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一緒に本作りの歴史を調べ,印刷,製本の現場を訪ねてみませんか.美しく,丈夫で読みやすい本を作るためにどんな工夫がされているのか…….印刷業界のデジタル移行期に刊行された初版から約20年.大きな変革を支えた技術者たちの声から当時を振り返りつつ,今なお引き継がれている本作りへのこだわりを紹介します.
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Posted by ブクログ
新入社員はこれ読んでるのか。 本好きは確かに必読書かもしれないな。 本が生まれるまでの工程。 当然のように書店に並ぶ本がこれほどまでに試行錯誤された歴史を経ていたのかと思うと、本屋巡りするときの見方が変わるなぁ。 グーテンベルク感謝。
自分の本好きを支えてくれる業界の日進月歩にはとても驚かされた。 写本、木版、活字などの拡がりから、ITを駆使する現在までの本作りのすべてに、そして「読みたい」思いに応えてくれる先人の努力に感謝する。 印刷博物館初代館長の粟津潔さんの言う「マテリアルの力は非常に大きい」という言葉に大きな拍手。
出版社を見ることはあっても、印刷会社のことまで見ることはなかったので、これからは印刷会社のことも見ることになりそう。
本がどうやって出来上がるか、そのモノの正体。貴重な証言を読みました。電子書籍の未来は?でも本そのものは持っていたいという欲望はなくならないだろう。本はただの情報だけではないから。 Ⅰ 本と印刷の歴史をたどる 1.本を生み出したグーテンベルグの智慧 2.十六世紀ー出版の黄金時代 3.美しい活字書体 4...続きを読む.グーテンベルグの発明が動かした社会 5.図版が伝えるリアルな情報 6.図版印刷を生み出す表現技術 7.写真の発明と印刷への取り組み 8.大量・高速印刷を可能とした技術革新 9.大量印刷が社会に与えた影響 10.オフセット、グラビア印刷時代の到来 11.消えてゆく活字 Ⅱ 2003年当時の印刷ー精興社印刷工場を訪ねて 1.活版印刷を知る 2.ポスト活版時代の到来 3.本つくりの実際 4.色を刷る Ⅲ 2003年当時の製本の仕事ー牧製本工場見学 Ⅳ あれから二十年、現在の本づくり
部分的にイメージしきれない部分があったが、漠然とした本が好きであるという感情の一部分を言葉にできるようになった気がする。
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