吉嶺英美のレビュー一覧

  • マップメイカー――ソフィアとガラスの地図(上)

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    設定には、かなりのオリジナリティを感じる。
    上下とも読み終えたのですが、続きが気になります。続編、早く出て。

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    2020年01月05日
  • マップメイカー――ソフィアとガラスの地図(下)

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    映画にもなりそうな世界観とテンポ良く主人公が生き生きと動き回るのは非常に痛快。
    でも星4つなのは、この世界観をもっと知りたいというか、せっかくのこの世界観なのに、なんというか浅いというか、もうちょっといけると思ったから。なんかもったいないと思う部分があったんだなぁ。

    つまりはこのマップメイカーの描かれている大崩壊という世界が非常に興味深い、本当に映画にでもしたい、そんな世界観だったりする。
    まぁ、もうちょっとというところが描かれていないからこそ、頭の中に映像が浮かび、想像できるのかもしれないが。

    大崩壊が終わったわけじゃないし、もしかしたら続編もあるかも?と期待しつつ。。。

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    2019年05月21日
  • ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館 シーズン1・2公式ガイド

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    いやー、ドラマと当時のことが同時に分かる、良い本。
    撮影の合間の、衣装のまま役になっている、的な写真も多くって素敵。
    オブライエンさんの有能さがわかったけど、放送中の展開をみて、ひどいよオブライエンさん!となっています。
    そしてやはり、お屋敷の使用人のプロ意識に脱帽。
    3姉妹の服が素敵で、本欲しくなりました。

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    2015年05月11日
  • ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館 シーズン1・2公式ガイド

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    貴族であるが故の面倒な事柄がよく分かる
    お嬢様であるが故の面倒さ…
    メイドであるが故の面倒さ…
    家を守るとは大変な事だと思う

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    2014年11月21日
  • 宵星の魔女エミリー

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    ファンタジックな表紙と題名からは想像できない、意外とハードな展開にドキドキしながら読み進めた。

    魔法のある世界の19世紀末のアメリカで、カリフォルニアからニューヨークまで、魔法使いの男女二人の逃避行である。

    主人公の魔女エミリーは、ひょんなことから手のひらに奇妙な石がはまってしまい、なぜかそのために追われる身となる。

    おぞましい敵に追われつつ、頼りとする人々もすべて疑わしいという孤立無援の二人なのだが、そんな中でも、エミリーのたくましさと前向きな姿勢が、絶望的な場面をなんとか切り抜けさせる。

    彼女と共に追われることになるスタントンという男の魔法使いが、最初は田舎者のエミリーをバカにしたいけすかない男だったのが、だんだんエミリーといいコンビになっていくところがベタな展開とはいえ、おもしろかった。

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    2013年08月10日
  • ミステリーしか読みません

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    ミステリドラマの主役だった過去を持ち
    未だプライドだけ高く、仕事はないミランダ。
    別居中の夫の住む田舎町を訪ね
    彼の関心を買うため
    町民たちが参加する劇団の公演に参加する。
    主演の女社長をはじめ
    どうやら配役に微妙なパワーバランスが
    働いているようなのだが。

    いや、もう、不穏な空気流れるばっかで
    途中ちょっと投げ出しかけた(^◇^;)

    でも、284ページ目にして(やっと!)
    事件が起きてからのミランダは
    まさか自分が殺されるはずだった?
    なんて考えが頭をよぎり
    夫が容疑者として目をつけられたから
    何がなんでも真犯人を見つけなくては、と
    方向性が定まったので、一気読み。

    結果、いい感じに大団円だった。
    まぁ…投げ出さなくて良かったと
    思うくらいにはね。

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    2025年10月03日
  • ミステリーしか読みません

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    ネタバレ

    ミステリー小説でありながらユーモア溢れるお話で面白かったです。
    ミランダの行動や言動に何度笑わされたか

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    2025年05月31日
  • ミステリーしか読みません

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    始めがとても嫌な展開。多分誰もが嫌いな主人公のミランダ。最後は面白いと、皆さんの感想で頑張って読み終えた。うーん、沢山の感想を聞きたい。

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    2024年07月02日
  • ミステリーしか読みません

