フジコ・ヘミングのレビュー一覧

  • フジコ・ヘミング運命の言葉

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    フジコヘミングを知りたい人へ

    素晴らしいピアノを弾くフジコヘミングを理解するのに貴重な1冊。彼女の生い立ちと生き様を知るのに役立つ。彼女のピアノを聴きながらこの本を読んでみて下さい。

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    2018年07月29日
  • フジコ・ヘミング運命の言葉

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    シンプル。私もなかなか咲けない。咲けないから生きていくために別の、好きじゃないけど得意なことで生活費を稼ぐ。でもやっぱり「そこ」は私の場所じゃなくて居づらい。居づらいから苦しい。背を向けてるから二重に苦しい。ひとりでは出来ない場所が居場所、やろうとすると経費がかかるのが居場所。どうすれば、いいのかなぁ。

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    2012年12月16日
  • 奇蹟のピアニスト 人生哲学 やがて鐘は鳴る

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    フジコ・ヘミングのラ・カンパネラは有名で知っていたけれど、どんな人なのか、全然知らなかった。
    もう亡くなってしまっているのが残念
    たくさん苦労をしてきて、それでもポジティブで希望を捨てなかったこと
    決して偉そぶらない人間性
    私もそんな風でありたいし、私なりの人生哲学を作り上げていきたいって思わせられた

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    2024年12月08日
  • フジコ・ヘミング 永遠の今

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    1932年生まれのピアニスト...

    本は「語り」の形式で書かれている。
    著者=フジ子・ヘミングの部屋の様子や持ち物、特に思い出の品の写真が印象的。そして著者が書いた絵も...

    絵が素敵だった。
    切手にもなっていて、リトグラフの個展も開催したことがあるみたいだ...
    すごいな〜

    本を読んでいる時、彼女の年齢を忘れてしまう。
    ロマンチストで正直で恋多き人、そしてカトリックのクリスチャン


    ふと...
    断捨離も必要だけれど、身の回りにこうした思い出の品を飾って生活するのも悪くないなぁ〜と思って見たり...
    コンサートに行ってみたいと思ったり。。
    生き様の分厚さを感じた。羨ましい限り...

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    2024年04月23日
  • くよくよしない力

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    天才ピアニストと言われたフジコヘミングさんの人生に大切なエッセンスをまとめた本です。

    私も美大を出ていますが、音楽や美術は、お金持ちや、代々その道を歩むエリートの家系の方もたくさんいて、そう言う人でないとなかなか大きな成功は難しいという一面もある業界だと思います。

    フジコヘミングさんも、そこまで裕福ではない家庭で育ち、お母さんにピアノを教えてもらい、天才ピアニストとして開花するまでにたくさんの苦労をされていたようで、人に感謝する気持ちや、夢を追い続ける姿勢など、苦労したからこそ、他人の苦労がわかる、世界に優しいスタンスメッセージがたくさん込められていました。

    とりあえず、これは一度ピアノ

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    2023年05月15日
  • たどりつく力

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    ピアノのCDが欲しくて色々試し買いしても、何か自分にしっくりこない。そんな時に、NHKの番組でフジコさんのことを知り、CDを買ってみたらこれだ!と思いました。同じ曲でもテンポで全然違う曲になるのです。それがきっかけで一番大好きなピアニストになりました。
    そんなフジコさんが、ピアニストになるまで、そして現在の生活について語っています。
    ピアニストとしての大事な両方の聴力を失ってしまったフジコさんが現在こうして活躍されていることに奇跡を感じます。
    心で弾いているからこんなにも胸を打つような演奏ができるのでしょうね。

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    2022年05月08日
  • 奇蹟のピアニスト 人生哲学 やがて鐘は鳴る

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    フジコさんが語りかけてくれる本。

    カラヤンの前で弾けなかった。バーンスタインの前で弾いてみせた。かっこいいなぁ。

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    2021年12月16日
  • フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記

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    この本より前の感想が6月とかで、息が止まるほどびっくりした。そんなに読んでいなかっただろうか。いや別に、読書が嫌いになったとかではない。8月までは大学の前期試験の合格と、来年度に取り掛かる卒論の、研究計画書を提出することで頭がいっぱいだった。9月10月は家族が病を得て、その看病やらなにやらで、読書より疲れ切って寝てしまうことが多かったのだ。もう感想書くのよそうか、とも思った。だって誰も読んでないしね。なんて。習い性は怖いもので、それでも書かなかったら気持ちが悪いのだ。というわけで。

    まずは、大変可愛らしい絵日記。フジコ・ヘミングさんの生い立ちや少女時代のこと、この本で初めて知った。描かれた絵

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    2021年11月02日
  • くよくよしない力

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    ネタバレ

    私は音楽に全く詳しくはないのですが、フジコ・ヘミングさんのお名前は、さすがに聞いたことがある。有名なピアニスト。
    いろんな苦労を乗り越えて、美しい音楽を奏でるフジコさんの人生哲学。
    クラシックの人の中には、ジャズやロックや民謡(?)を見下す人がいるらしいのだが、

