小野俊哉のレビュー一覧

  • 全1192試合 V9巨人のデータ分析

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     子どもの頃から巨人ファンの私ですが、考えてみたら、今の巨人の選手、ほとんど知らないかも。私が好きだった選手は、みんな監督してるし(笑)。

     それはさておき、V9時代の巨人がなぜ強かったのか、その全スコアから分析しようというこの企画、なかなか面白いです。

     王と長嶋がいたから強かったとか、そういう単純な話ではないんですね。石橋をたたいても渡らないと言われた(らしい)川上監督が、どんな野球を目指していたのか、それが少しのぞけた気がします。

     もちろん、目指していたものと、結果が100%イコールということはあり得ないわけですが、限りなく100%に近かった結果が、V9という奇跡を生んだのだと思

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    2014年03月23日
  • プロ野球 強すぎるチーム 弱すぎるチーム

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    文字通り、戦前の1リーグ性の頃から振り返って強いチーム、弱いチームを振り返った一冊。

    データを元に分析してるので、著者の過剰な思い入れなどは廃されてる姿勢は評価できる。
    セイバーメトリックスなど、最近のデータ分析について著者がどう評価してるのかが知りたいところ。

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    2014年08月17日
  • プロ野球 最強のベストナイン 全時代の一流選手の真価を問う

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    文字通り、プロ野球をポジション別、投手は年代別に分け、その中で最強の選手を類推した一冊。

    特に投手は今のようにローテーション制確率前と後では全然投球回数が変わってくるが、それでも昔の投手はべらぼうにすごかったことを再確認。
    そして、『やきゅつく』をやってる自分としては、そのランキング自体が非常に参考になった。

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    2013年10月07日
  • プロ野球ヒーロー伝説の真実 ~170キロの速球、180メートルの本塁打~

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    年齢45歳位から上の野球ファンなら、夢中になって読むんじゃないでしょうか。過去の速球派の最速は?最長ホームランは?面白い本だと思うんだけとなぁ。

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    2011年10月19日
  • プロ野球解説者の嘘

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    上映間近のオークランド・アスレチックスのGMビリージーンの独特のプロ野球観と選手編成ポリシーを描いた「マネーボール」。

    その中に「犠打悪者論」がある。「犠打は得点になんら影響を与えていないので無駄死に過ぎない」。これがはたして事実なのか?また「ノムさんの説である“野球は投手が7割”は真実か」、「首位打者と本塁打王がいた横浜が、なぜ最下位だったのか」など、プロ野球界にはびこる俗説・永遠の疑問を綿密なデータを駆使して分析。ただ各章の分析を総合し、優勝するチーム像を描くとこうなる。

    オフェンス面では1 ・2番の出塁率が高く、得点機に4・5番が打つ、ディフェンス面では6回までリードしていれば、勝率

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    2017年09月05日
  • プロ野球 最強のベストナイン 全時代の一流選手の真価を問う

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    When I went to the library in University, I was looking for something interesting to read.




    At first, I wanted to read a kind of self-improving book, but I happened to find this book.




    Its theme is “to select the best nine players from those who have once played in Japan.”




    Probably, most

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    2011年05月08日
  • プロ野球 最強のベストナイン 全時代の一流選手の真価を問う

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    プロ野球において、記録に残り記憶を彩るスター選手を分析し、打者と投手における最強は誰かということに迫ろうとしている。ざっと見ただけでも、プロ野球に関してある程度知っているものからしたら、ほとんどの名前は少なくとも聞いたことがあるだろう。彼らが築いた数値を元に比較検証した結果、おおむね納得できるものになっているのではないかと思う。そもそも、最強を決めることになんの意味もないのかもしれないが、時代を作ってきた往年の名選手のことを思い返し、その一方で今のプロ野球とかこつけながらああだこうだ談義するのもまた、プロ野球ファンにとっては尽きない楽しみの一つであることは間違いない。

