田中彰のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
こちら本屋さんで一目惚れ。
いや、もう可愛すぎの面白すぎ!!
これは小さなお子さまが(大人も)夢中になるやつ。
馴染みのあるホホジロサメ、ジンベエザメ、シュモクザメ、トラフザメ、本のタイトルにもなったラブカ。
他の動物の名前がつく、イヌザメ、ネズミザメ、オオワニザメ、イタチザメ、トラザメ、カラスザメ、カエルザメ…
なんとその数125種!
それにこの図鑑ではサメが関西弁をしゃべるんです。
堅苦しくない解説や、サメの特徴や生態を表したウイットに富んだキャッチフレーズも良い感じ。
写真じゃなくイラストで特徴をとらえて描いているのも解りやすく、何より味がある。
サメ愛好家でイラストレーターの著者 -
Posted by ブクログ
田中彰 「 吉田松陰 」
時代により変わってきた松陰像を整理しながら、最後は 松陰の「人間を平等に見る目線(一視同仁)」に着目して、普遍的な松陰像を試みている
戦争中の松陰像は 忠君愛国の象徴で偶像的。徳富蘇峰 の名著「吉田松陰」も 戦争中に「革命家 松陰」から 「改革の率先者 松陰」に改訂され、侵略戦争の正当化の役割を担った様子
戦後の松陰像は 失敗の中に松陰の人間性を見出している。敗戦の時代背景が関係しているのか。
名言「 秩序の中に進歩がなく、破壊の中に進歩が保障されている〜人は歴史を作る。そして、それ以上に 危機は人を作る」
著者の松陰像が一番爽やか
*人間を平等に