山本御稔のレビュー一覧
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概要
小学3年生にも分かるように経済のことについて説明する
メンタルマップ
・経済的自由を手に入れるために、経済について知りたいと思ったから
・お金の仕組みを理解する上で、経済を理解することも必要と思ったから
・経済とは何かを知りたい
・世の中のお金の流れについて知りたい
・人々の消費行動について知りたい
・それぞれのジャンルの経済学につながるような、経済学の基礎を身に付けていたい
・世の中のお金の流れや人々の消費行動について理解していたい
雑感
・経済とは、「お金のやりくり」
・1ドル100円が、1ドル 90 円になるということは、それまで1ドルの価値を買うのに100円必要だったものが、 90 円で買えるということだから、 10 円分、円の価値が高くなってるってこと(円高)
・1ドル100円が、1ドル110円になるということは、それまで1ドルの価値を100円で買えたものが、110円出さないと買えないということだから、 10 円分、円の価値が低くなってるってこと(円安)
・借り手から貸し手に支払われる、あるいは貸し手が借り手からもらう利子の 元金(貸し借りした実際の金額)に対する割合のことを 金利 という
・国全体のお金の量が少ない時は、金利を低くして、みんながお金を借りやすくする。そうすると新しい商品を作ったり、大きな工場を建てることもできて、お金が世の中に出回る。そして景気が良くなってきたら、物価が上がりすぎないよう今度は金利を上げて借りにくくする。そんなふうにコントロールしながら物価を安定させると、経済も安定的に成長するという仕組みさ。その仕組みを「 金融政策」 と呼ぶ
・経済ってなんだ?から保険、年金、資産運用、仮想通貨まで、幅広いジャンルをそもそも論から解説してくれて非常に分かりやすかった -
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■私たちが面と向かってコミュニケーションを行う際には、相手の表情、声質、声量の3要素を含みながら情報のやり取りをする。
まずは情報内容を把握する。会話であれば聞き取るしメールであれば読む。この情報の聞き取り・読み取りが第1フェーズのコミュニケーション(以下PC:Phase Communication)。メールは第1PCで終了する。
第2PCとは表情、声質、声量。これは現実的な人と人との直接的なコミュニケーションでメールでは困難。
■プレゼンを成功させる4つの要素
①「非抵抗型」=「言うこと聞きますプレゼン」
相手の言い分に抵抗せずそれを認めるもの。
②「強引方」=「押し売り強要プレゼン」
「買ってくれるまでここを離れない」という売り込み方法でまさに押し売り」
③「抵抗型」=「意地っ張りプレゼン」
相手の気持ちや想定などを考慮せずこちら側の欲求だけを要求するやり方。
④「助力型」=「泣き落としプレゼン」
日本人は比較的泣き落としに弱いとされるが欧州や米国では通用しない。
■人は好き嫌いの55%を見た目で判断している。言葉は7%程度に過ぎない。声質は30%強。見た目が第一」(メラビアンの法則)
■Fアプルーブの勧め。アプルーブとは「承認」。
①「それはダメ。もっと売れる商品を開発せよ」
②「一度話を聞かせてくれ」
②がFアプルーブ。
■対話で気を付けたい「WHO」
・W=Why
・H=How
・O=objective
なぜ、どのように、目的は?
外国人労働者とのコミュニケーションの問題点と解決策。
■コミュニケーションにおいて必要な3つの反応要素は、「積極性」「協調性」「責任感」。この3つに私たちの心は反応する。
・コミュニケーションに積極的でなければやる気がないとのマイナス評価になる
・協調性は相手のコミュニケーションでの反応のありよう
・コミュニケーションの相手に対して責任感を持って対応するということ。相手はこちらが責任感を持っているかどうかを重視する -
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ネタバレ[ 内容 ]
私たちは「お金の使い方」に関して、いつも「合理的に判断している」つもりである。
だが実際は、下がる株をいつまでも持ち続けたり、クレジットカードを持つと思わず無駄遣いをしたり、試食をしたがゆえに、買う予定のなかったウインナーを買ってしまったりする。
こうした、人が不合理な経済行動をしてしまう理由を学問的に解明するのが「行動経済学」だ。
本書では、最先端の行動経済学を基礎に、人がお金を使う際に、「頭ではわかっているけれど、ついつい失敗してしまう傾向」を分析、真に合理的なお金の使い方を探る。
[ 目次 ]
「宝くじは、有楽町チャンスセンター1番窓口で買え!」は本当か?
プロのファンドマネージャーでも市場平均に勝てないって本当か?
臨時収入は、なぜ酒代に消えてしまうのか?
新築時には、なぜサイフのヒモが緩むのか?
なぜ損するとわかっていながらも、下落する株を持ち続けてしまうのか?
買い物で貯まったポイントの正しい使い方とは?
試食コーナーのウインナーを食べる時の心がまえとは?
ルーレットで4回連続で「赤」が出た後に、また「赤」が出る確率は?
金利が高いとウサギが亀に勝ってしまうのはどうしてか?
年収の20倍もするチューリップは、なぜ飛ぶように売れたのか?
