佐藤滋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
FBの友達の紹介。
大月書店は、学生のころ共産党宣言の文庫とかお世話になったが、今は、結構、中立的な本をだしているんだなと思った。
内容は、そのほとんどに共感する。
(1)基盤施設の復旧・復興と「地区・集落のまちづくり」とを連携する、漸進的マスタープラン(p38)
これは、現実に調整があちことで問題になっているし、決めきらないで、少しずつ進むマスタープランであってほしい。復興交付金事業計画の変更も可能なので、地元の意見で修正をはかっていいプランにしてほしい。
(2)避けるべきインフラ至上主義のシナリオ(p44)
これも注意したい。現場でそのような動きがあれば教 -
Posted by ブクログ
都市計画の本から遠ざかっていたので、奮起して、名著を多数だしている学芸出版社のこの本を購入。
地域運営については、エリアマネジメントとかコミュニティビジネスとかいろいろいわれているが、まちづくり市民活動も、市民の力、資金、能力と外部の力をつかって、身の丈にあったまちづくりをしようとする試みと理解した。
とても、大事な視点、特に、「身の丈にあった」という観点は、復興においても大変大事だと思っている。
発想として大事だと思った点と触れられないが心配すべき点。
①まちづくり事業組合の提案(p263)については、一定の小規模な事業と維持管理、運営をする主体として、前から課題にな