高橋正典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
家は人生最大の買い物と言われるものの、自分は何も知らないので勉強のために読んだ。
中古住宅を購入するにあたって基本的な知識を学べたのがよかった。例えば、次のように住宅の価値は土地と建物からなる、…というようなこと。
住宅の価値 = 土地 + 建物
土地 = 坪単価 * 坪数
建物 = 残存年数 * 12ヶ月 * 1ヶ月あたりの住居費
1ヶ月あたりの住居費 = (住宅価格 - 坪単価 * 坪数) / (残存年数 * 12ヶ月)
残存年数などに仮定は必要だが、上記の1ヶ月あたりの住居費が今の賃料を下回るのであれば、中古住宅の購入も人生の選択肢の1つになると思った。 -
購入済み
新しい価値観
将来の住居について考えていたこともあり、手に取った。
肌感覚では新築の方が良いに決まっているが、コストの高さ、ローン期間の長さをかんがみると、比較的安価な中古の方がむしろ自分には適しているのではないかと思っていたので、本の内容に後押しされた気がする。
ただ課題としては、住宅履歴の制度が普及するのだろうか。 -
Posted by ブクログ
中古住宅についても理解するために本書を手にとった。
下記に記載のとおり中古物件を確認するポイントは参考になったが、著者が中古物件を推進しているだけに、中古物件が優位になるようなデータが散見される。実際のところ新築、中古、賃貸のどれが良いかはその人の価値観や状況に応じていくらでも変わる。よく持ち家と賃貸住宅どちらが得か?という比較もあるが、あれも前提となる条件を変えれば結果はいくらでも変わることに留意が必要である。
以下はメモ
"戸建てとマンションのランニングコスト
マンションは毎月の管理費・駐車場代負担が大きい
・家が欲しいときに最初に考えることは、家を買って何をしたいか、ど -
Posted by ブクログ
ネタバレ再建築不可物件の実家の処理に苦労した作家のノンフィクション。
父の兄弟が築75年の実家を相続したものの、その物件は再建築不可で買い手がつかない家だった。理由は公道への接続条件をクリアしていないこと。そうなると様々な不動産売買への障害が発生する。その辺りの詳しい事情も含め、大変面白く読めた。ゴミ屋敷となったこの物件には、亡くなった叔父の遺品が山のようにあり、その整理も必要だった。そのあたりの経緯も面白い。
昨年、私の実家も家の相続で売却が必要になり、不動産屋に問い合わせたところ、市街化調整区域の再建築不可物件であったことが判り、右往左往したことがある。 市街化調整区域については、申請手続きす -
Posted by ブクログ
相続に関しての心構えができた。
この本は特に家にフォーカスをあてているが
一般的な非課税枠についても書かれている。
成年後見人になると、親が死ぬまで解除不可
かつ、監視官費用が24−60万/年かかる。
口座凍結後も1人の相続人あたり
最大150万は引き出し可能。
親が亡くなったら、定期サービスの解約を。
電気ガス水道、wowow、新聞など
1000万の贈与で231万の贈与税。
相続税評価額(概算)
土地 : 固定資産税評価額÷0.7×0.8
家屋 : 固定資産税評価額
売る時は「土地総合情報システム」で
相場を抑えてから専従で依頼がベスト