紡木たくのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
叔母から『瞬きもせず』と一緒に全巻頂いたもの。
かたや瞬きも〜は、普通の青春恋愛物語、かたやホット〜は、不良少女とヤンキーの恋愛物語と両極端な作品ですがどちらも良作。
私は、小学生の時に読んだのですが、成長して読み返して、初めてこの方の描かれる漫画の素晴らしさがわかりました。
巧みな心理描写、シナリオ、光が差し込んでいる時の空気や、人物の笑顔の表情が本当に生き生きとしている。
まるで連ドラを見終わったようなかんじに陥ります。
少女漫画で括るなんて勿体ない。男女とも気兼ねなく読める作品です。
マーガレットさんは、今、出版されている少女漫画界でも質が良く良作の流れを受け継いでいて好きです。
同年代の子にちょこっと勧めてみても、絵柄で取り合わない子が多いのが、残念でしかたないです…。 -
Posted by ブクログ
母親と二人で暮らす14歳の少女・和希は、自分が愛されている実感を持てず、寂しさと行き場のない苛立ちを抱えていた。そんな中、暴走族「NIGHTS」に所属する少年・春山と出会う。危うく刹那的に生きる春山に惹かれ、和希も彼らの世界へ足を踏み入れていく。夜の湘南、バイク、仲間、喧嘩、そして初めて本気で誰かを大切に思う気持ち。孤独を抱えた二人が不器用に寄り添いながら成長していく青春物語。
こういう漫画があるから、ヤンキーに憧れてしまったんだと思う。そしてバイクにも乗りたくなってしまったんだと思う。笑
夜の湘南、テールランプ、暴走族、春山。もう全部が青春すぎる。
ただの不良の男の子との恋愛ではなくて、和希も春山もそれぞれ家庭や孤独を抱えていて、子どもなのに少し大人びた世界を生きている。その危うさが当時はとにかくかっこよく見えた。恋愛漫画なのに甘々ではなく、言葉数も少なくて、絵や余白から感情が伝わってくる感じも独特。
何十年ぶりに読み返しても感動する漫画で世代を超えて残っているのも納得。
当時は「ホットロードが好き」って言うだけで、ちょっとオシャレな感じすらあった気がする。そういう世代です。
連載開始は1986年。わずか1年半ほどの連載ながら累計700万部を突破し、約27年後の2014年には実写映画化。
今読むと暴走族を無条件にかっこいいとは思わないけれど、それでも春山がバイクで走る姿にはちょっと胸がざわつく。青春って危なっかしくて、でもそれが一番眩しいみたいな空気を丸ごと閉じ込めた漫画。 -
無料版購入済み
チリッ
かつての10代の、ちょっと道を外れた子達の等身大。
危なっかしさと、意地っ張りなのと、深いところにあるピュアさが、キラキラ、でもチリッと痛い感じ。