西本紘奈のレビュー一覧
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ネタバレ逆ハー異世界トリップもの。
ユースは最初から最後まで得体が知れなかった。
クラウディオは、どうしてアリアに惹かれたのかよくわからなかった。
エミリオは典型的な可愛いツンデレさんだな……と思ったら女性に馴れていないためアリアに冷たくあたってしまうという設定があった……。
ヒーローはユースとクラウディオだと思うのですが、個人的には、アリアにはジュリアスとくっついてほしいな……と、思うくらいには、アリアとジュリアスの遣り取りが可愛くて好きでした。
アリアは可愛い子。あとかっこいい子。
「凡人は天才には変化しないって経験論とおなじく、私の持論なの。どんだけがんばっても無理、っていう苦手は、存在するのよ! それはどうしようもないと思うの!! 自分は何が苦手なのか気づけるぶん、苦手な試験にも意味はあるのかも、って思いこむためにも、努力はしなきゃいけないのよ。凡人は努力しても実らないから凡人だもん。努力してない凡人は、じつは天才の可能性もあるようなステキ身分よ」
この台詞が大好き。 -
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ネタバレイラストが好みじゃないんで、しばらく積読になってたんですけど、読んだら意外と面白かったです。
史も真十もお互いに好き合っているのに、陰と陽の違いだけで、その気持ちを伝えることがなかなかできない。もどかしいです。確かに二人が結ばれると人の命がなくなると言われたら、自分たちだけよければっていうのは、なかなか言えないです。
特に後半、常璽宮の総帥の正体が分かり、矢束よりはるかに入り込んでるやんって思いました。まさか史も自分の背中を預けて戦えるような相手が敵の総帥とは思わないから、知ったときの衝撃は大きいかも。
しかも常璽宮がこれまでに襲ってきた理由が、史が真十を抱いて神祇部を破滅に導くかどうかっていうゲームっていうのも、悪趣味。史が真十を抱けば、確かに常璽宮の勝ちだし、真十が自分を選べば、それはそれで史を苦しめた上で、常璽宮に繁栄をもたらすって、どっちにころんでも常璽宮にとってはいいことだけですけど、こんなこと考えてる人とは思わなかったです。
一番最後に真十の母の名前が出て来ましたけど、名前が出ると、確かにもろ常璽宮かなぁと。
ちょっと次巻が楽しみになってきました。 -
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ネタバレ5巻目。最終巻。
最後の表紙がユース!ってことは、アリアはユースを選ぶの?って思いながら読み始めると、結婚式の相手はクラウディオ。アリアに結婚したいって言われて、喜ぶクラウディオがかわいいって思いながら、この展開は怪しい。そう思っていると、やっぱり、罠でした。
4000年も生きている教皇フォルテはさすがラスボス、聖女の血肉を食べるって気持ち悪いけど、見事アリアが教皇を倒し、そのあと、アリアが元の世界に戻るって話になり、ユースとの別れより、クラウディオとの別れがしんみりして・・・・ってところまではよかったけど、結局アリアはどっちが好きなのか分からないまま戻ってしまって、ちょっとモヤモヤしちゃいました。
しかも、最後はなんでか、2年後にユースとクラウディオがアリアの世界にやってきてるし、こんな最後はちょっと嫌かなぁ。結局、アリアはどっちを選ぶのか分からないままでした。
まあ、16歳の美少女アリアと美女耀子とか、ギリシャ系ロシア人のフリした高校数学教師のユースとか、コスプレ王子(ほんとは陛下)のクラウディオとかは見たかったけど、微妙な終わり方でした。 -
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ネタバレ表紙が美形男子2名に平凡女子1名で、なかなか興味が湧かなかったけど、読んでみたら、クスって笑える箇所が何カ所か。
数学の点もすごいけど、妙に現実的で、褒め言葉にも否定でなんか好感度UPです。間違って異世界に飛ばされた割には、意外と馴染んでますし。
ユースもかっこいいんだけど、妙に残念だし、クラウディオは悪評の割にはまともだし、どっちと最終的にくっつくのかが気になりますけど、私的にはクラウディオとくっついて欲しいかな。
元の世界の耀子ちゃんの存在も気になります。間違って飛ばされたとあるし、あのラブ度から、彼女も異世界に飛ばされてきそうな感じがします。
次巻もちょっとだけ楽しみです。 -
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バイトは首になって、親は借金残して蒸発して、ひったくりにあった上に、
弾みで川に落ちそうになって、ついでに切り裂き魔に遭遇して…。
という、不幸のどん底女子高生・広瀬真十は、あわやというところを
名門藤陵学園の学生兼理事長・藤原史に助けられる。
彼の誘いにより、保護の名目で、巫和として学園へと編入することになる。
その裏には、史に関わる「花嫁」の予言など色々な思惑が蠢いていて…。
と、あらすじを書こうとしましたが、なんかまとまりませんでした。
言わば「王道」の少女小説かと思います。
主人公の真十は守られるしかない自分に悩みつつ、努力するテンプレな主人公ですし、
史もオレ様と書かれていますが、そこまで傲慢さは感じませんでした。高校生ですが、一族やらと責任を負っているための、自信と断定口調をオレ様と書いてるのかな?
良くも悪くも王道なので、先が読めてしまうというところが気になりますが、読みやすかったですし、次巻も楽しみです。
やっぱり、なんか妖しい人が黒幕なのかなぁ…。 -
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“弱みにつけこむように、昴が史に顔をよせた。
「史、あんたは真十が、あんたの《花嫁》だと疑ってるのかい?だとしたら、さっき、俺が真十に言った花嫁って単語に反応したのもわかるね?」
「……神祇部に入って二年目のおまえが、なぜ《花嫁》の予言を知っている」
昴のことばを否定せず、史が問いかける。昴がまぶしげに笑った。
「ああ、《花嫁》の予言は、四年前に失踪した伊邪那美の巫和が告げたものなんだっけね?でも《花嫁》の予言は神祇部では有名だから、いくら代々藤原家に仕えていない俺でも知ってるさ。そう、たしか——」
指をくるくるとまわし、昴は《花嫁》の予言を口にする。
「“神祇部の総領、藤原史が、彼らの総帥の妻となるべき《陰の花嫁》を抱けば、神祇部はたちまち崩壊する。が、《陽の花嫁》を妻とすれば、彼らをつぶすことができる”——だったかな?」
「……………。そうだ。まちがいない。俺に課せられた、《花嫁》の予言だ」
予言内容をそらんじられ、史はあきらめをしめしてうなずく。
“陽は神々を和さし 藤を咲かせる巫和が花嫁
陰は神々を荒らせ 藤を枯らせる巫荒が花嫁”
その予言こそ、史が真十に感じている懸念だった。”
応募券欲しさに、一巻だったので買ったけどやっぱり個人的に好みじゃなかったなんてもごもご。
ただ引きが気になったから続きも読むかなー。
“「——……下照姫、これだ。真十、こちらの神に参ってみろ」
「したてるひめ……?は、はい、わかった」
まったく聞き覚えのない神の名に当惑しつつも、真十は二拝、二拍手をした。
「ここに参りますは、」と、史に教えてもらったとおりの文言を言おうとしたとたん。
「う、わ——っ」
キィイン!!と、耳鳴りがひびいた。
とっさに目をつむった真十だったが、目をひらいた瞬間、信じられないものが映る。
「ななな、なにっ、これ」
真十のまわりには、うすいガラスのようなものが舞っていた。”