上季一郎のレビュー一覧

  • 幇間探偵しゃろく 1

    xfh

    無料版購入済み

    推理と人情

    面白い!
    コナンや金田一少年とはまた雰囲気の異なった、だけど本格的な推理漫画であることは間違い無し。 
    レトロ日本の東京を土台に、いいとこのお坊ちゃん・宗次郎(のほほんとおっとりしたお人好し)が名推理した建前で、次々と謎を解いていく舎六(しゃろく)の頭の切れ具合が爽快です。
    謎解きも楽しみつつ、事件の背後に見え隠れする義理と人情にもうるると来ます。
    個人的に舎六のキャラクターが魅力的で大好きです。

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    2021年01月10日
  • 幇間探偵しゃろく 1

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    本棚の整理がてら再読。
    昭和初期が舞台であることに今更気づく笑。
    ベースがミステリーの漫画、レトロモダンな雰囲気が漂う。
    花街で座敷遊びのお助けをし、気分よくさせる職業ーーー幇間(ほうかん)。
    その職につきながら酒を飲むと大暴れする変わり種の舎六(しゃろく)と若旦那のコンビが事件に挑む。
    …と言っても某バーロー探偵のように推理するのは舎六のみで、若旦那はいいように翻弄されている。

    結構本格的な推理もので、謎もしっかりしてる。
    しっとりとした雰囲気のものもあり、コミカルさだけじゃない魅力もあり。

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    2025年09月26日
  • 幇間探偵しゃろく 1

    戦前の風俗描写が素晴らしい

    やっと電子書籍化されて嬉しい。
    天空の玉座の売れ行きが好調なのに電子コミックが出ないのが謎でした。

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    2019年05月20日
  • 幇間探偵しゃろく 3

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    完結。
    これ、原作の方が亡くなったために終わったのかな。
    その割りには、いい感じのところで完結しています。

    しゃろくさんが、若とひっついていた理由もわかりました。

    まぁ、おねえさん夫婦に、全部いいところもっていかれた感じはありますが、楽しかったです。
    この夫婦、好きです。

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    2014年02月24日
  • 幇間探偵しゃろく 2

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    これも、人情ものですね。割とわたしの読む推理ものは、人情ものと一緒になっていることが多いかも。
    推理ものって、殺伐としがちなので、人情とパックになっていた方が読みやすいのかもしれません。

    しゃろくさんが、なんで若旦那をこんなに好きなのかがかわらないですねぇ。人がいいからだけなら、けっこう、たかってバカにしちゃうだけで終わりそうなのに……。

    いや、たかってバカにしているだけか?
    そんなことないよな。

    今回、箱屋さんがかわいそうでした。

    原作の人、「うえき・いちろう」ではなくて、「うえ・きいちろう」だったのね。

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    2014年01月20日
  • 幇間探偵しゃろく 1

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    青木 朋の名前と表紙の絵を見て、「幇間」って、おかま的ななにかだと思っていましたが違いました。
    昔は、そういう男の芸者(?)が、いたそうです。今は、いないのかな。

    いや、元お伽衆なので、やっぱり、そっち系?でも、秀吉のお伽衆だから、違うか。秀吉は確か、あの時代には珍しく女にしか興味がなかったらしいから(といっても、司馬 遼太郎の小説の情報ぐらいですが)。

    まあ、男2人組の話なので、ちょっとそんな雰囲気も出しつつ、封建さんが、若旦那をたてながら、いろいろな事件を解決していくお話です。

    太鼓持ちって、もともと、このことだったんだ。偉い人に酒場に拉致られていくことだと思っていました。

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    2013年10月31日
  • 幇間探偵しゃろく 3

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    ええ~、もう完結なんですね(@@;。

    定番のライバルキャラクターが登場し、
    舎六の過去や若旦那との因縁が明らかにされ、
    作品世界がぐぐっと展開する最終巻。

    いいキャラクター、心地よい世界だったなぁ。
    舎六自身の「幸せ」も見てみたかったです。

    原作者の方、亡くなられたのですね。
    いい作品をありがとうございました。
    どうぞ、安らかにおやすみください(´・ω・`)。

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    2013年08月11日
  • 幇間探偵しゃろく 2

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    8編を収録ということで、
    全体にコンパクトで読みやすい感じでしたね~。

    1巻でもちらっと感じたことですが、
    華やかそうに見える花街の裏側に
    そこで生きる人々、特に女性たちのつらさや哀しみ、
    そして愛おしさが浮かび上がってきます。
    哀しくもあり愛おしくもあり。

    しかし舎六さん、あんた探偵になった方が儲かるんじゃない?(笑)

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    2013年08月09日
  • 幇間探偵しゃろく 1

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    名探偵はたいこもち!(笑)

    昨今いろんな方が探偵やってますけど、
    幇間さんってのは珍しいですね。
    花街の粋と無粋と人情と裏側、
    そんな中で展開される探偵劇が面白かったです。

    そして、若旦那を立てることを忘れない舎六さん、
    よっ、さすがは幇間!

