中川浩一のレビュー一覧

  • 「新しい中東」が世界を動かす 変貌する産油国と日本外交

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    中東とはどんなことなのか?
    ニュースでは出てくるが、日本や自分達にとってどういう関係があるのかがよく分かる。
    自分に置き換えれば、自身に強く影響を及ぼす対象に対しては、集中して対応する。良好な関係「作ること」が大切だとわからせてくれる。翻って、今の総理大臣や政府関係者は、なぜ厚く交流を持たないのか?がぎもんである。

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    2025年08月10日
  • 「新しい中東」が世界を動かす 変貌する産油国と日本外交

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    石油という現代の金塊を有する中東という地域について理解を深めるともに、日本の外交と外務省の構造的課題について理解することができた。シェール革命にわくアメリカと脱石油の流れの中で、ポートフォリオを多様化させようと必死になる中東の事情も理解できた上に、アメリカ一辺倒の2国間外交ではなくフラットな多国間外交を展開することの重要性も改めてメディアが報じるべきである。湾岸戦争で露呈した日本の非常識さを助長するのは、キャリアとノンキャリアの確執が大きいメンバーシップ型外務省の構造的矛盾か、はたまた議論と無関心を続ける国民の怠慢か。総合商社で石炭、石油ビジネスに携わる人間として、中東という地域が持つ歴史的な

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    2025年06月13日
  • たった2単語で話がはずむ英会話

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    この本を読んで、英語って一語、二語でも十分通じるんだなって思いました。
    学校のころ、やたらと難しい表現や文法ばっかで正直嫌でしたが、これなら無理せず学べそうだと思いました。
    100個の表現を3つのレベルで分かれていました。どれも知っていれば使える表現だなって感じました。

    たまにこの本を読んで、勉強しようと思いました。
    NHKワールドニュース、みます。

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    2025年03月14日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    中川浩一
    一九六九年、京都府生まれ。慶應義塾大学卒業後、外務省入省。一九九八~二〇〇一年、パレスチナ日本政府代表事務所勤務。二〇〇一~二〇〇八年、外務本省勤務。天皇陛下、総理大臣、外務大臣などの通訳を務める。二〇〇八~二〇一一年、在米日本大使館勤務。二〇一一~二〇一五年、在エジプト日本大使館勤務。現在、外務本省勤務。

    総理通訳の外国語勉強法 (講談社現代新書)
    by 中川浩一
     もっとも、私は、はじめから総理大臣の通訳になりたいと思って外交官になったわけではありません。  高校まで京都の田舎で外国とは縁遠い生活をしていた私でしたが、大学受験の際に予備校の友人が貸してくれたある本に書

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    2024年06月14日
  • ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

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    去年(2023年)10月7日の出来事まで、パレスチナのことをしっかり知らないでいたことを痛切に感じていたので、書店の平積みになっていたこの本を手始めに読んでみました。

    本当に何も知らなかったんだな。

    もっと知りたい。今ぼくにできることはそれしかないんだということを思い知らされました。

    もっと読みたい。もっと知りたいです。

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    2024年02月20日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    日本語で考え外国語へ置き換える訓練が最短の道、という主張は初めて聞いたが納得でき励みになる。
    海外勤務になったとき、結局日本語で知識ながければ大したことを話せないこと、逆に中身のある話であれば相手が熱心に聞き取ろうとしてくれることを体感したことを思い出す。いまの語学学習の目的は出張や旅行で使える程度の日常会話力であるので、英語学習ではインプットとアウトプットの乖離を埋める作業を行いつつ、新しい外国語の学習では自己発信ノートやオリジナル単語帳を試して効率を上げたい。

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    2021年06月07日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    今までに読んだ外国語学習本の中で最も衝撃を受け、かつ最も学びが多かった。
    著者の経験に基づいて書かれているため、説明がわかりやすく実践しやすい。

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    2021年01月02日
  • 総理通訳の外国語勉強法

    購入済み

    「スピーキング(アウトプット)ファーストでやりなさい、あなたも外国人と日本語で話す時、スピーキング能力で相手の日本語力を計るでしょ」、と。そりゃそうですね。納得しました。

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    2020年08月30日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    英語に限らず、外国語を習得するための大原則が書かれている。具体的には、自己発信ノートや、オリジナル単語帳など自分のレベルにあった効果的な学習方法が書いてあった。
    アラビア語の総理通訳として、活躍してきた著者が感じた外国語は日本と外国を繋ぐ「架け橋」だということに共感した。自分も日本に限らず、様々な場面で活躍できるように英語の勉強を頑張りたいと思った。

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    2020年08月16日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    数ある「個人の体験に基づく語学本」の中でも出色の一冊。ゼロからはじまるアラビア語練達への道乗りがとてもおもしろく、語学好きにはこたえられない魅力のある本になっている。「総理通訳」というバッチがなくてもこの本の価値は変わらないと思う。後半に記されたメソッドは具体的であり実践しやすい。
    筆者には是非、「はじめてのアラビア語」を書いてほしい。

