中川浩一のレビュー一覧

  • 総理通訳の外国語勉強法

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    アウトプット重視の言語学習の大切さが説かれていた。

    自分が言いたいことを、まず日本語で考える。
    それを外国語にして、何度も口に出して、練習する。
    それも大きな声で。
    そして、類義語、類義表現を豊かにしていく。
    そのためのネタ帳を作る。

    骨子はこんなところ。
    伸び悩んでいる自分には、ああ、なるほど、と思うところがある。

    一つだけ自分にとって意外だったのは、大きな声で口にすることの大切さだ。
    コミュニケーションのために学ぶのなら、たしかに堂々と発話できなければ意味がない。

    外国語学習法として参考になったけれど、政府の通訳者としての仕事のあれこれももっと知りたかった。
    アラビア語と日本語の通

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    2021年06月20日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    インプットよりアウトプット。日本語ファーストで、自己発信ノートを作ってみる。インプットに偏っている勉強方法を見直すきっかけになる本。

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    2021年05月03日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    なんのために外国語をやるの?目的は何かを考えれば全部をやる必要はないんじゃないの?

    アウトプットをしながらインプットする感覚で進めるのが語学習得の最短ルートらしい。ペラペラ喋ってる自分をイメージしながら進めよう。

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    2021年04月27日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    アウトプットすることにこだわる勉強法で合理的。
    しかし、アラビア語を24歳から始めて4年8か月後には通訳なんてすごいなあ・・・

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    2020年08月22日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    世界最難関とも言われるアラビア語を24歳から始めてマスターし、天皇陛下や総理大臣の通訳を務めるまでに至った現役外交官が、「アウトプット重視」、「スピーキングファースト」などの自身の外国語習得術を解説。
    これまで聞いたことのある外国語習得術とは異なるところもあったが、明明白白な実績を上げている著者が実践してきたことなので、説得力がある。自分の外国語学習に当たって、参考にしたいと思った。
    また、外国語習得とは別に、著者の通訳官としての歩みや矜持について書かれた部分も、たいへん興味深かった。

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    2020年03月21日
  • ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

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    オスロ合意を前後して、当時の日本人外交官としてパレスチナおよびイスラエルで活動した著者が直接体験したイスラエル/パレスチナ論。冒頭に記されている「イスラエル、パレスチナのどちらに同情するにせよ、どちらか一方のみが悪いとする意見はあらゆる意味で間違い」ということ場が印象的。解決がゆるされないようながんじがらめな歴史の中で、平和とは何かを考えざるを得ない。
    しかしこれが歴史、これが世界、これが人間。

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    2025年08月23日
  • たった2単語で話がはずむ英会話

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    簡単なフレーズですが、会話でなかなかスムーズには出てこないものが、幾つかありました。英語はとにかく繰り返しですね。いつか格好よくネイティブと話せるようになりたい!

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    2025年06月17日
  • 中東危機がわかれば世界がわかる

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    アラビア語通訳官としてオイルマネー経済に翻弄される中東をつぶさに見てきた著者ならではの考察。
    外交に長けていたとされる安倍元総理。ロシアやアメリカに注視しているかのように捉えていたが、この本で知った中東外交のしたたかさには恐れ入った。

    中東の安定は世界の安定。

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    2025年01月31日
  • 中東危機がわかれば世界がわかる

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    ネタバレ

    著者は26年間外交官を務められ、その館にはイスラエル、ガザ、ワシントンD.C.といった主要な在外公館でご勤務された方だそうです。アラビア語に堪能なため、高官の通訳も務められていたとのこと。2020年の退職後はビジネスコンサルタントとして、発展の目まぐるしい中東のビジネス界に関わられています。

    中東問題、いろいろありますが、どの章もとても具体的な情報が満載で、興味深かったです。

    1. イスラエルから日本が学ぶべきこと

    ストーリーテリング。

    砂漠の地で淡水化技術、水再生技術を発展させて今日のビジネスチャンスにもつながる。

    点滴灌漑技術を1965年に発明。作物育成に必要な量だけ水を届け、蒸

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    2024年12月30日
  • ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

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    中川浩一さんは、アラファト議長の通訳も務めたこともある外交官。議長と身近に接して「時には優しいおじいさんの顔になる」とも書かれている。気持ちはパレスチナ人、ガザの難民に寄り添って書かれた本。

    「優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音」(これもオーディブル)という本で、川口マーン恵美さんは、「バイデンがトランプ路線を引き継いでいればパレスチナ問題も解決へ向かったいた」と書いていたが、中川浩一さんの話を聞けば、イスラエルはともかく、パレスチナ側はとてもではないが納得できないことを知ることができた。

    パレスチナ人への熱量と同じくらいの熱量でイスラエルン人の心境が書いてあると、もっと理解が深まっ

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    2024年08月27日
  • ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

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    現状を理解する上で知識を付けたいと思い、読んでみた。