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    小さな街のドタバタ劇団、かつて一世風靡していた女優が再起をはかるも… #ミステリーしか読みません

    ■あらすじ
    かつて一世風靡していた女優ミランダ、現在は仕事がなくエージェントにも見放されている。そんな彼女に別居中の夫から連絡がくる、彼は脚本家で以前ペアを組んでヒットドラマを生み出していたのだ。再度ペアを組むために彼の街に訪れるも説得できず、アマチュア劇団に参加することになってしまう。その後、その劇団で事件が発生してしまうのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ミステリーを題材にして、おもいっきり遊びましたね。ユーモアと人間味が強みの一冊です。

    本作の読みどころは何と言っても、主人公のミランダ。まー序盤は、なんじゃこの女って感じのイヤな奴なんですよ。かつては有名女優だったか知らないがどんだけ自分中心でプライドが高いんだと。全く感情移入できなさそうで心配だったのですが、読み進めていくと案外憎めない奴であることが分かってくる。

    自分に正直で一本筋が通った人間ってのは、案外可愛げがあるし、人たらしだったりしますよね。政治家で良い見るタイプで、その人の資質かもしれない。

    また他の登場人物も素晴らしいんですよ。夫のエドガーもまさに芸術家タイプ、自分が決めた使命、運命にはとことん正直な奴ね。私には全く理解できないんだけど、やたら美人にモテるんだよなー(ひがみ)。

    このスモールタウンに住む人々も、一癖も二癖もあって変な奴ばっかり。ミランダの出ていたドラマのファン、コージーミステリーマニアの書店員、元スパイ疑惑のある裏方、やたらスキャンダルを狙う新聞記者、金持ちで街を牛耳る不動産屋などなど。こんな人たちがみんなで演劇やるっつーんだから、そりゃ滅茶苦茶になるわ。

    でもでも、それがこの小さな町のコミュニティになっているというのはよくわかります。地域に根付いているイベントやお祭りみたいなのって、住んでる人々を活性化させるんですよねー。まぁうまく機能すればの話ですけど…

    そんな地域社会にミランダが入り込んでいくのですが、これが人と人との繋がりに化学変化が起きて笑えるんです。序盤はただのイヤな奴だったはずのミランダが、どんどん巻き込まれていく様子がコミカルでニヤニヤしちゃうの。

    さて肝心の事件、そして謎解きです。これミステリーだったよね…と思うほど、後半にやってきます。なかなかの展開だったし、犯人と動機もヤラレタ感がありました。納得できるかは人それぞれですが、探偵役はビシっと決まっててカッコ良かった!

    ラストはこれまで読んできた物語をしっかりと〆てくれて、文字どおりの大円団。気持ちのいい読後感にあふれて心が満たされましたね~

    ■ぜっさん推しポイント
    性格が可愛い人って、どんな人でしょうか。

    ・ポジティブで弱音や愚痴を言わない
    ・何事にも素直で自然体
    ・いつも笑顔で天真爛漫

    この物語に出てくる人は、みんな可愛いんですよ。もちろん憎たらしい一面もあるんですが、決して狡猾だったり、乱暴だったりするではなく、ただただ自然体なんです。

    人生を楽しもう、自分が望むように生きよう、愛している人に尽くそうといった、人間が本能的に求めるものを、素直にイキイキと持ち合わせている人たち。ちょっと憧れちゃいますよね。元気になる薬をもらえたような物語でした。

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    2024年06月23日
  • マップメイカー――ソフィアとガラスの地図(下)

