武中英雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何も捨てられぬ者は守るべき大事な物をとりこぼす──
『不夜城のアサシン』との戦闘,黄金郷のアマゾネスらの侵攻。
不夜城での決戦は熾烈を極める中,藤丸は決断を迫られる。
しかし,思わぬ乱入者の登場により,戦況はますます混迷の様相を呈する事となる…。
藤丸が信じたものと決断の先にあるものとは──。
広大な地底世界アガルダ。
この「空想世界」で紡がれる次なる物語──。
(裏表紙より)
「自分たちにできることをするんだ」
これ,すっごく大事なことだと思う。
その先にあるのは,後悔かもしれない。
でも,前に進むこと,そしてその気持ちが,みんなを守ることにつながるのだと思うから。 -
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Posted by ブクログ
道をつけること。この作品では何度もでてくるそれぞれの道のつけ方の先陣が着られる第4巻。
意志の向く方。ミトツダイラもそうですが、自分の意志がどこにあるかを境ホラメンバーはよく自問自答します。今回は自分で自分を認めていなかった本多正純の意志が中心でした。自分が思った方向は本当に正しいのか、こんな自分が考えた計画は人を幸せにできるのか。多くの人間がそれを自信といいますが、その自信をもつためには何が必要か。それは自分がその方向を向く意志を持っているということ。トーリに触発され、その意志をみせた正純はとてもかっこよかった。葵兄弟はその意志をホライゾンを失った時から持っているからこそ決して迷わない -
Posted by ブクログ
三河消滅から臨時生徒総会を描く第3巻。失われたものを取り戻すためにまずしなければいけないこと。
答えを出すために。先生の授業開始とともに、極東全体が揺れ動く今巻。物語が動き出し、主人公たちが目的のために立ち上がります。アニメ版と違って、警備隊副隊長との会話シーンがしっかり描かれていたのは良かったです。武蔵の基本理念である絶対に自分を自分で殺さないこと、すべてのものを手のひらから零さないためになにをしていくかを考えさせてくれる境ホラが僕は大好きです。答えを出すために話し合い、衝突したとしても次に繋がることをしていく、授業そのものですね。
みんなで進むために迷いを答えに変えていく臨時生徒 -
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