多田文明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
迷惑メールを開いていくと、大方出会い系サイトなどに誘導されるようだ。
少し意外であった。もっと自分の知らないような、コワイあくどい世界と繋がっていくものと想像していた。
世の中世知辛いし、いろいろな人生があって、心が弱ってくると、本書で紹介されているような、恋愛系、金儲け系の騙しに引っかかる人がいるのだろう。だから数打てば当たる方式で、迷惑メールも後を絶たないし、ますます進化しているということか。
本書における「実体験」、つまり悪徳業者とのやり取りはメールや電話が中心である。実際に業者のアジトに乗り込んで話をし、命からがら逃げ帰ってきた、といった取材の本かとひそかに期待していただけに -
Posted by ブクログ
【欲を刺激しろ!】
1%マーケティング。10万人に迷惑メールを送り、1%の1000人がメールを見て、1%の10人が金を払えばなりたつ仕組み、だとして、その10人になるように努めてみた、という本。気になるではないか。
商売というのは、どんなものでも、相手の欲を刺激して引き出してあげる仕事である。それがあんまり露骨だとそっぽを向かれるので、美味しいオブラートに包むのに皆腐心している。ところが、数撃ちゃ当たると露骨に欲を刺激する人たち。この1%(か、わからないが)は、もう欲丸出しでやってくるから撃沈が簡単なのだろう。ロトくじがあたる、という輩の嘘なんか、もう痛いのだけど、相手は真剣だ(と思う、多分) -
Posted by ブクログ
「ウン千万円振り込みます!」とか「もう僕のことを嫌いになったんですか?」とか「支払いが滞っています云々」とか、なんのこっちゃ、あほくさ、とタイトルを一瞥してバシバシ削除しまくっていた迷惑メール。
いったい何のために送るのか意味不明、こんな明らかにデタラメなのに引っかかる人いるの?!と常々不思議だったのだが…どうも少しはいるらしい。
そもそも迷惑メール自体も、下手な鉄砲数打ちゃ当たる方式で大量に送信し、その中のほんのわずかでも引っかかってくれればそれでOK、というものなんだそうだ。
そんな訳のわからない迷惑メールのその実態がついに明らかになるのか!と、期待と興味本位で本書を手にしたのだが、う~ -
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