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    ・map、地図といふもの、あの国はどこにある、あの国の首都はどこなどといふ時に使ふものである。地名からその場所を特定し、更にはそこが平地か山地 か、島か半島か等々の情報をも提供してくれるものである。縮尺の大小を考へて使へば、なかなか役に立つものであり、かなり強力なツールになる。私はそんな のが地図だと思つてゐる。ところが、S・E・グローヴ「マップメイカー-ソフィアとガラスの地図-」(ハヤカワ文庫FT)はそんなのだけが地図ではないと言つてゐる。現実にも私が考へる以外の様々な地図があるのであらうが、それらに私は縁がないから、それらを知らないだけかもしれない。それでもこの物語の地図は発想の転換を迫るものであつた。
    ・主人公ソフィアのおじのシャドラックは有名な地図製作者、マップメイカーである。彼が姪に地図について教へ始める時の最初の言葉、「地図と言えば、わた したちはふつう、紙に描くものだと考える。紙の上に、線や言葉や記号で描くものだとね。(中略)だが実際には、地図はかたちも、大きさもさまざまだ。そのうえ異時代の地図は、わたしたちの地図とはまったくちがう。」(98頁)そんなわけで、私達が現在使ふやうな紙の地図ばかりではないとまず示唆する。さうして「地図は、ほとんどすべてのものに描くことができるんだ。石にも、木材にも、土や砂や金属や布、石鹸や大きな葉っぱにも描ける。(中略)われわれの時代の地図学者が使う紙の地図のほかにも、わたしは主要な四つの素材、すなわち金属、ガラス、布、土を使った地図作りを学んだ」(99頁)と言つて、紙以外の地図の説明に入る。この物語のポイントは副題通りガラスの地図である。その地図がいかなる内容か、いかにして読むか、これが分かれば物語は終はる。この地図をめぐつて追いつ追はれつ、登場人物が動き回る。そして例の如きカタストロフィとエピローグ、ある意味、よくできた物語である。簡単にカタストロフィが来すぎるとは思ふ。おもしろい? さう、おもしろい。ただ、私の印象に残つたのは紙以外に様々な地図があるといふ点であつた。これ以外の物語そのものはあまり印象に残らなかつた。その発想こそがおもしろかつたのかもしれない。こんな地図がある。「おまえがさっき“のっぺらぼうの長方形”と言ったこの四枚の地図」(101頁)である。ここには「紙の地図の百倍もの情報が記されている」(同前)といふ。「この四枚の地図は場所だけを記録しているわけじゃない。ここにはボストンの一八三一年二月という時間(原文傍点付き、tetu注)も記録されているんだ。」(同前)だから「そのときのその場所で起こったこ とを、はっきり感じとることができる。」(同前)のである。今ならば出来の良いビデオレコーダーか、あるいは高性能のメディアといふところであらうか。物 語に即して言へば、これは記憶地図とでもいふべきものであり、実際に物語中にも人間の記憶を抜き取る場面がある。問題のガラス地図もそんなものの一つと思 しい。この物語にはそんなのともまた異なるタイプの地図も出てくる。しかも、それらは特定の条件に反応してその役割を果たすのである。そんな地図があればおもしろいし、だからこそこの物語もおもしろくなり得たのである。今一つ物語をおもしろくしたのは、舞台が〈大崩壊〉後のパッチワーク世界だといふことで ある。この世界、時と場所が世界中でランダムに入り組んでゐるのである。異なる時代が同時に存在してゐる、複雑怪奇な世界であるらしい。その時代の狭間とガラスの地図から起きるカタストロフィ、正にソフィアとガラスの地図の世界であつた。

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    2015年09月06日
  • 宵星の魔女エミリー

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    ネタバレ

    あらすじと表紙絵で選びましたが、思ったよりロマンチックな展開も少なく物足りない感じでした。
    エミリーとスタントンに年齢差があったのが、最後のプロポーズに入ってから分かって、思わずそんなことどこかに書いてあったかと読み直してしまいました^^; 
    説明が多い割には、エミリーとスタントンとの魅かれ具合にはあまり説明をさいてないように感じました。
    <バスルパンク>という考えは面白いので、本書が長編デビュー作だそうなので、次回作がでればまた手にとってもいいかと思ってます。

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    2015年08月16日
  • 宵星の魔女エミリー

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    最近お気に入りの近代を舞台にしたファンタジー。主人公は勝ち気なお嬢さん。てったって、田舎暮らしのどこにでもいる魔女(この少しの嘘から広がる世界の広さが本作の深みを作り出している。)が世界的な魔術問題に巻き込まれていく、シリーズ導入の一冊。旅立ち迄がグズグズしちゃうけど、旅立ってからの展開は見処多し。

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    2013年08月03日