感情タグBEST3
面白い!
コナンや金田一少年とはまた雰囲気の異なった、だけど本格的な推理漫画であることは間違い無し。
レトロ日本の東京を土台に、いいとこのお坊ちゃん・宗次郎(のほほんとおっとりしたお人好し)が名推理した建前で、次々と謎を解いていく舎六(しゃろく)の頭の切れ具合が爽快です。
謎解きも楽しみつつ...続きを読む、事件の背後に見え隠れする義理と人情にもうるると来ます。
個人的に舎六のキャラクターが魅力的で大好きです。
Posted by ブクログ 2013年10月31日
青木 朋の名前と表紙の絵を見て、「幇間」って、おかま的ななにかだと思っていましたが違いました。
昔は、そういう男の芸者(?)が、いたそうです。今は、いないのかな。
いや、元お伽衆なので、やっぱり、そっち系?でも、秀吉のお伽衆だから、違うか。秀吉は確か、あの時代には珍しく女にしか興味がなかったらしい...続きを読むから(といっても、司馬 遼太郎の小説の情報ぐらいですが)。
まあ、男2人組の話なので、ちょっとそんな雰囲気も出しつつ、封建さんが、若旦那をたてながら、いろいろな事件を解決していくお話です。
太鼓持ちって、もともと、このことだったんだ。偉い人に酒場に拉致られていくことだと思っていました。
Posted by ブクログ 2013年08月09日
名探偵はたいこもち!(笑)
昨今いろんな方が探偵やってますけど、
幇間さんってのは珍しいですね。
花街の粋と無粋と人情と裏側、
そんな中で展開される探偵劇が面白かったです。
そして、若旦那を立てることを忘れない舎六さん、
よっ、さすがは幇間!
Posted by ブクログ 2010年07月15日
時は昭和の頭。人はいいが頭の回転は少し残念な若旦那と、幇間らしからぬ幇間の舎六の話。若旦那、一生舎六につきまとわれそうだけど、その方がいいかも。
読んでてミステリ部分より人情の部分の方が前に出てるように感じるのは、舎六のキャラクターのせいかな。
料理評論家の先生の話が好きでした。
Posted by ブクログ 2013年09月28日
謎解き役が花街の「幇間」、お座敷を盛り上げる太鼓持ちという少し変わった設定の探偵物。謎解きにはあまり興味をもてなかったのですが、キャラクターに愛嬌があるのと昭和初期の風俗や街の描写が好きです。
Posted by ブクログ 2012年05月06日
酒癖の悪い太鼓持ちと、世間知らずの大店の次男、と云う何とも異色な取り合わせの人情推理物。
ぶっちゃけタイトル買いしました。はい。
正直、推理部分はそんなに期待してなかったんだけど、結構しっかりしてました。
しかし舍六は名誉や名声より、酒の方がいいらしい。