室伏信助のレビュー一覧

  • 源氏物語(一) 桐壺―末摘花

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    現代語訳の源氏物語を読んでから、一度原文で読んでみたいなあ、と憧れてました。
    見開き左に注釈、解説、右に本文になっていて左⇄右で読み進める事が出来て感動しました!
    本文が右にしかないので、話の進みはとてもゆっくりですが、長い目標として全巻読破できたらなぁと思います。

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    2022年01月17日
  • 新版 竹取物語 現代語訳付き

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    『源氏物語』のなかで「物語の出で来はじめの祖」と称されるなど、わが国の文学のなかでもとりわけ古い歴史をもつことで知られる作品。講談社学術文庫版の冒頭で触れられているように、じつにさまざまな要素が含まれており、幾通りもの読みかたができる。もちろん底本と現在の流通版のあいだには多少の潤色があるとはいえ、最古級の作品でありながらこの完成度をもっていることに、まずは単純に驚かされる。内容を細かくみていっても、文句のつけようがないであろう。たとえばかぐや姫に求婚する5人の皇子のくだり、ウソをついてごまかそうとしたり、眼の前で燃える姿をみて呆然としたり、手に入れたと思ったらただの糞の塊であったり、取りに行こうとしたら生命の危機に陥る大航海になったりと、それぞれ違った結末が待っていて、この部分だけでも物語としての完成度は相当高いといえるであろう。そのほかの部分についても、もちろん多様な読みかたが可能であり、たとえば翁の心境も、かならずしもかぐや姫寄り一辺倒ではないなど、微妙な揺れ動きがよく表現されている。このようなハイ・レヴェルの作品を、教科書で誰でも親しめる、しかも古典初学者でも気軽に読めるということは、もっと誇りにされてもよいのではないかと思う。しかも長さもそこまでではないので、人生において何度でも読み返したいと思った。

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    2014年09月25日
  • 新版 竹取物語 現代語訳付き

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    竹取物語をきちんと読んだことがないので購入。
    本は大きく分けて、古文パートと現代語訳パートにわかれてます。
    自力でがんばって読むもよし、現代語訳を見ながら読むもよし、現代文だけを読むもよしだと思います。
    竹取物語にでてくる求婚者の話とか、かぐや姫の気持ちとか、色々見てると思うところがある。

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    2014年04月01日
  • 源氏物語(二) 紅葉賀-明石

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    ネタバレ

    二巻目に入り、読むのも少しは慣れてきました源氏物語!やはり月に1冊のペースです。一も面白かったけど、二もなかなかでした。

    紅葉賀
    ここでの青海波が、のちに平家物語の中で維盛が舞う青海波が光源氏みたい!とたとえられる元ネタ、と思うと感慨深さもひとしお…。

    花宴
    での源氏の衣装の艶やかさ、併読している『源氏物語五十四帖の色』を開いてはうっとり…。

    葵
    今のところ女君でいうと圧倒的推しの、六条御息所。彼女がふと自分から立ち香る芥子の匂いに気が付いた場面は、ぞわっとしましたし、源氏物語きっての好きなシーンとなりました。ホラー!!
    (そして葵が死んで喪に服している間に紫の上に手を出すなよ…)

    賢木
    野宮神社に行きたすぎる…

    須磨
    なかなか須磨に下らないので笑いましたが、
    身はかくてさすらへぬとも君があたり去らぬ鏡の影は離れじ(源氏)
    別れても影だにとまるものならば鏡を見ても慰めてまし(紫の上)
    の和歌のやりとり最高に好きだった。。

    それから別れの日の
    生ける世の別れを知らで契りつつ命を人に限りけるかな、も好きだった

    須磨が終わるところで、自分が美しすぎてついに竜王がきたか…ってナルシスト源氏発動してたのも笑いました

    明石
    明石に手を出しながら、紫の上がやっぱ大事~~って明石からしたらもう身の置き場がなさすぎて、ひどすぎませんか…

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    2024年03月05日
  • 源氏物語(一) 桐壺―末摘花

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    ネタバレ

    家に橋本治の源氏があるものの、今まで読んだことのある源氏は『あさきゆめみし』で、いつか・早いうちに読まねば(あまりにも全ての根幹になっているのだし)と思いつつ、手を付けてこなかった。一つには「所詮、男女の恋物語」というイメージがあり、私は好きではないだろうなと思っていたのが大きい。
    今年は大河ドラマが「光る君へ」で、かつ初回から面白かったので、やはりこれは今年読むべきご縁だと思い、読みだしました。原理主義者の自分が捨てられないため、現代語訳ではなく岩波文庫で読んでいますが、圧倒的に読むスピードが遅いため、最後まで読み通せるのか今のところ自信がない笑。今年一年かかってでも読めれば、と思っている。

    読んでいて面白かったのは、光源氏に対して批判的なコメントがちょいちょい入ること。光源氏はまあ憎めないところもあるが、それよりも女性たちの肖像としてそんなこともあるだろうと面白いこと。また物語として様々な「そういうの好き~~~」という仕掛けがちょいちょい入るので、例えば空蝉の由来とか、素敵すぎる、、やっぱり1000年なまじ読まれているものではないと思い、思ったより面白く、楽しめそうというのが嬉しい。ただ、時間はかかるのだけど…。

    そしてやっぱり和歌のやりとりが最高なのです…。
    最初の桐壺の和歌「限りとて 別るる道の 悲しきに いかまほしきは 命なりけり」はストレートに歌い上げていていきなりぐっときた。

    とはいえまだ少女の紫の上に、10代とはいえ大人である源氏が、「ねは見ねどあはれとぞ思ふ武蔵野の露分けわぶる草のゆかりを」と渡したのは、普通にドンびきましたが……あと夕顔が死んだときの発言も自己中心的すぎるやろ…とか思ったり、ちょくちょく冷静になれる瞬間があってよかった笑。じゃないと、超スーパーイケメンに惑わされてなんでも許したくなってしまうので笑

    次の二も楽しみですー!

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    2024年01月28日
  • 新版 竹取物語 現代語訳付き

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    子供の頃に絵本で読んでからの親しみのある物語。大人になってこうして原文を読むと、かぐや姫の仕打ちのひどさに気づいた。絵本ではそのあたりはやわらかく表現されていたのかもしれない。解説では後の多くの書物に登場していることを示してくれている。それを読むのもおもしろかった。

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    2016年10月30日