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    2020年07月25日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    非常に合理的な外国語の勉強法が書かれており参考になりました。

    あくまでもビジネスで使える英語で、自分でも尻に火がついた時にやってた事をやれば良いんだと、とても腹落ちしました。

    何を学べばいいかどう学べばいいか最短ルート
    毎日やらなければというプレッシャーで自滅する必要はない。
    自分のゴールに必要な単語なのか耐えず自問自答する。
    とにかくスピーキング、スピーキングファースト
    アウトプットのためのインプット。

    日本語の会話力の向上にもなるし、改めて自己発信ノートをつけてみようと思う。

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    2020年04月05日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    総理や天皇の通訳という最もハードな最前線で通訳を務めた人だからな内容で、勉強の技術もそうだし語学に対するマインドへの影響という意味でもかなりの好著。入省からエジプトやパレスチナでの経験、勉強法について。
    勉強法に関しては、ネイティブ脳ではなく日本語脳を鍛え、日本語で話す内容を考えて外国語に置き換えていくスタイル。インプットとアウトプットを半々の割合にして、スピーキングを重視。これにより一番重要な発信能力を鍛えていくことができる。具体的なところではイチローの引退という例題を見ながら自己発信ノートやオリジナル単語帳の作成、パラフレージングや類語を用いての表現力の向上、クイックレスポンスやリプロダク

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    2020年03月08日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    語学習得に対するマインドセット。
    泥臭く、当たり前のことを愚直に遂行できた者だけが立つことの出来る舞台。
    血も滲むような努力があったのでしょう。

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    2020年02月05日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    経験に基づく“通訳”指南書とでも言うべき内容。大変参考になりました。
    単語帳を改めて作ってみよう、と思った次第です。

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    2020年01月26日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    【皆さんにも外国人の心の「扉」を開ける快感を是非味わってほしいと思います】(文中より引用)

    自身の語学への取組や総理通訳としての経験を基に、どうやったら外国語を習得できるかについてわかりやすく紹介した作品。著者は、外務省へ入省してからアラビア語に触れたと語る中川浩一。

    「インプットよりアウトプット」など、通訳云々というよりは外国語と親しむためにはどうすれば良いかを初心者目線で解説した一冊。アラビア語を始めとする著者の外国語への情熱がひしひしと伝わってくる書きぶりでした。

    具体的な勉強法が最も参考になるかと☆5つ

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    2020年01月20日
  • ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

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    031
    中東という地域は、ある種の洗脳合戦ともいえる地だ

    最初の出会いが、アラビア語とアラブ人であれば、イスラエルは敵だと洗脳されてしまう

    逆に、イスラエルや、アメリカで中東との出会いがあれば、イスラエル建国と、パレ対な難民の発生はやむを得ない、となり、アラブ人は信頼できないと洗脳される

    最初の出会いが、イラン人なら、イスラエル抹消の必要性について洗脳される

    いったん洗脳されてしまうと、えらく感情的に中東を見てしまうことになる


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    アラファト議長が亡くなった2004意向は、ガザの統治のバランスが崩れ
    2006年の選挙で、ハマスが与党として民主的に選出された

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    もしイスラ

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    2024年11月08日
  • ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

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    外交官からの視点がリアルに物語るその場その場の緊迫感や臨場感。
    パレスチナ問題という漠然とした知識があったとしてもガザのことはあまりに知られなさ過ぎている。
    今回のハマスによるイスラエル攻撃から始まった報復戦。周辺諸国、欧米の対応への著者の憤りを強く感じる。

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    2024年03月23日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    とにかく日本語で考えてから、スピーキングでアウトプットせよ。読んだり、ながら聴きのインプットばかりでは、上達はしないのだ。

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    2024年01月21日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    新たに外国語を学ぼうとしている人におすすめ

    【概要】
    ●日本人は外国語学習に向いている。
     リスニングで「聞き流し」勉強は絶対ダメ。
    ●日本語ファースト。日本語で話す内容を考え、外国語に置き換える。
    ●インプットよりアウトプットが重要。スピーキングファースト。
    自分が発声したことのない単語は、脳には残らない。
    ●外国語習得の具体的メソッド

    【感想】
    ●「日本語ファースト」は目から鱗であった。
    ●スピーキングの大切さを認識した。
    ●「自己発信ノート」の作成に興味を持った。やってみようと思う。

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    2021年08月03日
  • 総理通訳の外国語勉強法

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    よく日本語に直して考えると良くないと言われていますが、初学の段階では言いたいことを日本語→外国語という形で蓄積することが有効だと学びました。

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    2021年07月18日