鈴ノ木ユウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ母子の「支援者」としての姿勢を教えられたエピソードが収録されています。
誰も責めることなく、母子に時間をかけて寄り添うサクラ先生、小松さん、ソーシャルワーカーさんが印象的でした。
妊娠してしまった高校生の女の子とその母が登場します。
高校生本人は戸惑うばかり、
母は、娘の将来を心配し、学校への対応や生まれる子の養子縁組などについて動きます。
女手ひとつで娘を一生懸命育ててきた母。
しかし、そんな母を思うあまり、娘は長いこと自分の気持ちが言えず、複数の男性と関係をもつことで寂しさを埋めるようになっていたのです。
その結果がこの妊娠でした。
支援の現場にいる者なら、「これは今までの母子関係に問題があるね」とすぐにピンとくるケースです。小松さんも最初の娘へのカウンセリングで、それを察します。
(実際、母が娘に対し、一方的な態度でコントロールしようとする言動は何度も描写されます。)
ともすれば支援者が母をガンと認定し、本人や娘に対して過去を断罪したり、反省を迫ったりする展開も考えられます。
しかし、このエピソードではそうはならず、
サクラ先生も小松さんも「娘さんの気持ちを大切にします」と伝えることだけを繰り返します。
ひとつひとつの言葉が、母子を責めることなく、とても温かく、力づけていくものです。
戸惑い、なかなか自分の気持ちを話すことができない娘が、最後に勇気を出して自分の言葉を紡ぎだす場面には胸を打たれました。
現実にはこんなにうまくいかないことの方が多いです。
それでも、漫画的な勧善懲悪ではなく、現実に寄り添っていくことを大切にするこのエピソードからは、当事者へのリスペクトが感じられ、とても良かったと思います。
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Posted by ブクログ
これから子どもを産む方へあるいは将来子どもを産みたいと思っている方に。
産婦人科医療、保育、子育て支援などに興味のある方に。
とても参考となる本だと思いました。
僕自身過去に保育士を目指して保育の勉強をしていた時期があり、日本の医療が発達したおかげで妊娠による死亡率または乳幼児の死亡率は劇的に減少していると学んだ気がします。
ですが現場で働く産婦人科医師たちは妊娠におけるさまざまな厳しい現実に日々直面しているということを感じることができました。
医療がこれだけ発達したとはいえ子どもを産むという行為にはいくつもの危険が孕んでいるということをこの漫画を通して学ぶことができるように感じます。
統計では見えてないこと、現場の真実がここには描かれていると思います。
まだ何も知らない子どもたちにも子どもを産むということを教えるためによい漫画の1つになるのではないかと。 -
Posted by ブクログ
毎度読むたびに自分のことと重ねちゃったりするなぁ。
今回は稽留流産。
もうたぶん旦那は忘れてるんだろうけど、自分には絶対忘れられないの、流産って。
作中では「忘れちゃいけない」ってあるけど忘れようとしても、忘れられないよね
どれだけ自分を責めたか(責め続けているか)。
自分の周りの人も8割の割合で流産してるからよくあることって、自分に言い聞かせようとしてもやっぱっり自分を責めてしまう。
心拍確認できなくてたまごちゃんで終わっても、何年たってもちゃんと私の子供の一人だよって再確認。
お産って本当に一人ひとりドラマがあって、ネタに尽きないよね。安産は安産なりに、難産は難産なりに。
ドラマをまたやるようで、そちらも今から楽しみ~♪