室伏信助のレビュー一覧

  • 新版 竹取物語 現代語訳付き

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    古典文学の竹取物語を原文と現代文とともに、豊富な解説を収録した本です。構成としては小学館の日本古典文学全集シリーズと似ていますが、あちらは解説と本文と現代語訳が3段組で書かれているのに対し、本書はまず現代文を章毎に掲載した後に、各章の最後に単語などの解説を行い、書籍の後半部分でまとめて現代語訳をするという体裁で書かれており、日本古典文学全集と比べ遥かに読みやすいです。

    【こんな人におすすめ】
    竹取物語を本格的に勉強しながら読みたい

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    2023年11月29日
  • 源氏物語(一) 桐壺―末摘花

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    現代語訳の源氏物語を読んでから、一度原文で読んでみたいなあ、と憧れてました。
    見開き左に注釈、解説、右に本文になっていて左⇄右で読み進める事が出来て感動しました!
    本文が右にしかないので、話の進みはとてもゆっくりですが、長い目標として全巻読破できたらなぁと思います。

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    2022年01月17日
  • 新版 竹取物語 現代語訳付き

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    『源氏物語』のなかで「物語の出で来はじめの祖」と称されるなど、わが国の文学のなかでもとりわけ古い歴史をもつことで知られる作品。講談社学術文庫版の冒頭で触れられているように、じつにさまざまな要素が含まれており、幾通りもの読みかたができる。もちろん底本と現在の流通版のあいだには多少の潤色があるとはいえ、最古級の作品でありながらこの完成度をもっていることに、まずは単純に驚かされる。内容を細かくみていっても、文句のつけようがないであろう。たとえばかぐや姫に求婚する5人の皇子のくだり、ウソをついてごまかそうとしたり、眼の前で燃える姿をみて呆然としたり、手に入れたと思ったらただの糞の塊であったり、取りに行

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    2014年09月25日
  • 新版 竹取物語 現代語訳付き

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    竹取物語をきちんと読んだことがないので購入。
    本は大きく分けて、古文パートと現代語訳パートにわかれてます。
    自力でがんばって読むもよし、現代語訳を見ながら読むもよし、現代文だけを読むもよしだと思います。
    竹取物語にでてくる求婚者の話とか、かぐや姫の気持ちとか、色々見てると思うところがある。

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    2014年04月01日
  • 源氏物語(一) 桐壺―末摘花

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    ネタバレ

    家に橋本治の源氏があるものの、今まで読んだことのある源氏は『あさきゆめみし』で、いつか・早いうちに読まねば(あまりにも全ての根幹になっているのだし)と思いつつ、手を付けてこなかった。一つには「所詮、男女の恋物語」というイメージがあり、私は好きではないだろうなと思っていたのが大きい。
    今年は大河ドラマが「光る君へ」で、かつ初回から面白かったので、やはりこれは今年読むべきご縁だと思い、読みだしました。原理主義者の自分が捨てられないため、現代語訳ではなく岩波文庫で読んでいますが、圧倒的に読むスピードが遅いため、最後まで読み通せるのか今のところ自信がない笑。今年一年かかってでも読めれば、と思っている。

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    2024年01月28日
  • 新版 竹取物語 現代語訳付き

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    子供の頃に絵本で読んでからの親しみのある物語。大人になってこうして原文を読むと、かぐや姫の仕打ちのひどさに気づいた。絵本ではそのあたりはやわらかく表現されていたのかもしれない。解説では後の多くの書物に登場していることを示してくれている。それを読むのもおもしろかった。

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    2016年10月30日