山本御稔のレビュー一覧
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概要
小学3年生にも分かるように経済のことについて説明する
メンタルマップ
・経済的自由を手に入れるために、経済について知りたいと思ったから
・お金の仕組みを理解する上で、経済を理解することも必要と思ったから
・経済とは何かを知りたい
・世の中のお金の流れについて知りたい
・人々の消費行動について知りたい
・それぞれのジャンルの経済学につながるような、経済学の基礎を身に付けていたい
・世の中のお金の流れや人々の消費行動について理解していたい
雑感
・経済とは、「お金のやりくり」
・1ドル100円が、1ドル 90 円になるということは、それまで1ドルの価値を買うのに100円必要だったものが、 -
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■私たちが面と向かってコミュニケーションを行う際には、相手の表情、声質、声量の3要素を含みながら情報のやり取りをする。
まずは情報内容を把握する。会話であれば聞き取るしメールであれば読む。この情報の聞き取り・読み取りが第1フェーズのコミュニケーション(以下PC:Phase Communication)。メールは第1PCで終了する。
第2PCとは表情、声質、声量。これは現実的な人と人との直接的なコミュニケーションでメールでは困難。
■プレゼンを成功させる4つの要素
①「非抵抗型」=「言うこと聞きますプレゼン」
相手の言い分に抵抗せずそれを認めるもの。
②「強引方」=「押し売り強要プレゼン」 -
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ネタバレ[ 内容 ]
私たちは「お金の使い方」に関して、いつも「合理的に判断している」つもりである。
だが実際は、下がる株をいつまでも持ち続けたり、クレジットカードを持つと思わず無駄遣いをしたり、試食をしたがゆえに、買う予定のなかったウインナーを買ってしまったりする。
こうした、人が不合理な経済行動をしてしまう理由を学問的に解明するのが「行動経済学」だ。
本書では、最先端の行動経済学を基礎に、人がお金を使う際に、「頭ではわかっているけれど、ついつい失敗してしまう傾向」を分析、真に合理的なお金の使い方を探る。
[ 目次 ]
「宝くじは、有楽町チャンスセンター1番窓口で買え!」は本当か?
プロのファンド -
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日常よくあることは、こういう理論があったね。
・認知的不協和
・後悔の嫌悪
・生き残りバイアス
・事前確率と事後確率
・ランズバーガー効果
小額の追加取得はかえって消費を促進するが、多額の追加取得は貯蓄性向を高める
・金額認識の誤謬
・ウェーバー・フェヒナーの法則
・プロスペクト理論
・損失回避性
プロスペクト理論の一つ
損することは得することよりもイヤだという傾向、損は得の2倍イヤ
・アンカリング(錨)
・あぶく銭効果
お金に色がないにもかかわらず、その価値が軽く見えてしまう
・ヒューリスティクス(正攻法で一つずつ問題解決する方法)
・希少性、返報性、権威のある人には -
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本書の著者は、トーマツに勤務されている方なんですね。意外でした。
なぜなら、本書の中での言葉の使い方が、とてもフランクでユニークでしたので、
もうちょっと、柔らかい企業か研究所、大学等に勤務されているかと・・・。
そして、本書の内容はずばり「行動経済学」です。
以前、いくつか行動経済学の本を取り上げて書評していますが、内容は、
かなり以前の書籍よりもかみ砕いて、高校生や中学生にも分かりやすいように
説明されています。また、要所で行動経済学で主軸となっている行動心理学の理論を
まとめて載せてるので、それも良かったりします。
まぁ、もう少し学術的な感じのを読みたいのであれば、光文社からも
著者は -
Posted by ブクログ
金融機関を経て現在は監査法人トーマツに勤務している著者が、行動経済学、認知心理学の観点から、お金、資産に関する人間の行動を面白おかしく解説している本。
「予想通りに不合理」「経済は感情で動く」など行動経済学に関する有名な書籍があり、これらの本を読んでもそれなりに興味深く行動経済学を理解することが出来る。 実際の本書の売れ行きがどれ位なものか分からないが、書籍を多く売るための仕掛けとして良い点は以下の通り。
1) タイトルが面白い (ただし、意図してベストセラーである「さおだけ屋」をパクっていることは明らか)
2) 導入部分が庶民の興味を引く「宝くじ」ネタということ
文章そのものが平 -
Posted by ブクログ
行動経済学についてひと通りわかる本。人間の心理が(宝くじ買うとか投資するとかの)経済行動に深く関わる、というケースを気軽に読み進められる。
肯定バイアス、事前確率、アンカリング、行動感染などなど、なるほどと思うキーワードばかりでおもしろかった。ヒューリスティクスはちょっと説明が足りないか。
それぞれの基本的な概念を、最初に説明するのでなく、必ず日常的な例えを前に持ってくる構成がよい。その例え部分にオヤジギャグが満載で、いくつかは度が過ぎてくどいなと感じる内容になってしまっている。けれど、ゼロから例え話で表現する力として見ると、なかなかすごいなと感じる。著者が同じ酒席にいるとおもしろい時間を