田中彰のレビュー一覧

  • 世界のサメ大全 サメ愛好家が全身全霊をささげて描いたサメ図鑑

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    こちら本屋さんで一目惚れ。
    いや、もう可愛すぎの面白すぎ!!
    これは小さなお子さまが(大人も)夢中になるやつ。

    馴染みのあるホホジロサメ、ジンベエザメ、シュモクザメ、トラフザメ、本のタイトルにもなったラブカ。
    他の動物の名前がつく、イヌザメ、ネズミザメ、オオワニザメ、イタチザメ、トラザメ、カラスザメ、カエルザメ…
    なんとその数125種!

    それにこの図鑑ではサメが関西弁をしゃべるんです。
    堅苦しくない解説や、サメの特徴や生態を表したウイットに富んだキャッチフレーズも良い感じ。

    写真じゃなくイラストで特徴をとらえて描いているのも解りやすく、何より味がある。
    サメ愛好家でイラストレーターの著者

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    2024年10月01日
  • 世界のサメ大全 サメ愛好家が全身全霊をささげて描いたサメ図鑑

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    サメへの愛が一杯で

    言葉になりません



    最近の風潮として 図鑑も

    写真ではなく

    (多分写真はネットでも検索しやすいから?)

    イラストで特徴をつかんだ

    図鑑というのが多いのですが

    情報が見やすく 表情があっていいですね




    新たにお気に入りのサメも

    見つけることが出来ました

    首を切られても動く

    マンキラーの二つ名を持つ

    オオセ

    そんなに怖いのに

    イラストではニッコリ

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    2022年08月26日
  • 明治維新

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    幕末から維新にかけて客観的なデータも交えて鋭い切り口で論評している。「大衆・庶民」の視点を出している点も新鮮。

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    2011年01月25日
  • 吉田松陰 変転する人物像

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    田中彰 「 吉田松陰 」 

    時代により変わってきた松陰像を整理しながら、最後は 松陰の「人間を平等に見る目線(一視同仁)」に着目して、普遍的な松陰像を試みている


    戦争中の松陰像は 忠君愛国の象徴で偶像的。徳富蘇峰 の名著「吉田松陰」も 戦争中に「革命家 松陰」から 「改革の率先者 松陰」に改訂され、侵略戦争の正当化の役割を担った様子


    戦後の松陰像は 失敗の中に松陰の人間性を見出している。敗戦の時代背景が関係しているのか。


    名言「 秩序の中に進歩がなく、破壊の中に進歩が保障されている〜人は歴史を作る。そして、それ以上に 危機は人を作る」


    著者の松陰像が一番爽やか
    *人間を平等に

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    2021年05月10日
  • 吉田松陰 変転する人物像

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    吉田松陰について書かれている本は、相当数あるそうで、それは彼の人物像が時の政権に利用されたことにもよるのだそうだ。この本は、そのような本の松陰への評価を利用し、松陰を再評価しようとするなかなか面白い視点のものである。しかし、歴史上の人物の像とはそのようなものかもしれない。

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    2018年10月23日
  • 吉田松陰 変転する人物像

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    主観による評伝ではなく、明治・大正・戦前・戦後とさまざまな評価の変遷を伝えながら、いずれの時代も全否定されることのない松陰の魅力と、被差別民や障がいにも平等に向き合った先見性を明らかにした、松陰研究のレファレンス。

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    2012年09月27日
  • 吉田松陰 変転する人物像

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    吉田松陰像は時代よって異なる
     →一方で強く批判されることはない
     →対照的に井伊直弼は時代によっては批判の的
     →革命家や教育者として捉えられやすい
    身分や性別、障害を問わず一人の人として扱った
     →師と生徒との関係であっても優越を乱用しない

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    2022年05月10日
  • 吉田松陰 変転する人物像

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    吉田松陰が戦時下において理想的国民像として昇華され、戦後新たに見直されてゆく流れを描いている。松陰の人物史をある程度把握している事が前提となっており、作中では軽くおさらいするのみ。

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    2011年10月15日
  • 吉田松陰 変転する人物像

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    その時代時代において、革命家、愛国者、教育者など理想として語られる吉田松陰が実は時代の求めるものを鏡のように映していたという内容。歴史は後世の解釈によるものが大きいという点に気づかされて面白かった。坂本竜馬も司馬遼太郎があれほど面白くかいたからみんなに愛される人物になったという面もありそう。

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    2009年10月04日