葉月抹茶のレビュー一覧
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藤宮の記憶喪失の原因(確定ではない)が明らかになりましたが、この際もうそんなことはどうでも良いのです(笑)!
長谷のジレンマが痛いくらいに分かるし、どうしようもなく辛い現状に成す術もなく、でも似たようなシチュエーションは他にもあって(例えば大親友と好きな人が被ってしまって、自分が身を引かなくてはならない等)、ドライな見方をすれば『良いとこ取りなんてできないから、どっちか(藤宮との関係を現状維持にするか、進展させるか)選ぶしかないじゃん』と一刀両断ですが、当人からすれば、『そんな簡単に割り切れねーよ!』ってなって、そのへんのもどかしさ、無力感は描き方が上手いですね~。
個人的にはハッピーエンドに終わってほしいのですが、果たして結末をどうもっていくのか……楽しみです。 -
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普通の友達として藤宮さんと付き合うことに決めた長谷くん。
今まで嬉しかったことが素直に喜べなくなってしまって、藤宮さんとも距離を起き始めます。
今までの二人の間にはほんわかと柔らかいあたたかな空気が流れていたのになんだか寂しい。そして長谷くん切ない…!
アニメではクリスマスのあとの初詣で仲直りして終わっていましたが、原作では一切冬休みの描写はなく三学期がすぐにスタートします。
長谷くんと桐生くんの馴れ初めやら、九条くんのお兄さんやら。藤宮さんが記憶を無くした理由も一気にわかってきて、本当に終わりに向かっているんだなぁ…と。
次巻が最終巻になるそうです。長谷くんと藤宮さんが最初のように仲良くなって、それでいて藤宮さんが少しでも長谷くんのことを特別に思ってくれたらいいなぁと思います。
来年4月が待ち遠しい!! -
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ネタバレ九条と藤宮の約束。その齟齬が少し描いています。
九条の記憶では、約束の日が土曜日。一方の藤宮は日曜日。と言うことは、九条は土曜日に、『藤宮に裏切られた』となり、藤宮は日曜日に、『九条に裏切られた』となります。日曜日に裏切られた藤宮は、それまでの一週間はリセットされて、翌月曜日から再スタートする記憶障害になったとすれば、話が繋がります。まぁ、記憶障害の原因が九条との関係ならば、の話ですが(笑)
二人共、友達以上の『特別な関係』だったからこそ、「裏切り者」と言ったのでしょう。これを受けて長谷はどう感じるのか、気になります。
献身一徹にはできない長谷の姿はとても人間臭くて好きです。藤宮のためを思う自己犠牲。犠牲にするのは藤宮との関係。『俺だけの藤宮さん!』と心の中で叫んでいるけど、それは本当に藤宮のためになるのか?と疑念を抱き、トレードオフの気持ちに共感します。
人間臭さが前面に出ない対照的な桐生も、山岸と仲直り(?)して、一段上がった関係になってきました。山岸が伝えた心中の叫びが、桐生の心に響いたのかと少し感動しますが、『これで桐生くんに頼りまくれる』とズッコケ発言してて、こういう落とし方が上手いなぁと思います。
次巻で記憶障害の核心が明かされそう……だと思いますが、その後の展開で言えば、復調した藤宮が長谷と九条のどちらを選ぶか、それとも長谷が身を引くか(その選択肢はないだろうなぁ)、どのみち先攻は藤宮です。いつも長谷に引っ張られていた藤宮が、どんな先制攻撃を仕掛けてくるか。次巻でそこまで進むか分かりませんが、めちゃくちゃ楽しみです。
追記:
↑約束の日の齟齬は読み間違いでした。
二人ともちゃんと日曜日に会う約束を間違えていませんでした。 -
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ネタバレ山岸が他力本願になったのには、実は桐生の手助けがあったのだ……クールで無関心な桐生が山岸を助けるのには、桐生の信念がそうさせていたのだと思います。
『あのときお前
周りからどんくさいだのなんだの
どんなこと言われても自分からじゃ何も
解決しようとしてなかったから
これをきっかけに
少しは自分を変える
努力をしてくれれば
って思っただけ』
と山岸に言うシーン。
そういえば1巻で桐生は、
『俺は人とつるむつるまないとか
そんなの個人の自由だと思うし
噂なんてもっとどうでもいいし』
『実際その人のことなんて
自分自身で直接関わって
みないとわかんねーよ』
と言っています。
ということは、桐生は山岸のことを知っていて、さりげなく山岸をフォローしていたんですね。
情熱を内に秘めた冷静沈着な男。いよいよ役所がおいしいなぁ~。ニクいぜこの色男(笑)!
