岩波書店編集部のレビュー一覧

  • これからどうする 未来のつくり方

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    震災後の2013年、知識人がどのように社会を見て、どのように未来を予測していたかがよく分かります。●年前が分かると、●年後もなんとなく見えてきます。

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    2020年03月07日
  • これからどうする 未来のつくり方

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    岩波書店 「 これからどうする 」

    各分野のリーダー 228人の日本への提言集。各人3ページ程度だが 3.11後の日本の論点と解決策がまとまっている

    柄谷行人の憲法9条論、緒方貞子の多様的な人材論、岩田靖夫の人生の意味論、坂本義和と倉沢愛子のアジアと日本の関係論は とても良かった

    養老孟司「これからどうする」への解答は 逃げないこと〜やってみなければ わからない というのはシンプルだが、そうかもしれない

    柄谷行人「憲法9条を実行する」
    *米中の対立や戦争拡大を防ぐには 国家が戦争を放棄すればいい〜戦争を勝ち続けるより容易
    *憲法9条を実行することは 9条を護ることは違う
    *戦争の放棄は

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    2019年02月25日
  • これからどうする 未来のつくり方

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    228人の方の提案 なので 面白い物やハッとさせられる物もあったり・・ 同じページ数でも なんだかよくわかんない物もあり・・・
    個人的には養老孟司さん 赤川次郎さんの提案(?)が 興味深かったです。 

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    2013年12月20日
  • これからどうする 未来のつくり方

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    各氏2~3Pの短文の中に、各分野から見た”世界の今、そしてこれから”が凝縮して述べられていておもしろい。多くの論者に共通するのは、今が歴史的な転換期にあるという認識、”成長信仰”からの脱皮を訴える点。
    内田樹氏、山口二郎氏、加藤節氏、土井隆義氏、湯浅誠氏の論考が印象に強く残る。
    そして辰濃和男氏、「ゆったりとぼんやりと」も好き。

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    2013年11月03日
  • 研究者、生活を語る 「両立」の舞台裏

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    サラリーマンよりも身近にロールモデルが少ない、という趣旨(?)で研究者の体験談を集めているのかな?と思うが、期限付きの仕事が多いのと、別居婚が多いだけで、普通の子育てとだいたい同じ。むしろ、(高学歴だからか?)合理的な考えの男性が多く、ワンオペの女性が少ない印象。かと言って、育児や介護を誰かにまかせきっている人たちと比べると、研究職でもキャリア面での犠牲というか負担は男女関係なくある。
    全部を完璧にできる人はいないので、優先順位をつけて何かをあきらめたりするのだけど、だんだんあきらめなきゃいけないことが減っているかも、という意味では、いい世の中にはなってきている気がする。もっともっといい世の中

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    2025年07月06日
  • カラー版 本ができるまで 増補版

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    本がどうやって出来上がるか、そのモノの正体。貴重な証言を読みました。電子書籍の未来は?でも本そのものは持っていたいという欲望はなくならないだろう。本はただの情報だけではないから。
    Ⅰ 本と印刷の歴史をたどる
    1.本を生み出したグーテンベルグの智慧
    2.十六世紀ー出版の黄金時代
    3.美しい活字書体
    4.グーテンベルグの発明が動かした社会
    5.図版が伝えるリアルな情報
    6.図版印刷を生み出す表現技術
    7.写真の発明と印刷への取り組み
    8.大量・高速印刷を可能とした技術革新
    9.大量印刷が社会に与えた影響
    10.オフセット、グラビア印刷時代の到来
    11.消えてゆく活字
    Ⅱ 2003年当時の印刷ー精興

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    2025年06月20日
  • カラー版 本ができるまで 増補版

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    部分的にイメージしきれない部分があったが、漠然とした本が好きであるという感情の一部分を言葉にできるようになった気がする。

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    2025年06月13日
  • アカデミアを離れてみたら 博士、道なき道をゆく

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    「何になりたいか」ではなく「どう在りたいか」

    どんな仕事に就いたって、楽しいことや嫌なことはあるし、辞めたい続けたいを行ったり来たりしながら向き合っていくものなのですね。

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    2022年02月10日
  • アカデミアを離れてみたら 博士、道なき道をゆく

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    ネタバレ

     本書に登場するのは超一流大学のアカデミア環境を過ごし博士号を取得した方々だ。知力、体力は申し分なく、このような方々の能力を十分に活かせる社会の仕組みが必要だ。多くの人は心配や不安で十分なパフォーマンスが発揮できないこともあるだろうし、挫折感を味わい心が折れることもあるだろう。アカデミアの道を選ぶにしても別の道を選ぶにしても、相当なエネルギーが必要だ。根性や自助努力は大事だがそればかりに頼っていてはいけない。

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    2021年11月08日
  • アカデミアを離れてみたら 博士、道なき道をゆく

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    博士号を取得した後に大学での研究以外の道に進まれた方たちの体験談。高校生の時に読んだ“東大合格者の体験談”みたいなものを思い出した。体験談を書けるということ自体、こちらにも“生存者バイアス”はあるだろう。そのため本書が博士課程に居る、あるいは進む人たちを勇気づけるものかはよくわからないが、いろんな職業や生き方があるんだと参考になった。

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    2021年10月16日
  • これからどうする 未来のつくり方

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    政治・経済・国際関係・社会・教育・科学・技術・文化・芸術・メディアなど、様々な分野で活躍する228人の人々に「これからどうする」を提案させている。総ページ数653ページの長編である。ただし、一人あたり3ページ前後。1人当たりの紙面が限られているので、それほど深堀できないのは致し方ないものの、期待していたほど魂のこもった切実な議論や「そういう問題があるのか」という気付きは少なかった。

    珍しく印象に残ったのは竹山洋の中にあった僧・源信の母親の言葉。

    「後の世を渡す橋とぞ思ひしに
       良渡る僧となるぞ悲しき
      まことの求道者となり給へ
     
     少年僧の時に、源信は朝廷に招かれた。天皇は源信の英

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    2021年08月08日
  • これからどうする 未来のつくり方

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    高名な学者様の文章は、人に理解されないことをもって良しとするのか。苦行難行の読書だ。修行と考え最後まで読んだものの理解不能だ。

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    2016年06月13日