ヨースタイン・ゴルデルのレビュー一覧
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哲学史がわかりやすく説明されていて、かつファンタジーの要素も入っていてとてもおもしろかったですが、哲学の部分はやはり難しかったです。Posted by ブクログ
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哲学の歴史を14歳の女の子を通して学べた。
パラレルワールドはネバーエンディングストーリーみたいだった。
初版時、話題になったけれど、絵が怖くて読めなかった。
大きさは上下巻分かれている方が持ち運びやすく良いと思う。Posted by ブクログ -
この本のいいとこは、西洋哲学史のお勉強感なく読める点だとおもう。主人公の15歳の少女(ソフィー)の視点から、彼女の日常を織り交ぜて、不思議な手紙を通じて物語が進んで行くので、読みやすかった。この本では、古代ギリシャ〜中世〜ルネサンスの哲学者たちが、自分たちを取り巻く世界がどのように生まれたのか?自分...続きを読むPosted by ブクログ
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哲学について少しでも知れたような気分になった。
元々が難しい学問だと思うので読んですぐ理解できるものではないが、かなり哲学をわかりやすく紹介できている本だと思った。
哲学の持つ、神秘的で人間の根本から考え直させられる、何だか触れてはいけないような雰囲気を知ることができます。Posted by ブクログ -
主人公と私の誕生日が一緒らしいです。
難しいので理解出来るようになりたいので投稿しました。
有賀さつきさんありがとうございました。 -
初版本を読んだ当時は高校生。
全く意味不明だったが、それから20年経った今ならと思い再読。
かつてよりも遥かによく理解することが出来た。それでも難しいところは難しい。
デカルトあたりで振り落とされそうになった。
物語パートにあまり興味は惹かれないが、教養あるいは歴史書として秀逸。
なんにせよ、...続きを読むPosted by ブクログ -
運命的に再会した昔の恋人どうしのメールのやりとりだけで話が進んでいく。人知を超える力のようなものを信じるか否かで二人はもどかしいやり取りを続けていくが、彼らを決定的に引き裂いたある「事件」を振り返ることにより少しずつ歩み寄っていく。そして最後の最後まで読むと…「事件」の意味がわかってくる。この結末、...続きを読むPosted by ブクログ
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哲学ミステリーです。
1970年代に青春の5年間を共に過ごした二人が、ある出来事をきっかけに突然別れる事となりました。そして30年後、二人は思い出の場所で偶然再会する事となります。
二人にはそれぞれ家族がありましたが、偶然に再会したその日から、
「読んだメールはすぐ消す事。」を条件にメールのやりとり...続きを読むPosted by ブクログ -
最後まで小説としてはいまいちだったが、上巻より下巻のほうがスリリングだった。それにもっともわかりやすい哲学講座っていうのもまんざらではないだろうし、哲学者のカタログとしてはなかなかよかったと思う。
カント
ヘーゲル
キルケゴール
マルクス
ダーウィン
フロイト
サルトルPosted by ブクログ -
後編にあたる本書、面白いのはこれから。
哲学とは何ぞ?ということが理解出来るような仕掛けが圧巻。読み進めるうちに、この世の創造、宇宙の起源、存在とは、生と死について、等々が自らの頭で考えさせられるように物語が構成されている。哲学とはつまり、外部からのインプット情報による知識、ではなく自己による内部生...続きを読むPosted by ブクログ -
哲学史をざっと学ぶのに確かに良かった。まあ、読んでいるうちに誰が何を言ったかやっぱりこんがらがってくるんだけど、それは僕の脳みその所為なのでしょうがないw
全体としては、ディック的、イーガン的、はたまた「ループ」とか「アラビアの夜の種族」的なSF/ファンタジー風味のメタメタ構造で好きな人にはたまら...続きを読むPosted by ブクログ -
哲学の歴史を学びながら、不思議なことに巻き込まれていく少女ソフィーの物語。
噛み砕いて教えてくれる先生の説明は、哲学初心者の私でも分かりやすい。知識として定着させる前段階の、興味を持って自分の頭で考えることや、人の体温を感じるような哲学に直接触れられる点が良かった。ソフィーは先生の話についていけてい...続きを読むPosted by ブクログ -
15歳の少女ソフィーがある哲学者と出会い、自らの存在の謎を解いていく話。ファンタジーの物語と、初心者向けの哲学講座がミックスされた本である。少年少女に話しかけるようにヨーロッパの哲学史をわかりやすく説明してくれているため、どの世代でも楽しめる内容ではないだろうか。昔読んだ本だが、新装版が出たというこ...続きを読むPosted by ブクログ
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学生の時以来再読。概念の話ばかりで今回も自分には難解だった。ただ、哲学の歴史が古代ローマから始まり、中世ではあまり進展がなく推移し、ルネッサンス以降開花し科学の進歩と共に進んで行く過程が面白かった。下巻も読みたいが、少し経ってからにしたい。Posted by ブクログ
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物語形式で哲学の成り立ち、成熟の過程を歴史に沿って学びたい人に最適なのかな?
僕は哲学の概念や歴史は、それのみにフォーカス(抽出)した本の方が読みやすい。物語的な部分がノイズというか、面倒くさいのだ。この本ではないけど、大河ドラマなどは時に史実より物語(ドラマ)性を重視してしまうことがあるので、知識...続きを読むPosted by ブクログ -
大学の授業で使用して上読み切りました。ソフィー、ヒルデ、この本を読んでいる自分など様々な視点から読むと面白いかも。難しく考えがちな哲学を分かりやすく丁寧に説明してくれます。
ただヒルデの父親がうざい。(伝われ)Posted by ブクログ -
哲学の話は興味深いものもあったり、眠くなったりとある。
教科書で出てきた人物とか、聞いたことある名前の人とかの事が書かれてて興味はあった。だけどやっぱり難しい。。
ソフィーの話は面白く続きが気になる。Posted by ブクログ -
なんだか、結局よくわからなかった。
昔、ひき逃げを起こしてしまい、そしてそこからそれぞれ、人生の基幹ともいうべき価値観に目覚め、離れてしまった恋人たちの、今。
すべてがメールで語られ、主観以外が入り込む余地がないので、とてもミステリアスな作品になっていました。
コケモモ夫人の言葉と、ラスト。
意...続きを読むPosted by ブクログ -
古代からの哲学についてソフィーという少女に哲学者が教えるという物語調の本
内容的には難しい哲学の話のはずだが少女に教えるように書いてあること、また対話になっているのでわかりやすいと感じた。
世界史で出てきた人物が多数でてきた。Posted by ブクログ -
哲学史と小説を融合した一冊。
ある日主人公のもとに不思議な手紙が届く。
そこには哲学の世界へと導く教えがたくさん詰まっていた。
初哲学に関する書だったのですが…難しい。
かなりわかりやすくまとめてあるのはわかるのですが。
今後折に触れて読んで、いつか理解できる日がくるといいな。Posted by ブクログ