白石仁章のレビュー一覧

  • プチャーチン

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    大砲をちらつかせながら裏口から土足で上がり込んで来たペリー、一方、礼儀正しく正面玄関(長崎)からきちんと挨拶をしたロシアのプチャーチン。前者の圧倒的な知名度と比較して、意外に知られていないロシアの外交官は極めて親日であり、初期の良好な日露関係に貢献したという。当時の時代背景や同時期の世界情勢などにも触れられており為になった。

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    2018年10月08日
  • 杉原千畝―情報に賭けた外交官―

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    ビザをユダヤ難民のために出し続け6千人を救ったとされる杉原千畝の話。外交官の役割が理解できた。解説でもインテリジェンス・オフィサーという語がやたら出てくるのが鼻につく。2016.9.18

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    2016年09月18日
  • 杉原千畝―情報に賭けた外交官―

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    ただ良い人というだけで、正義感が強いというだけで、人は救えない。
    とても有能でクレバーでタフなハートを持っていて、そして、場に居合わせて。
    いろいろな要素を探り、推察し、そしてまた、杉原という人を思う。
    著者の気持ちも伝わってきた。

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    2016年03月12日
  • 杉原千畝―情報に賭けた外交官―

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    多くのユダヤ人を救った命のヴィザを発行した杉原千畝の生涯を、杉原千畝研究者が解説している。
    さすが杉原千畝研究者だけあり、随所で杉原をインテリジェンス・オフィサーと持ち上げるのは、かなりやり過ぎだと感じる。
    しかしさすが著者は外務省外交史料館に勤めるだけあり、当時の満州やバルト三国、ポーランドをめぐる各国の力関係はよく把握できた。

    本書では当然杉原千畝の巧妙な手段によるヴィザ発給にも感心したが、詳しく書かれていないものの発給条件の厳守を求めつつも杉原ヴィザを無効とせず避難民の渡航を(一時渡航にせよ)許した日本政府にも改めて感心した。

    本書と並行して「昭和天皇独白録」を読んでいるが、日本国内で軍部が力を増し、杉原のような外交官の必死の努力による情報が握りつぶされ、生かされず、最悪の戦争へ突入したことに憤りを感じる。
    最近のマスコミに政治家と官僚の袂を分け政治家の強権発動を期待する風潮を感じるが、○○チルドレンといった俄政治家よりも、適切な情報を持つ官僚のほうが信用できるのではないかと思う。

    また本書で注目したのは、バルト三国とポーランドをめぐるソ連とドイツの動きである。
    協定を結び軍を駐留し次第に隣国を支配するというソ連の行為は、現在でもウクライナで行っている行為そのままではないか。第二次世界大戦から70年経っても全く進歩の無いソ連(ロシア)に失望を隠せない。
    日本の大戦終結仲裁をソ連に託そうとした行為は、終戦を悪戯に遅らせ広島・長崎の原爆投下へとつながる愚行であった。外交官情報を信用したなら、ソ連など信用せず、結果として原爆投下も北方領土問題もない終戦もあり得たのではないかと悔やまれる。
    一方でシリアからの難民を受け入れ続けるドイツは、ナチス時代に反省し、現在の杉原千畝であろうという姿勢の現れではないだろうか。

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    2016年02月16日
  • 戦争と諜報外交 杉原千畝たちの時代

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    日本が対中戦争、そして太平洋戦争へと進んでいく中、その戦争を避けようと懸命に努力した外交官たちがいた。

    命のビザで有名な、杉原千畝はドイツのソ連侵攻の情報を命がけで入手した。
    日米衝突を避けるために、独断でラジオ放送を行った斎藤博。駐ドイツ大使として、日独伊三国同盟に反対し続けた来栖三郎。ムッソリーニと渡り合った杉村陽太郎。

    新興国日本が、列強のなかに入っていくことによって、軋轢を生じ、結果として戦争に突入していく時代、しかし、大本営の号令一下、一億総火の玉、一億総活躍になるだけではなく、外交努力を続けた外交官たちのことも記憶しておきたい。

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    2016年02月04日
  • プチャーチン

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    大砲をちらつかせながら裏口から土足で上がり込んで来たペリー、一方、礼儀正しく正面玄関(長崎)からきちんと挨拶をしたロシアのプチャーチン。前者の圧倒的な知名度と比較して、意外に知られていないこのロシアの外交官は極めて親日家だった。

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    2011年12月08日