岩波書店編集部のレビュー一覧
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本当に、生き方は、色々だ。
行動が世界を拓くかもしれないが、成功者バイアスには注意をと呼びかける。
願わくば、文系研究者の話も、もう少し聞きたい。理系以上に、苦しいに違いないから。
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「これから私たちはどうすべきか」を10の分野で、228人の識者が縦横に論じるもの。いやいや、モノゴトにはいろいろな切り口、分野、考え方があるものだ。Posted by ブクログ
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介護する人、した人、受ける人、仕事としている方等々、様々な立場の方の『介護』についての話。
介護保険制度への提言や介護に携わるきっかけ、終えてみての思いなど話題の方向性や硬軟も様々。
トップバッターがマムちゃんこと毒蝮三太夫さんの肩肘張らない感じのお話(しかもラジオでの口調余裕でで脳内再生される!)...続きを読むPosted by ブクログ -
アカデミックな人と一緒に働く人が読んでも参考になると思う。またコアなノウハウに、何かを組み合わせて飛躍する姿は仕事のヒントになると思う。Posted by ブクログ
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博士課程に在籍中、もしくは学位取得後の様々な生き方が紹介された本。
現在、博士課程で論文が学術雑誌になかなか採択されず苦戦しており、でも今後はポスドクになる予定の立場として興味深く読みました。
この本に出てくるのは、日本では誰もが知っているいわゆる一流の大学を卒業された方ばかりです。そのような能...続きを読むPosted by ブクログ -
博士号を取得しても、大学をはじめとする研究機関に残れるとは限らないわけですが、この本では、研究機関から離れてしまった方たちの生き方が取り上げられています。
中には、大学の教員だった人がアカデミアを離れるケースもあり、博士号を持つ人たちの、いろんな人生に触れられる一冊になっています。
自分自身、大学...続きを読むPosted by ブクログ -
博士課程後、世間的には(あるいは、博士を取得した当事者にとっても)それ以降の道はアカデミア職しかないのでは、という思い込みを良い意味で払拭してくれた。よく言われる、生存バイアスについても、コラムを寄せている方々が非常に気をつけて話してくれているのだろうな、というのが伝わってきた。これまで、博士を出た...続きを読むPosted by ブクログ
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アカデミアを離れた21人へのインタビュー記事。
どのような経緯で現在の仕事へ行きついて、今どんな仕事をしているかについて説明されている。
各々様々な仕事をしていて、中には「博士なのに○○になったの!?」と驚くようなものもある。
「博士卒の後、新卒就職を捨ててポスドクになったらそのままアカデミアを突...続きを読むPosted by ブクログ -
震災後の2013年、知識人がどのように社会を見て、どのように未来を予測していたかがよく分かります。●年前が分かると、●年後もなんとなく見えてきます。Posted by ブクログ
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岩波書店 「 これからどうする 」
各分野のリーダー 228人の日本への提言集。各人3ページ程度だが 3.11後の日本の論点と解決策がまとまっている
柄谷行人の憲法9条論、緒方貞子の多様的な人材論、岩田靖夫の人生の意味論、坂本義和と倉沢愛子のアジアと日本の関係論は とても良かった
養老孟司「こ...続きを読むPosted by ブクログ -
228人の方の提案 なので 面白い物やハッとさせられる物もあったり・・ 同じページ数でも なんだかよくわかんない物もあり・・・
個人的には養老孟司さん 赤川次郎さんの提案(?)が 興味深かったです。Posted by ブクログ -
各氏2~3Pの短文の中に、各分野から見た”世界の今、そしてこれから”が凝縮して述べられていておもしろい。多くの論者に共通するのは、今が歴史的な転換期にあるという認識、”成長信仰”からの脱皮を訴える点。
内田樹氏、山口二郎氏、加藤節氏、土井隆義氏、湯浅誠氏の論考が印象に強く残る。
そして辰濃和男氏、「...続きを読むPosted by ブクログ -
「何になりたいか」ではなく「どう在りたいか」
どんな仕事に就いたって、楽しいことや嫌なことはあるし、辞めたい続けたいを行ったり来たりしながら向き合っていくものなのですね。
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本書に登場するのは超一流大学のアカデミア環境を過ごし博士号を取得した方々だ。知力、体力は申し分なく、このような方々の能力を十分に活かせる社会の仕組みが必要だ。多くの人は心配や不安で十分なパフォーマンスが発揮できないこともあるだろうし、挫折感を味わい心が折れることもあるだろう。アカデミアの道を選ぶに...続きを読むPosted by ブクログ
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博士号を取得した後に大学での研究以外の道に進まれた方たちの体験談。高校生の時に読んだ“東大合格者の体験談”みたいなものを思い出した。体験談を書けるということ自体、こちらにも“生存者バイアス”はあるだろう。そのため本書が博士課程に居る、あるいは進む人たちを勇気づけるものかはよくわからないが、いろんな職...続きを読むPosted by ブクログ
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政治・経済・国際関係・社会・教育・科学・技術・文化・芸術・メディアなど、様々な分野で活躍する228人の人々に「これからどうする」を提案させている。総ページ数653ページの長編である。ただし、一人あたり3ページ前後。1人当たりの紙面が限られているので、それほど深堀できないのは致し方ないものの、期待して...続きを読むPosted by ブクログ
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高名な学者様の文章は、人に理解されないことをもって良しとするのか。苦行難行の読書だ。修行と考え最後まで読んだものの理解不能だ。Posted by ブクログ