後藤雅洋のレビュー一覧
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ネタバレ著者は、四ッ谷にあるジャズ喫茶イーグルの店主。
まずジャズ手法はあらゆる音楽ジャンルに浸透している、として紹介されるアルバムには、ビリー・ジョエル「ストレンジャー」、荒井由実「ひこうき雲」、大貫妙子「サンシャワー」、椎名林檎「無罪モラトリアム」、マイケル・ジャクソン「BAD」など。
映画では、「死刑台のエレベーター」「バード」「スウィングガールズ」「ラ・ラ・ランド」「ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」「ラウンドミッドナイト」。
他にもジャズの歴史、ジャズのスタイル(《ビバップ》とは、個人技を駆使したアドリブ中心、《ハードバップ》とは、ビバップにバランスと構成力を加味、《モードジャズ》とは、従来 -
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ネタバレ■きっかけ
趣味のウクレレでジャズ曲(Isn't She Lovely)に挑戦したときに、色んな角度でジャズを理解して演奏に活かしたいと思い、本書を手に取った。
■結果
演奏に活かせるかはわからなかったけど、ジャズのスタイルや思想に親しむ事ができたので満足だ。
目的と得られた結果が違うのは大いに歓迎。回り道最高!
■詳細
ジャズのスタイルの章では具体的な曲とリリースの背景を学べて良かった。章ごとにSpotifyのプレイリストが作られているのが本書の特徴の1つだと思う。このおかげで、頭でっかちになりすぎず実際の演奏を聴いてイメージを感じることができた。
最も印象に残ったのは、【ジ -
Posted by ブクログ
最近よく聞く曲は?と聞かれたら「う~んJazzかな」と最初に答えるくらい、徐々に、しかし中途半端にjazzの魅力に惹かれつつある。
そこで、jazzのことはまだ何も知らなかったので、この本を読んで体系的に知ってみようと思い購入しました。
何が名曲で、誰が有名で、どんなジャンルがあるのかをざっくり知るのにはもってこいです。
この本が面白いのは、曲やアーティストの分類を「一般的」なジャンルで分類するのではなく、著者の「主観的」な感性によって分類されているところ。
だから、正確な分類ではないのだが、一人のjazzファンが「どれだけJazzに愛着があり、どんな曲が好きなのか」を垣間みることができる。
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ネタバレ 購入済み
ブルース、ロック好きの人へ
ブルースやロックを聴いてきた人は読まない方がいいです。アルバムに対するコメントが黒いからいいの連発で、鼻に付きます。あと、B面の何々から聴くのがいいとか、マニアはそうするとか、聴き方のアドバイスは最低です。編集版ではないオリジナルの音楽アルバムは曲順も含めて一つの作品です。フーのトミーや、ピンク・フロイドのウォールをアルバムの途中から聴く馬鹿はいません。
ただ、裏名盤みたいなものを紹介しているので、名盤と呼ばれるものをある程度聴いてきた人にとってデータ部分は役に立ちます。
まっさらの状態でジャズを知りたいと思うなら、CD化でオリジナルにおまけトラックをつけることにさえ、疑問をもつ中山氏の入