鈴木邦男のレビュー一覧

  • 愛国者は信用できるか

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    このタイトルで筆者は右ってのがまず面白い。

    三島由紀夫、その他色々な人の「愛国」に関する言葉・エピソードは興味深かった。
    ネットなんかやってると「左翼=売国奴」というイメージが強くなるけど、「左翼の愛国者」ってのも普通にいるんだよね。当たり前なんだけど。今じゃ右翼の代名詞ですが……

    三島由紀夫の憲法草案
    「日本国民は祖国防衛の権利を有する。」
    国防は義務でなく権利。うむむ……。

    玄洋社と頭山満の話は、夢野久作「犬神博士」でも読んでたか。
    杉山茂丸の話が出てこなかったのはちょい残念。

    全体通して、なかなか面白く読めた。この問題を本気で考えるには、もっと勉強しないと駄目だろうけど……

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    2010年06月22日
  • 愛国者は信用できるか

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    異色の新右翼が「愛国心」を語るという触れ込み。三島の「愛国心といふ言葉は好きじやない」という一節は興味深い。やはり彼は思索の人。あの挙にしても、天皇の神聖性固守と英雄的行為への憧れ(中村光夫との対談で再三口にしていたオリンピック選手への憧れ)が大きいのだろうが、その裏で冷静に自らを客観視する三島がいる。

    『天皇とプロレタリア』『国体への疑問」を書いた里見岸雄のことも知れて為になる。

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    2012年01月18日
  • 公安警察の手口

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    読みやすく、わかりやすかった。
    相変わらず、右左の思想がわかったわけではないけれど。

    著者の言い分も最もか?
    私は基礎知識不足ゆえ、もろ手を挙げて賛成するわけにもいかないけど、一理なきしもあらずとも思った。

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    2009年10月07日
  • 公安警察の手口

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    犯罪が増えてるとはいえ、大多数の人は警察と関わりあうことはあまり無いんじゃないかと思う。自分もそうだが、せいぜい交通違反をしたときくらいだろう。刑事警察・交通警察でさえそんな調子なのだから、公安警察というとなおのことイメージがわかない。この本は、新右翼の代表的存在の著作によるもので、(真偽のほど良く分からないが)その一端を垣間見ることができたように思う。

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    2009年10月04日
  • 愛国者は信用できるか

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    愛国心は自己愛に収斂するのではないか、と考えている私にとって、この本の結論はとっつきやすいものでした。著者は「新右翼」の人ですが、右翼にもいろいろいるんだな、と思いました。

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    2009年10月04日
  • 愛国者は信用できるか

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    本書は、いま、日本でも中国でも熱く熱く語られる「愛国心」を論じたもの。
    著者の鈴木邦男さんは、新右翼の草分け的な存在だ。
    ワタシは、たしかSPA!の連載「夕刻のコペルニクス」でその名を知った。

    鈴木さんの印象は、ゴリゴリの右翼ではなく、考え方は相当柔軟であり、また、自己矛盾が少なそうなところか。たとえ主義主張に対立はあっても、暴力で解決はしないだろうということが、著作からうかがえる。そんなわけで、鈴木さんの著作を、たまに読んではいる。

    本書は、「君が代」「天皇」という、日本の「愛国心」にとっては欠くことのできない要素から、愛国心を考察している。そして、鈴木さんは言う。愛国心は、国家

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    2009年10月04日