったが、これどうやっても主人公以外に感情移入してしまう。しかしラスト、一気にSFになったな…

    0
    2017年05月11日
  • 完璧な夏の日 下

    Posted by ブクログ

    下巻は終戦後から現代にかけての話。
    世界大戦が終わって歴史上の舞台から超人が姿を消しても、彼らの人生が終わったわけではなく、彼らは老いることもなく日々がひたすら続いていくというのは辛い。
    オブリヴィオンはフォッグをどのような気持ちで夏の日へと送りだしたのだろうか。
    BLのような視点でも読んでしまった。
    結局、夏の日とはなんだったのだろうか?

    0
    2017年02月20日
  • 完璧な夏の日 下

    Posted by ブクログ

    SF要素がそんなになかったね。。。超人物語じゃないか。。。それにヒロイン全然役に立ってない。。。おまけ叙述手法も飛びすぎて話が見えなくなる。。。

    0
    2017年02月06日
  • 完璧な夏の日 上

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦前後で活躍する特殊能力を持った超人の話。超人たちの回顧録で話は進む。上巻では超人のフォッグがクララ(超人を産み出した博士の娘、恐らく超人)との出会いまでが描かれる。この先、どうなるかは予測がつかないが、面白くなりそうな予感はある。引き続き下巻を読む予定。

    0
    2016年06月12日
  • 完璧な夏の日 上

    Posted by ブクログ

    クララが出てきてから一気に物語が動き出した感。
    邦題が詩的でいい。The violent century のままだったら手にとって無かったと思う。

    0
    2016年05月26日
  • 完璧な夏の日 下

    Posted by ブクログ

    上下巻通して読んだが比較的読みやすかったおかげでわりとサクッと読めた。場面転換がひっきりなしだったけども作品を通して映画的・テレビドラマ的であるのでシーンを思い浮かべやすく、混乱もあまりない。

    私は「ロマンチックなSF小説」が読みたい欲求というのがあるので、この作品はちょうど良いのでは?と思ったのだけど、うーん、普通かな。そもそもSF小説かと言われると違う……のか?スーパーヒーローもの??カテゴリ分けが苦手なのでよくわからないのだが、乗れなかった理由はヒロインのゾマーターグ。いつまでも少女のような汚れなき乙女を想い続ける的なロマンスはあまり好みではないのだ。一個の人格というよりは、何かの投影

    0
    2015年06月26日