新戸雅章のレビュー一覧

  • 江戸の科学者

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    伊能孝忠、門仲に住んでたらしい。結構知らない人多かったなあ。海外の科学者の話ばかり読んでたから。関孝和とか伊能忠敬とかは知ってたけど。

    新戸雅章
    1948年、神奈川県生まれ。横浜市立大学文理学部卒。テスラ研究所所長、テスラ記念協会会員。ニコラ・テスラ、チャールズ・バベッジなど、知られざる天才の発掘に情熱を注ぐとともに、その発想を現代にいかす道を探る著作活動を続けている


    高橋至時 たかはし よしとき・・・江戸時代後期の天文学者。天文方に任命され、寛政暦への改暦作業において、間重富とともに中心的な役割を果たした。また、伊能忠敬の師としても知られる。子に天文学者で伊能忠敬の没後「大日

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    2023年10月17日
  • 平賀源内

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    著者のサービス精神からか、わかりやすさを重視しているからか、源内の人となり、「業績」?を現代に引きつけ過ぎているように感じられる。江戸時代と現代では、やはり時代そのものが異なっているので、その差異を軽視して記述するのはほどほどにという感じ。平凡社ライブラリの別著者の著作を読んでみたい。

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    2025年02月21日
  • 平賀源内

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    昔、女優の杏ちゃんが尊敬する人として
    平賀源内の名を挙げていたので
    ずっと気になっていた方

    エレキテルの土用丑の日の神霊矢口渡の人なのは
    知っていましたが
    思ってたよりも遥かに多様なものに
    手を出されていて衝撃でした

    何でこんな人間が存在することが
    可能だったのかとか
    実際はどういう人だったのか謎もたくさん…

    晩年は人を斬りつけて獄中死だそうですが
    何か事故物件に住んでたそうで、そのせいで
    変なものにとりつかれたんじゃないの?みたいな

    男色家だったということも知っていたので
    そのへんのところも興味があったのですが
    この本ではほぼ触れられておりませんでした

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    2024年01月16日
  • 平賀源内

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    ネタバレ

    平賀源内といえば
    エレキテルと土用の丑の日の印象が強かったがめちゃくちゃマルチな才能を発揮してたという新たな発見。
    そんな平賀源内の生涯を紹介した書籍
    そして最期は殺人で獄中死しているという衝撃。

    時代が違えばこの人はもっと活躍できたと思う

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    2021年11月12日
  • 平賀源内

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    多才で奇才とされる本草学者、平賀源内について簡潔明瞭に纏められた伝記新書です。
    エレキテルで有名な源内ですが、ダ・ヴィンチのように多面的な才能の持ち主でした。
    文系と理系の違いが無い時代だったからこそ、研究生活を謳歌できたのだと思います。
    山あり谷ありが人生ですが、成功と挫折に満ちた波乱万丈の生涯を送った平賀源内。
    最後には殺人犯となりますが、彼の行動力と功績だけを考えれば間違いなく偉人です。

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    2020年09月01日
  • 江戸の科学者

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    11人の科学者について書かれている。知っていたのは、高橋至時、関孝和、平賀源内、緒方洪庵の4人だけ。


    江戸時代に、あれだけのことを成していたとは、とても驚きました。現代に比べれば、情報はかなり少なかったのに。

    彼らの情熱、探究心、諦めない心等そういったものもあると思うが、やはり天賦の才能が凡人とは違ったのではないかと思う。

    あと感じたのは、人との出会い、本の効力。

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    2018年10月08日
  • 江戸の科学者

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    江戸時代の偉大な日本人科学者たち11人を紹介する一冊。本書は11人それぞれが短くまとめられていて読みやすく、入門書的な一冊と言えるでしょう。江戸時代も長崎を窓として中国・西洋の書物が日本に紹介されており、それらを読み解きかつ試し、独自に科学技術を育んでいたで人びとたちの努力があってこそ、明治維新とその後の日本があったということです。全然知らなかった読者には、こんな人びとがいたという知識を得るのには充分な一冊だと思いますが、細かいことはよく分からないし、紹介される人が生き生きと描かれているわけでもない。物足りなければ、広瀬隆の「文明開化は長崎から」を読むのをお薦めします。と言うより、本書を読んで

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    2018年07月17日
  • 江戸の科学者

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    ネタバレ

    <目次>
    まえがき
    第1章  究理の学へ
    第2章  江戸科学のスーパースター
    第3章  過渡期の異才たち
    第4章  明治科学をつくった人々

    <内容>
    江戸時代の科学者の苦労とその偉業を読みやすい文章で紹介したもの。もとは学研の「大人の科学.net」連載の記事が元だそう。杉田玄白や平賀源内など有名人もいますが、宇田川榕庵や川本幸民、国友一貫斎など、まずは知らない人も。学校で教える際にもあまり出てこないが、重要な努力や橋渡しをしていたことがわかります。文化史は教えにくいのですが、この辺からまた詳細に伝えられたら、と思います。

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    2018年04月30日
  • 平賀源内

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    昔、ドラマで西田敏行さんが主役で、平賀源内を演じていたのを見て、それが人物像として出来上がっていました。
    本書を読んで、「土用丑の日」など今でも通じる言葉をのこしたり、日本中を飛び回ったりと実は知らない面の方が大きいことがわかりました。山師の面があったことは特に知らなかったのですが、ドラマのハチャメチャな感じを見ても納得してしまいました。エレキテルは特に私の中で代名詞だってのですが、思っていたのと違ったり。
    源内は四国の出身だったんですね。杉田玄白、田沼意次と言った有名人とも懇意だった様子。今でいったら、寅さんの様なイメージのひとでしょうか。

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    2020年09月09日
  • 江戸の科学者

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    ネタバレ

    明治以降の発展は江戸時代の科学力に由来するところが大きかったと理解できる一冊。授業や講義では習わなかった人達も出ています。新しい理論を考え出したというより、やっぱり技術的に優れた人が今の日本につながっていると思う。

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    2019年07月26日
  • 江戸の科学者

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    伊能忠敬や平賀源内、関孝和を知っている程度。
    実録読み物として面白かったけど、時々挿入される妙な小説風描写がいらん。
    小説家になりたいのかな?
    はっきり言いましょう。無理です。

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    2018年07月10日