江弘毅のレビュー一覧

  • 有次と庖丁
    有次と刻印のある包丁を使っていたので読もうと思った。庖丁を中心に技術の伝搬、料理人の流儀・渓流?などの世界が書かれており興味深い内容だった。本中には、おいしそうな店舗も書かれてあり、もちろんすべてメモを取った。中には高級すぎて入れなさそうな店も多くあり、”それに似合う人になろう、そして美味しい寿司を...続きを読む
  • 有次と庖丁
    京都は錦市場に店を構える、日本でも最高の庖丁屋、有次。その比類なき高品質を支えているのは、職人たちの妥協を知らない熟練の技。間違いなく一本欲しくなる。
  • 有次と庖丁
    これはヤバい。もし今錦市場に行ったら間違いなく庖丁を買ってしまうだろう。ちゃんと手入れをするとは限らないのに・・・

    「切れへん庖丁やな。ぐだぐだになってるやん。キズシか何かわかれへんやん。せっかく上手く作ってきたのに。いい包丁買ったろか、あんた」著者の友人の女性ライターは新築祝いにきてくれる友人に...続きを読む
  • 有次と庖丁
    有次の前は何度も通っているが、店の中には入ったことがない。錦の包丁屋が職人同士をつなぐ機能を続けてきたことに感銘。まずは家の包丁をシャープナーにあててみよう。
  • 「うまいもん屋」からの大阪論
    江さんが書かれた本の中では、これがベストと思う。
    京阪神の「うまいもん屋」を紹介しつつ、「うまいもん屋は情報ではない」ということがひしひしと伝わってくる。
    オムライスは大阪が発祥の地だったとか、知らなかったこともたくさんあった。
    でも、いちばんおもしろかったのは「白雪温酒場」のお話。
    「あのなあ、に...続きを読む
  • 「うまいもん屋」からの大阪論
    酒好きとして、著者のスタンスに共感。

    街とか関係性とかコミュニケーションとか。

    情報とかラベルとかチェーン店とかでなく。


    あと、固有名詞が出てくるのは嬉しい。
  • なんでそう着るの? 問い直しファッション考
    著者のように若い頃からファッションにこだわりを持って大人になった人は、ポリシーがある反面、頑固な印象を受ける。自分のことをかえりみると、そこまでこだわることもなく適当に洋服をチョイスしてきた。その反動かこの歳になって改めてファッションについて勉強したい気持ちが湧き上がってきた。
  • なんでそう着るの? 問い直しファッション考
    帯の惹句には『50歳からのメンズファッション再入門』って書かれてはいるものの『おっさんファッション改造計画』のノウハウ本ではありません。

    奥さんが旦那に『この本でも読んでちょっとは身なり気にしたら〜』と買い渡しても、速効性は薄いかと。『ほぼユニクロで男のオシャレはうまくいく毎日コーディネート』のよ...続きを読む
  • 有次と庖丁
    思わず我が家の有次(三徳文化牛刀)をクレンザーで磨いて、研いでしまった。

    料理のプロとの真剣勝負から極められていく有次。
    素人が興味本位で手を出すのはちょっと恐れ多い。
  • 「うまいもん屋」からの大阪論
    私は北摂人ですが、北摂人のジレンマをこれほど適確に言い当てられたのは初めてです。
    立派な大阪人になりたい。フグの食い方を勉強したい。
  • なんでそう着るの? 問い直しファッション考
    男性のファッションのこだわりは、女性のメイクのこだわりに似てるかもと思った。神は細部に宿るというけれど、まず、自分の特長を知って、全体を整えなければ、お洒落には見えない。