    正直、イスラエルとガザの問題は自分の中で全然知識が無く、本書を読むことでイスラエル、パレスチナに留まらず、アメリカや他のアラブ諸国なども入ったかなり複雑な問題だということは、知ることができた。著者も言うように、これだけの歴史を踏まえるとどちらか一方が悪いとは、とても言えない。

    この本で得た知識で早速本件に関するニュースの解像度は高まったと感じるので、引き続き動向を追っていきたい。

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    2024年02月14日
  • ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

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    ネタバレ

    国際問題は前後の背景や経緯、他国の事情を加味して考える必要があることを心底痛感。

    単なる領土の問題ではなく、ガザ地区の難民問題が大きい。イェルサレム等の土地は宗教的に、精神的にも大きいけれど、実生活の問題はガザ。

    ユダヤ人のホロコーストというトラウマ

    イギリスによる三昧舌の契約によるキッカケ

    アメリカの介入。クリントンの介入。
    だが、両者が納得しないといけない問題。

    「宗教の問題」か?
    イギリスによるキッカケと民衆発起。大統領ではなく。民衆の怒り、不満、憎悪、経済格差の結果

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    2024年01月27日
  • ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

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    中川浩一(1969年~)氏は、慶大商学部卒、エジプトでのアラビア語研修を経て、在イスラエル大使館、対パレスチナ日本政府代表事務所、外務省条約局、外務省中東アフリカ局の勤務、在米国大使館、在エジプト大使館の一等書記官、総合外交政策局、大臣官房の首席事務官、国際協力局交渉官を務めた外交官で、2020年より三菱総研主席研究員・チーフコンサルタント。外交官時代には、天皇陛下、総理大臣、外務大臣の政府公式アラビア語通訳官を務めた。
    本書は、1995~98年のアラビア語研修時代から20余年に亘り、外交官として、ほぼ一貫してパレスチナ問題に関わってきた著者が、同問題の紆余曲折を、振り返ったものである。執筆・

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    2024年01月09日
  • プーチンの戦争

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    出版社のタイトルの付け方が売るという目的意識が高いのか、中身と一致していない。
    中身自体は、国際法、国際政治学素人にも分かりやすく、ロシア情勢にとどまらず世界情勢を噛み砕いて平易な言葉で綴った良書。新書という位置付け上深堀りはしていないが、とりあえず今の情勢を俯瞰して見たい、という人が読む本としては良い入門書。イスラエル愛を感じた。

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    2023年07月20日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    なんかちょっと分かりにくかったけどなんとなくわかった
    他の英語学習法で聞いたことないやり方だったから試して見る価値あると思う

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    2023年04月23日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    大人になってから外国語を学ぶためのヒントがたくさん詰まっている。例えば、英語学習者はどうしても流暢に話せること、ネイティブのような発音に近づけること、などを目指しがちであると思う。もちろん、これらのこと語学学習において重要であることにはかわりないが、大人になってから、特に仕事上、必要に迫られて新たな言語を学ぶ際には、本書にかかれていることがとても参考になると思う。

    特にオリジナル単語帳、自己発信ノートへの取り組みは試してみたいと思った。具体的に自分がこれまで取り組んできたことや今取り組んでいる仕事、自分自身や家族のことなど、自分が発信する場面を想像して取り組むと効果的ではないかと感じた。

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    2022年09月25日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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     Audibleでランニングしながら聴取。4時間弱で聴けるコンパクトさと、何より込み入ったところのないシンプルさがランニング向けだと思う。内容を一言で言えば「スピーキングでドライブをかけた他言語学習法」。語るべき何物かがあるからこそ言語が必要となるのだ、という自明だが忘れがちな命題に注意を再び向けさせてくれた。

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    2022年04月03日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    読み物として面白かった。
    フランス語勉強に役立つヒントもありました。
    ついついとっつきやすいインプットに寄ってしまうけど、やはりアウトプットが重要。プライベートレッスンも主体性を持って受けるようにしようと思った。

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    2020年09月28日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    すでに成人している人が、どうやって新しい言語を習得したらいいのか、ひとつの実例として著者自身の経験に基づいて書かれている。

    オリジナル単語帳や、自己発信ノートはぜひとも真似したいと思った。
    日本語で理解して、そこから外国語に置き換える。
    巷で流行っている英語を使うときは、英語で考える方法論とは真逆だが、大人にとってはこっちの方がいい気がした。
    イメージで習得するみたいなのに通じるようにも思う。
    母語で考える時、自然と頭の中にはイメージができている。そこに、習得したい言語を落とし込んでいくと考えれば、日本語で理解してから外国語に変換する、日本語で考えて外国語に変換するのもなかなかいい方法のよう

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    2020年08月14日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    アウトプット中心の勉強法の提案である。語学をどのように会得したか、筆者の経験談を中心にまとめられている。

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    2020年05月11日