鹿毛敏夫のレビュー一覧
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読み応えありました。
『大航海時代』、『信長の野望』、子どもの頃に熱狂したゲームタイトルですが、最新の学問の進展状況を鑑み、2つのタイトルを合併させるべきかもしれませんね。私、買うと思います(w。
分権と集約の波、集約時の原動力には国際性が関与する。これからの日本は、分権のステージでしょうかね?国境...続きを読むPosted by ブクログ -
やっぱり戦国時代は面白い
グローバル化する大航海時代のなかの日本
戦国時代にこれほどのコスモポリタン性が日本にあったからこそ、徳川鎖国によって日本文化は熟成していったのかもしれないPosted by ブクログ -
大友や島津といった九州の戦国大名が、自らの両国を「国家」と認識して、東南アジアや西欧の海外勢力と活発に外交を行ったという、とても刺激的な内容です。
西国大名の勘合貿易への参入と対立、「地域国家」による独自外交、秀吉による強硬外交、家康による協調外交、そして「鎖国」へと、まさに、世界史の中の戦国大名の...続きを読むPosted by ブクログ -
江戸時代の暦のあり方
そして麻田剛立の人生が
とても分かりやすく丁寧に描かれています。
もともとは子供向けに書かれた本のようですが
大人でも十分に楽しめる上
江戸の文化を全く知らない人でも
専門的なあたりまで分かりやすく読み進めることができるので
とても楽しい1冊でした。
著者のプロフィールをみ...続きを読むPosted by ブクログ -
<目次>
プロローグ 戦国大名は世界史の中でいかなる活動をしていたのか
第1章 「倭寇」となった大名たち~戦国大名と中国
第2章 外交交易対象の転換~対中国から対東南アジアへ
第3章 対ヨーロッパ外交の開始とその影響
第4章 戦国大名領国のコスモポリタン性
第5章 東南アジア貿易豪商の誕生...続きを読むPosted by ブクログ -
大分県が生み出した天文学者「麻田剛立 あさだ ごうりゅう」の伝記
本来は中高生に向けた児童伝記書らしいが、「大分学」と言う郷土文化研究で有名な辻野 功さんの講演会を受けたときに始めて知り、講演会を受けた後に「麻田」の名前を偶然見つけたので思わず衝動買い。
内容は非常に読みやすい文で書かれていたので...続きを読むPosted by ブクログ -
もともとは青少年向けの伝記小説の改題らしい。
ストーリー展開は平易で読みやすい。やや抑揚に欠ける印象もある。
大分出身の下級武士が天文学に目覚めて幕府の暦にもない日食を予言。脱藩して改名し,大阪に上り,医師としても天文学の道にいそしむ。
数学界の関孝和波に,当時国際的にみても最先端を...続きを読むPosted by ブクログ