    ”音楽だけでなくすべてにおいて、いろいろなものをピンからキリまで見聞きすることは大事。すべてのものを寛大に受け入れることで、それぞれのよさがわかるし、楽しみがどんどん増えていく。”

    とおっしゃっていて、本当に一流の人はこうなんだなぁ……。

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    2021年08月24日
  • フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記

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    これはもう、フジコヘミングのピアノを聴きながら読まねば、と思い、ラカンパネラなど聴きながら読む。彼女の人生の苦しさや楽しさに想いを馳せつつ。

    人生のどん底、本当の失望を知っている人は、かすかな光の存在に敏感。結果、幸福への感度は高くなり、幸福の実践に長けてくる。そんなところを、わずかにでも学びたい。曰く;

    幸せは、待っているものではない。
    ぼたもちみたいに降ってくるものでもない。
    自分が許される限り、もらった限りの範囲で、自分でつくるしかない。

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    2021年04月18日
  • たどりつく力

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    読書と同じくらい大切にしている趣味はピアノです。

    と言ってもまだ初心者なので下手っぴなのですが…
    ピアノは弾くのも聴くのも大好きです。

    フジコヘミングさんは世界的に有名なピアニスト。
    特に、リストの「ラ・カンパネラ」はフジコさんの代名詞と言っても過言ではないのではないだろうか。

    こちらは、フジコさんが過去のエピソードに始まり、ピアノ、音楽、大切にしていることについて綴ったもの。

    お母さんは日本人でピアノの教師。
    子供の頃はかなりストイックにピアノの手解きを受けたと言う。
    (ピアニスト清塚信也さんもそうだけど、天才と言われるピア

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    2021年02月18日
  • 奇蹟のピアニスト 人生哲学 やがて鐘は鳴る

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    ネタバレ

    文体に女性の話し言葉(~なの、~だわね等)が遣われているのは好きじゃないけど、内容的にはサブタイトルにもあるようにフジコ・ヘミングさんの人生哲学がよく分かって面白かった。特に彼女の音楽に対する気持ちが窺えて、いい。

    こよなく音楽を愛すること。
    作曲家に畏敬の念を持つこと。
    作曲家の背景や、楽譜を深く読み込んで、突きつめ、作曲家の意図に基づいて、それぞれの曲に対して魂を込めて演奏する。

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    2021年01月28日
  • フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記

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    15歳に書かれた絵日記がまた出版される日が楽しみです。ショパンのバラードの楽譜は大変趣きがあるものでした。

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    2019年03月17日
  • くよくよしない力

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    フジコ・ヘミングのエッセイ。苦難があっても前向きに自然体な氏の言葉に重みを感じた。
    名前は知っていたものの、氏のピアノを聴いたことがなかったので聴いてみた。どういうところが素晴らしいのかは素人の私にはわからないけど、新しい音楽の世界を垣間見ることもできて嬉しい。

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    2018年11月19日
  • フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記

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    “私はやっぱり孤独のほうが好き。毎日一緒にいたら、相手の食べものから何から心配して、クタクタになってしまうでしょう。自分の仕事ができなくなるのは、いやです。”(p.112)

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    2018年11月12日
  • たどりつく力

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    2.8。思ったまま綴ったエッセイ的な読み物、というくくりで良いだろうに、それで充分なのに、編集した人が、今流行りのライトな名言啓蒙本みたいな構成に無理矢理仕立ててるのが、いかにも儲け主義剥き出しで中身見てない感があって白ける。そういう内容じゃないだろ〜

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    2017年03月04日
  • たどりつく力

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    ネタバレ

    お母様とのことが一番印象に残った。
    子どもの頃に厳しかったお母様だが
    「おかあさん、本当はいま一番演奏を聴いてほしいのは、あなたです」
    の言葉が胸に響きました。
    「たどりつく力」を身につけさせてくれたのは、フジコ・ヘミング本人の努力はもちろんあったけれど、お母様の愛情と厳しさが原点だったのかもしれません。

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    2016年10月19日
  • たどりつく力

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    名前しか知らなかった「フジコ・ヘミング」だけれど、ここまで数奇な人生、それを生かした演奏、優しい語り口調と好感をもって読むことができた。

    「一人ひとり自分の得意なこと、好きなことがあり、それを生かして創造することが人生の喜び」

    今、よく考えていることなので納得がいった。

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    2016年08月12日
  • フジコ・ヘミング運命の言葉

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    ピアニスト、フジコ・ヘミングの自伝的エッセイ。生い立ちから現在までを、ピアノ・人生・家族・恋愛・憧れ・神様の6つのテーマで描いている。演奏会の前にひどく緊張する事や、猫に囲まれた生活の様子などが、飾り気のない文章でつづられており、いつか機会があれば演奏を聴きに行きたいと思った。

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    2013年02月19日