【感想・ネタバレ】自然の歩き方50のレビュー

あらすじ

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大きな旅も小さな旅も、旅はいつのときでも、ぼくの輝きである。たとえ小さな旅ではあっても、ぼくにとっては大きな輝きの旅としていつまでも心の奥底に残っている。ところが、その数が増えるにしたがって、それぞれの輝きが、天蓋でいっせいに煌く星屑のように、ただ無秩序に散らばる輝きの束のようになってきた。ひとつ一つの旅を思い起こし、整理してみようという気になって書き進めていったのが、この自然旅50編である。

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Posted by ブクログ

加藤氏はシエラネバダ・ヨセミテをホームグランドにしている八ヶ岳在住のバックパッカーだが、アメリカ国立公園の父であるジョン・ミューアの研究者としても知られている。
私にはたいした山歩きもトレッキングもできそうにないけれど、彼の多くの知識に裏打ちされた自然に対する熱い思いが私にも伝わってくる。彼の「ジョン・ミューア・トレイルを行く―バックパッキング340キロ」も読んでみたい。
自然好きにさらっと読める語り口で、シエラネバダのみならず世界各地・日本各地をつまみ食い、この本の魅力である。

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2009年10月07日

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