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    2013年08月09日
  • 幇間探偵しゃろく 3

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    これにて終幕。

    3巻目はこれまで気になっていた、謎解きの肝の部分が現代の知識なのでは?というような部分は特になく。

    しゃろくの過去の話が綺麗に終わっていたので、これで終わりというのをすんなりと受け入れていたのですが、最後の最後の原作者の訃報にびっくり。
    この巻から出てきたしゃろくの後輩でもありライバルでもあるもう一人の幇間との対決も、もしかしたら見られていたかも知れないと思うと残念です。
    この時代って漫画ではあまり見ないので、いろんなものが絵で見られるというのも貴重だったし。もちろん描くのは漫画家さんですが、ちゃんと監修もしてらしたんだろうなぁ。
    ご冥福をお祈りします。

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    2013年07月15日
  • 幇間探偵しゃろく 2

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    しゃろくが物知りで頭がいいのはわかってるけど、アナフィラキシーショックって言葉やその定義は、この時代に既に出来上がっていたのだろうか? 日本に入ってきていたのだろうか? なんて余計なことを考えてしまいました。

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    2011年10月27日
  • 幇間探偵しゃろく 1

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    少々頼りないけど人の良い御曹司と性格が悪いが、とっても鋭い幇間(探偵)の話。絵がしっかり書き込んであって、古っぽいところが好き。

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    2011年07月17日
  • 幇間探偵しゃろく 1

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    時は昭和の頭。人はいいが頭の回転は少し残念な若旦那と、幇間らしからぬ幇間の舎六の話。若旦那、一生舎六につきまとわれそうだけど、その方がいいかも。
    読んでてミステリ部分より人情の部分の方が前に出てるように感じるのは、舎六のキャラクターのせいかな。
    料理評論家の先生の話が好きでした。

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    2010年07月15日
  • 幇間探偵しゃろく 3

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    ネタバレ

    ややや。
    もっと続いてるかと思ってたのに、
    いつの間にか終ってた・・・
    原作者さんが亡くなったからかな。
    その割には綺麗に終ってたのでちょっとびっくり。
    ラストは決まってたんだろうね。
    みたいな。
    面白かったです。

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    2015年04月24日
  • 幇間探偵しゃろく 1

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    謎解き役が花街の「幇間」、お座敷を盛り上げる太鼓持ちという少し変わった設定の探偵物。謎解きにはあまり興味をもてなかったのですが、キャラクターに愛嬌があるのと昭和初期の風俗や街の描写が好きです。

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    2013年09月28日
  • 幇間探偵しゃろく 3

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    昼行灯な若旦那と飲んだくれ幇間のでこぼこ探偵ものの3巻め。

    さて今回はどんなことをやらかしてくれるやら、と思いつつ本を手に取り、帯の「終幕」の文字にちょっとびっくり。
    で、最終ページのお知らせにさらにびっくり。

    今巻から絡んできた、二枚目幇間との腹の探り合い的な駆け引きもまだ続きそうだったのになぁ。

    原作者のご冥福をお祈り致します。

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    2012年12月31日
  • 幇間探偵しゃろく 1

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    酒癖の悪い太鼓持ちと、世間知らずの大店の次男、と云う何とも異色な取り合わせの人情推理物。

    ぶっちゃけタイトル買いしました。はい。

    正直、推理部分はそんなに期待してなかったんだけど、結構しっかりしてました。

    しかし舍六は名誉や名声より、酒の方がいいらしい。

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    2012年05月06日
  • 幇間探偵しゃろく 2

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    百物語してて怖くて芸者に抱きついて、挙げ句失神するヘタレな若旦那が可愛いすぎる。
    着流しの似合うイケメンとか出てくるし、次も楽しみです。
    探偵、とタイトルに載せてる割にはトリックにあんまり深みがない感じですが。

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    2011年12月08日
  • 幇間探偵しゃろく 1

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    大酒飲みの太鼓持ち(幇間)が、若旦那を助けて推理するというお話。
    若旦那の家族や人のよさは読んでいておもしろい。

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    2010年07月11日
  • 幇間探偵しゃろく 1

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    舎六の出奔前のエピソードも読んでみたいなぁ。
    師匠とふたりで無茶していたのかしていなかったのか・・・。

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    2010年08月30日