加藤則芳のレビュー一覧

  • 森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア

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    ジョン・ミューアについて、
    読みながら、ジョンが歩いている情景が目の前に広がり、私も一緒に歩いているかのようだった。とにもかくも、ヨセミテを歩きたくなった。

    楽しい冒険の読書時間だっただけでなく、山とは何かを深く考えさせてくれた時間でもあった。
    今の欧米の国立公園の規則に大きく関わっていたこと、さらに生物多様性とありのままの自然の価値を1850年あたりに見出していたのだ。

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    2022年10月29日
  • 森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア

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    ジョン・ミューアのことは、本著を読むまではその存在を知らなかった。20世紀の大規模自然破壊が進むアメリカの中で、ミューアのその行動力、知識がその流れを食い止め、またミューアの人間性や魅力もあってのことだろうが、大勢の人が共に動き自然保護の流れが生まれた。日本とアメリカでは自然環境もその歴史も異なるが、ウィルダネスへの向き合い方には共通するものがある。私もミューアの言うようにウィルダネスの中に一度でも入り、触れ合うことがなければ、その価値、魅力は分からないと考える。自然保護は各地で取り組まれ、法整備もされているが、都市化が進む中で自然と疎遠にもなっている。ウィルダネスで見たこと、触れたことをその

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    2022年06月12日
  • 森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア

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    ネタバレ

    2013/12/7 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2015/4/11〜4/22

    アメリカの国立公園制度を現在の形にしたといっても過言ではないジョン・ミューアの評伝。私自身、2005.4~2006.3までシリコンバレーに住んでいたとき、幸いにも計5日間、ヨセミテで過ごすことができた。また、キングスキャニオンやセコイア国立公園にも足を伸ばすことができた。その頃は、今のようなアウトドアが趣味、といえるようなものでは無かったが、素晴らしい自然には圧倒された。そこで、初めてジョン・ミューアの名前を知ったと思う。懐かしい地名なども沢山登場し、当時見た景色が瞼の裏に浮かんでくる。まだ身体が動くうちに、是

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    2015年04月21日
  • ロングトレイルを歩く 自然がぼくの学校だった

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    ネタバレ

    「ロングトレイル」という文化について知りたくて手にしました。
    自然やトレイルを愛した加藤則義さんのことはこちらの本で知りましたが、筋肉が動かなくなる難病に罹患された後も、講演会などトレイルについての普及活動を続けられていたと知り、ロングトレイルへの関心が深くなりました。
    最後まで読んでよかったです。

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    2024年08月05日
  • メインの森をめざして

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    読むほどに引き込まれ、情景や心情が思い浮かぶ。自分がトレイルランをしている気持ちになっていく。足の痛みに耐えつつ歩く。でも、何ものにも代え難い至福の時。自然に包まれる心地良さ。最高!

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    2019年04月05日
  • 森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア

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    アメリカの自然保護の父といわれるジョン・ミューアの生涯を追ったお話。ミューアが設立に大きく寄与したヨセミテ公園をハイキングしたり、残存するセコイアの巨木群を見てみたくなった。

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    2018年03月22日
  • ロングトレイルを歩く 自然がぼくの学校だった

    購入済み

    日本のトレッキングの父

    2013年5月に亡くなった、日本のトレッキングの父ともいえる加藤さんの小品。実質的にこれが遺作になるのでしょうか?

    ジョン・ミューアを日本に紹介し、ジョン・ミューア・トレイルやアパラチアン・トレイルを実際に踏破し、そして日本でも信越トレイルなど魅力的なロングトレイルの整備に力を注いだ偉大な人。
    本書はALSで起きることもできなくなるなかでまとめられたそうです。最後のメッセージとでも呼べるような、とてもやさしい語り口が印象的です。

    本書を入口にして、多くの若い人たちが加藤さんの多くの著作に触れて、そして実際にトレイルに出ていくようになればいいですね。

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    2014年02月10日
  • ロングトレイルを歩く 自然がぼくの学校だった

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    加藤則芳という名前と、数々のロングトレイルを歩いた人ということは知っていたが、まさかそんな鉄人のような人がALSに罹患し、亡くなったとは知らなかった。
    本書が遺作だとは…とても残念。

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    2014年11月09日
  • メインの森をめざして

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    6ヶ月にわたるアパラチアン・トレイル踏破の記録。著者は2005年の4月に南北に広がるアパラチアントレイルの南端のスプリンガー・マウンテンから出発し同年の10月に北端のマウント・カタディンに到着した。本書にはその全行程の記録、どのように歩き、誰に出会い、何を思索し、感じたのかが綴られている。620ページ。けっこう長いが、写真が多くページ・レイアウトも悪くないので読んでて意外と疲れない。なお、アメリカではこういったロングトレイルを歩くスルーハイキングは誰しもチャレンジできるものであり、決して踏破自体が稀というわけではない(既に日本人で踏破している人もいる)。著者はジョン・ミューアをはじめ、特に本書

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    2011年09月01日
  • ジョン・ミューア・トレイルを行く

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    縦走に憧れる。何日も、いわゆる人の社会から離れて歩き続けられたら、楽しいんだろうな。

    とりあえず、身近な山から。いつか歩ける日を夢みて、経験値を積んでおこうと思う。

    それにしても、熊がこんなにも身近な存在だとは思ってなかった。悪い意味だけど。

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    2011年07月17日
  • 自然の歩き方50

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    加藤氏はシエラネバダ・ヨセミテをホームグランドにしている八ヶ岳在住のバックパッカーだが、アメリカ国立公園の父であるジョン・ミューアの研究者としても知られている。
    私にはたいした山歩きもトレッキングもできそうにないけれど、彼の多くの知識に裏打ちされた自然に対する熱い思いが私にも伝わってくる。彼の「ジョン・ミューア・トレイルを行く―バックパッキング340キロ」も読んでみたい。
    自然好きにさらっと読める語り口で、シエラネバダのみならず世界各地・日本各地をつまみ食い、この本の魅力である。

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    2009年10月07日
  • ロングトレイルを歩く 自然がぼくの学校だった

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    氏の著作は長編が多いが、これは初心者向けにそのエッセンスを抜粋してまとめたもの。サクッと読めて入門編に良い。この本をきっかけに、別の著書も読んでみたくなった。

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    2013年09月02日
  • 森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア

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    ウエルダネス 自然を手つかずのままにある地域

    ジョン・ミューア
    1938年 スコットランド ダンバーで生まれる。
    1849年 アメリカ ウイスコンシン ファウンテンレイクに入植
    1869年 ヨセミテ渓谷のハッチングハウスホテルの製材所に雇われる。
    1870年 ツアーガイドを始める
    1871年 「ヨセミテの氷河」ニューヨークトリビューン

    氷河論争に巻き込まれながら、変化をしていく。
    国立公園をつくっていく、努力をし始める。
    いくつかの言葉が、書いてあるが、
    あまり感銘しなかった。
    しかし、その取り組んでいく姿勢には、
    かなり人並みはずれていて、その行動力に感心する。

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    2014年01月14日
  • メインの森をめざして

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    ネタバレ

    3500㎞を歩くと言う発想。学ばせて頂いた。そして衝撃のあとがき。ソーシャルトレイルの意味がわかった。

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    2012年10月09日