サブシナリオにも関わらず、桐生と山岸の今後の関係に目が離せません。
一方で、長谷と藤宮の関係は、お互いに次の関係に進もうとしていた所で強烈な横槍が入り、振り出しに戻ります。もうこの衝撃たるや、『キイィィィーー!!』って叫びたくなります(笑)
九条と藤宮の過去、記憶との関連が明かされそうです。ますます目が離せない展開に次巻が楽しみです。 -
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ネタバレ先ず、藤宮が可愛いです(笑)
友達の記憶が一週間毎にリセットされるという設定は面白いです。
月曜日になる度に『俺と友達になって下さい』って言う長谷の献身的な会話から徐々に心打たれます。というかよく心が折れないなぁ(笑)
記憶喪失に関する事件は物語最大の鍵としてまだ真相は明らかにしていないけど、小さな伏線が手際良く明かされて、何度読んでも飽きません。
『気が合わない人と仲の良い振りをしてみたの』
『無理やり笑ってみたり楽しいって思い込もうとしてみたりしたけど』
『その時の記憶は消えなかったなあ…』
『でもこれだけははっきり言える』
『長谷くんとの記憶は全部消えちゃうってこと』
これはつまり、長谷は藤宮にとって既に『友達』として認識されていることを指します。その時長谷はその事に気付いていませんが、ここで気付いていたら二人の仲はもっと早い進展を見せたでしょう。
『一人になんかさせない』
『俺が何回だって言いに行くから』
『俺は少しでも藤宮さんに笑っていてもらいたいんだ』
最初は顔が目当てで(+クラスで浮いている藤宮を心配して)友達になろうとしていた長谷が、ここで本音を晒すことが重要なポイントです。もちろん、恋人関係になりたいという願望も無きにしも非ずですが、それよりも藤宮の魅力をもっと出してほしいという気持ちが芽生えているのも、ピュアな心が眩しいくらいです。この、藤宮を独り占めしたい気持ちと、しかし藤宮の魅力を他の人にも知ってほしい気持ちの矛盾が今後どうなっていくのかが楽しみの一つです。
『長谷くんはずるくって自分勝手で私に日記を書くように言ったのも自分が楽をするためでした』
『だけど』
『私が無理していることに気付いてすぐに謝ってくれてなんていい人なんだろうと思いました』
『やっぱり長谷くんは本当に素敵な人です』
『全部書いておかなきゃね』
否定的表現を包容しても尚余りある言葉『本当に素敵な人です』と記すことで、長谷に対する感謝の気持ちが端的に表現されています。
長谷の友達である桐生は、
『話しづらいことだとは思うけど下手くそでもちゃんと自分の言葉で言うからこそ伝わるもんってあるんじゃねーの』
『だから長谷はお前のこと真っ直ぐに信じられたんだろ』
と、クールに諭すのも魅力的です。いい役所だなぁと思います。
今後の展開が楽しみです。僕の評価はSにします。 -
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三巻帯の
「最近好きっていう言葉を使いたくなる。これはなんていう現象なんだろう」
という文句に惹かれてジャケ買い。
以前から葉月抹茶先生の柔らかいタッチの絵柄には惹かれていて「君と、」紙ヒコーキと。」も買おうかと思っていたのですが、いいきっかけでした。
設定は、よくも悪くも記憶喪失系という一つのジャンルにありきたりな感じ。
ヒロインの香織は過去の事故のせいで親しくなった「トモダチ」の記憶が一週間でリセットされてしまう。
そんな香織と下心込で「トモダチ」になりたいと近づいた長谷くんの頑張りで二人は「トモダチ」の関係へ
柔らかい絵柄といい子ばかりの登場人物に世界観が調和していてすごく読んでいてほっこりします。
幸せな時溢れ出る気持ちが「好き」という言葉になる。
この作品の単純で率直なところがすごく「好き」 -
Posted by ブクログ
『友情』の儚さと壊れにくさが、見事なバランスと配分で詰まっている
設定が設定なので、稀に重い雰囲気が漂う時はあるものの、基本的には緩いテンポが進んでく感じなので、フワフワした内容が嫌いじゃないなら楽しめるハズ
四コマとストーリー形式で一話が構成されているのも、私的に高いポイントを与えたい
四コマの一本、一本に割り振られているサブタイトルもキレ味が良い
また、新キャラの個性もレギュラー陣を食わず、喰われずの強さで、更に引き込まれそう
個人的にお気に入っているキャラは一巻から変わっておらず、クール&クールながら微妙に友達想いな桐生
彼のポジションは、この『一週間フレンズ』の中でも、かなり重要だな、と思っている