さだやすのレビュー一覧
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購入済み
最後までリアル路線です
主人公達の能力がすごすぎなんですが、
セキュリティの脆弱性など、クラッキングの手法は最後までリアリティがあったと思います。そのため、リアルな話と感じて楽しむことができました。 -
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ネタバレいよいよ最終章突入となる18巻である。
次なる19巻での完結が予告されているが、蘇芳総理による世界支配の動きを阻むべく、ついに動き出したエンジェルの姿がこの巻のメインとなるだろう。
前半では前巻までの流れを終わらせる、「デウス」の不正な使用を行った真鍋さんに関するエピソードが描かれている。
そして後半では、そんな残忍な選択を強要した蘇芳総理に対し、坂井さん自身が笑い猫とヴァルキュリアを引き連れて強行策に出る展開が描かれている。
ここでの物語展開は、やや坂井さんの水臭さが目立つ展開だろう。
彼の覚悟を思い知る一面もあるが、zer0に頼らない展開そのものは、やはり水臭く思ってしまうの -
Posted by ブクログ
十四巻目は先の流れから急展開を迎え、ハッカー三人組の協働による対蘇芳の第一戦が終結した形である。次なる国内でのサミットへのテロ組織の襲撃、という展開に物語は進んでいる。
この辺の急展開というか、力を合わせて魔王を退治しようという展開からの変化はちょっと驚かされた。一巻分くらい読み逃していたかなと確認したほどである。
敵の懐の中に入り機を窺う、という戦術そのものは否定しないが、ここでの物語展開の転換は読者としてはちょっとついていくのが難しかった印象だ。
そうした点も加味して星四つ相当と評価している。
フィリピンの武装組織によるテロという展開そのものは動的な物で読み応えがあるし、あくま -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白い!
まだ3巻しか読んでないけど。
苦手分野なのでアレルギー反応はあるものの、登場人物たちに妙なリアリティーがあって面白いです。
最初は是枝君がすぐキレて暴力的になるので気に入りませんでしたが…、だんだん良い子になってるっぽいので今後に期待です。
是枝君を捨てない坂井さんがイケメン上司すぎる。
→続き
13巻まで読みました。
スケールが大きくなるにつれてご都合展開が増えてしまった。仲間が誰も死ななそうな安心感。
少年マンガみたいになってきてしまった。
キャラクター描写も浅くなってきた。
んー、、描くのに頭使うマンガだろうなとは思うけど。
闇の帝王を倒したらさっさと完結に向かってくれてい -
Posted by ブクログ
六巻は電子的な方法でのカージャックをテーマに取ったエピソードが展開されている。アングラサイト経由で実証された犯罪手法を販売するという、非常に興味深いサイバー犯罪の一幕である。
巻を重ねるごとに是枝の凶暴性と言うか、攻撃性が前面に出てきている。これはそもそも当然のことで、システムをクラッキングしようという発想そのものが非常に攻撃的なものなのだ。そうした己の性質を、誰かに叱られたからだとか、失敗したからだとか、そういった具合の拙いながらも学んできた常識によって抑え込んできたのがこれまでの是枝なのだろう。
であるから、これからはより一層攻撃的にサイバー犯罪と対峙していくことが予想される。既刊を -
Posted by ブクログ
第四巻は決意編とでも言うべきだろうか。内容としてはATMへのクラッキングを題材にしていて、神埼刑事を初めとした二課との協働が描かれている。
今回、初めて是枝が自分自身で仕事を選んで引き受け、最後まで進めた。そうして自分自身がどんな仕事をしたいのか坂井に決意表明(あるいはプレゼン)を行ったところが、今巻の白眉だろう。
これでようやく物語は進むべき道を定めた。本格的にサイバー空間を利用した犯罪者らと関係していくことになるのだろう。
今回は星四つ半相当と評価している。話としては面白かったが、いま少し強く訴えかけるシーンがあったなら、と思わないでもなかった。犯人を説得するシーンは良かったのだ -
Posted by ブクログ
これが、新時代の冒険者だ。
この話は自ら道を造る青年実業家と
社会不適合者で金儲けにとても向いていない、
彼(是枝)のコンビで動いていきます。
主人公の是枝ですが、唯一信じられるものは
ハッキングの腕しかなく、
その力は最初に実業家と出会う時には、
負の方向しか向いていないのですが、
それが、彼と出会い、仕事をしていくうちに、
どうすれば商品として活用出来るのかという正の方向へ転換します。
ハッキングやプログラミングなど、
自分とはあまり縁がない世界の話ですが、
分からなくても大丈夫ですし、
普段活用しているものが、
どういう意図で仕掛けられているか等がわかり、
とても面白い