あらすじ
さまざまな思惑が絡み合い、ホライゾン救出の是非を問う臨時生徒総会は延長戦に突入! エロとダンスの神の力を借りた賢姉・喜美と、極東屈指の武者・二代の対決は思いもよらない結果に……!? 巻末にはIII巻収録ぶんの続編となる、原作者・川上稔氏の書き下ろし小説も収録!
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Posted by ブクログ
道をつけること。この作品では何度もでてくるそれぞれの道のつけ方の先陣が着られる第4巻。
意志の向く方。ミトツダイラもそうですが、自分の意志がどこにあるかを境ホラメンバーはよく自問自答します。今回は自分で自分を認めていなかった本多正純の意志が中心でした。自分が思った方向は本当に正しいのか、こんな自分が考えた計画は人を幸せにできるのか。多くの人間がそれを自信といいますが、その自信をもつためには何が必要か。それは自分がその方向を向く意志を持っているということ。トーリに触発され、その意志をみせた正純はとてもかっこよかった。葵兄弟はその意志をホライゾンを失った時から持っているからこそ決して迷わないし、ぶれない。1人が向いた方角が正しいとは限らないが、定まった意志の向く方はとても強さを感じさせる。こういった部分はこの作品の重く描かれている部分だと思っています。
意志が向けば、次に待っているのは行動です。さぁお姫様を助けに行こう!あ、武中先生スパイスぶっこむときの喜美姉やりすぎだとおもったけど、力こもってて良かったです。