市居みかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
国語の授業で先生が言った。
「いまからしゃべる言葉は五・七・五のリズムでしゃべるんやで」
子供たちが初めて俳句を作っていくお話。
「新しい発見や驚きをこの十七文字に込めて伝える」と言われて(季語は入れなくていい)作ってみた俳句は
とうちゃんは くつしたズボン ぬいだまま
いいわけは 空気たべても 太るねん
みたいな「家族のあらさがし」みたいなものから始まるが、
ぞうの鼻 みじかかったら 変なブタ
できないよ カバがさかだち バカになる
など、だんだん俳句つくりが楽しくなっていき…
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学校でも俳句を習っているので、4年生読み聞かせに持っていきました。10分程度ですが、中身が面白 -
Posted by ブクログ
「ぼく」が関西弁調で語る形式。
関西出身の私には好都合な本。読み聞かせに使おうかな~。
あらすじ
冬休みに詩の宿題が出た。
いくつか作ってみたものの、家族からボツを言い渡される。(あまりに正直で面白いため)
夏の宿題の時の文集では、クラスメイトのみさきが先生にべた褒めされていたのに、何か面白くないつよし。
最後にできた詩を学校に持っていくと、たまたまみさきもほとんど同じ詩を書いてきていた。
みさきには、「つよしくんの書いた詩のほうがすきや」、おまけに「つよしくんも・・・すき」と言われ・・・。
「すき」という新しい詩を作り、だれにも見せられへんとっておきの詩にする、という話。
つよしの詩は