どんなに騒がしくても、「あ!カネが落ちている!」が聞こえてしまうのはなぜか?
「海外市場より日本市場の方が安心!」は本当か?
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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日常よくあることは、こういう理論があったね。
・認知的不協和
・後悔の嫌悪
・生き残りバイアス
・事前確率と事後確率
・ランズバーガー効果
小額の追加取得はかえって消費を促進するが、多額の追加取得は貯蓄性向を高める
・金額認識の誤謬
・ウェーバー・フェヒナーの法則
・プロスペクト理論
・損失回避性
プロスペクト理論の一つ
損することは得することよりもイヤだという傾向、損は得の2倍イヤ
・アンカリング(錨)
・あぶく銭効果
お金に色がないにもかかわらず、その価値が軽く見えてしまう
・ヒューリスティクス(正攻法で一つずつ問題解決する方法)
・希少性、返報性、権威のある人には服従する、好意的な人には好意的にふるまう
・影響力(賞、罰、正当、専門、参照、魅力)
・連続する確率の誤謬
・平均値の誤謬
・行動感染
・合意的妥当化
・カクテルパーティ現象
・肯定バイアス
・ホームカントリーバイアス
・制御幻想
・現状維持バイアス -
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本書の著者は、トーマツに勤務されている方なんですね。意外でした。
なぜなら、本書の中での言葉の使い方が、とてもフランクでユニークでしたので、
もうちょっと、柔らかい企業か研究所、大学等に勤務されているかと・・・。
そして、本書の内容はずばり「行動経済学」です。
以前、いくつか行動経済学の本を取り上げて書評していますが、内容は、
かなり以前の書籍よりもかみ砕いて、高校生や中学生にも分かりやすいように
説明されています。また、要所で行動経済学で主軸となっている行動心理学の理論を
まとめて載せてるので、それも良かったりします。
まぁ、もう少し学術的な感じのを読みたいのであれば、光文社からも
著者は違えど出版されているので、そちらを手にとっても良いかもしれません。
また、詳しい内容なんですが、行動経済学らしく、プロスペクト理論や
認知的不協和理論、ランズバーガー効果、損失回避性、アンカリング、
ヒューリスティック、などなどを平易に説明しています。個人的には、
みなさんご存じだと思いますが、72の法則が新しい知恵として身に付きました。
これは、いくらのお金をどれくらい預ければ、2倍になるのかを簡単に計算できる式
ですね。これは憶えておいて損はないでしょう。
しかし、人間はなぜそんなにも肯定バイアスを行ってしまうのでしょうか。
そういった意味で、やはり他人に評価又はアドバイスを受ける事はとても
有益で大切な事なんでしょうね。 -
Posted by ブクログ
金融機関を経て現在は監査法人トーマツに勤務している著者が、行動経済学、認知心理学の観点から、お金、資産に関する人間の行動を面白おかしく解説している本。
「予想通りに不合理」「経済は感情で動く」など行動経済学に関する有名な書籍があり、これらの本を読んでもそれなりに興味深く行動経済学を理解することが出来る。 実際の本書の売れ行きがどれ位なものか分からないが、書籍を多く売るための仕掛けとして良い点は以下の通り。
1) タイトルが面白い (ただし、意図してベストセラーである「さおだけ屋」をパクっていることは明らか)
2) 導入部分が庶民の興味を引く「宝くじ」ネタということ
文章そのものが平易であるわけでは無いし、解説の分かり易さも通常レベルなのだが、本文中はくだけた表現が多く、おやじギャグもちりばめてあり、とっつきやすい内容ではある。 また、これらの文体から著者の姿が目に浮かぶようである。 (笑えたのは巻末の著者略歴に「書店で内容を吟味する読者が多いらしくまったくベストセラーではない。 そろそろベストセラーが欲しい年頃である。」とあること。 ユニークな正確が見て取れるようである)
本書で参考になったキーワードは以下の通り。
・損失回避・・・・「損は得の2倍嫌!」
・ヒューリスティクス・・・・問題を解決するのに手間を省く方法。 正確性は欠くがスピードが上がる。
・72の法則・・・・・ 「XX年間で資産が倍になるための金利」
72= 年複利金利 x 期間(年数)
・カクテルパーティー現象・・・・ 雑踏の中でも自分が意識のあるものだけ聞こえてくるというもの。
・肯定バイアス/現状維持バイアス・・・・ 自分の都合の良いことだけ受け入れること。 -
Posted by ブクログ
行動経済学についてひと通りわかる本。人間の心理が(宝くじ買うとか投資するとかの)経済行動に深く関わる、というケースを気軽に読み進められる。
肯定バイアス、事前確率、アンカリング、行動感染などなど、なるほどと思うキーワードばかりでおもしろかった。ヒューリスティクスはちょっと説明が足りないか。
それぞれの基本的な概念を、最初に説明するのでなく、必ず日常的な例えを前に持ってくる構成がよい。その例え部分にオヤジギャグが満載で、いくつかは度が過ぎてくどいなと感じる内容になってしまっている。けれど、ゼロから例え話で表現する力として見ると、なかなかすごいなと感じる。著者が同じ酒席にいるとおもしろい時間を過ごせそう。