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    2011年03月04日
  • 全1192試合 V9巨人のデータ分析

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    スポーツの記録データを提供することを商売にしているスポーツ・アクセス社の代表である著者が巨人V9時代の全1192試合を数値化。その結果から、今となっては信じられない9年連続プロ野球日本一の巨人を分析する。

    このときの巨人の強さについて、王・長嶋のONコンビがいたからと、一言で片づけてしまうことが多いが、やはりそれだけでは説明できない。

    で、V9巨人は相手よりも先に点を取ることを重視したチームだったと結論。早いイニングで点を取り、敵に点をやらない。ONコンビを含めた選手起用はそれが最優先されていたらしい。

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    2010年01月01日
  • プロ野球解説者の嘘

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    プロ野球解説者の嘘を暴くというよりも、プロ野球の様々な事象のデータ分析を通じて、勝利の方程式を導き出す本。切り口がなかなかキャッチーで、データ分析から新たに見えてくることも多かったが、データは取り方によっては逆の結果にもなりうるので、すべてを信じてはいけないのかもしれない。

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    2019年05月04日
  • プロ野球解説者の嘘

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    プロ野球の数値分析に定評のアル著者が、通説を分析する一冊。

    彼が言うとおりと思う箇所が多々ある一方、その信憑性についての分析が甘いように思えた。
    あるいは、著者の説を裏付けるための我田引水の感が。

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    2014年11月27日
  • 4割は打てる!

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    日米プロ野球において、4割打者は1941年以降登場していない。現代プロ野球において、4割は非現実的な成績なのか。全盛期のイチローですら、できなかった大記録だ。しかし、過去に4割を達成した打者を分析すると、意外にもイチローでは4割には到達できないと、著者は結論する。

    その理由の一つに足が速いことがある。俊足打者は内野安打を稼げる点で有利だと思われがちだが、4割という超ハイレベルを目指す場合、それは欠点になるのだ。その理由は本書にて。

    ということで、本書を読み終え、今の日本プロ野球で4割を目指せる打者を探してみると、ヤクルトのバレンティンが適切な気がする。

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    2014年04月18日
  • プロ野球 強すぎるチーム 弱すぎるチーム

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    過去のチームをデータで紐解く。

    弱いチームにもスポットを与えているのは特徴があるが、あまり新たな発見はない。
    タイガース暗黒時代は'85年の優勝が原因というのも、ずっと言われてきたことだしね。

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    2013年08月21日
  • プロ野球は「背番号」で見よ!

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    ≪目次≫
    背番号別


    ≪内容≫
    背番号別に簡単なコメントを載せた野球雑学本。昔の人の背番号へのこだわりなど、面白かった。

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    2013年07月18日
  • プロ野球 最強のベストナイン 全時代の一流選手の真価を問う

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    1番から5番は打順で選び、6番以降はポジション別。
    投手は年代ごと+リリーフ。
    記録を基準にピーク3〜5年の成績も重視。
    最後の一人は意外な選出だった。

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    2013年02月20日
  • プロ野球解説者の嘘

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    タイトルからすると少しゴシップ的な感じなのかなぁと思ったけど、きちんと民間の目でデータを集計して書いているので、この手の本にありがちな単なる自己満足ではないという印象。
    特に3点差の重要性など、データで言われるとぐうの音も出ないところはとかく精神論に傾きがちなプロ野球の方々にはきちんとご理解いただきたいところですね。
    選手の目ではないので処方箋が少ないのはやむなしです。

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    2013年01月20日
  • プロ野球 強すぎるチーム 弱すぎるチーム

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    基本的には失点を少なくして勝ちましょう、という結論と読んだ。基本投手力で、それを守備力で補うのが前提で、その基礎の上に攻撃力を構築していき、早い回に先取点を取るべしという、実にオーソドックスな結論となる。

    それでも一つ一つの事例はそこそこ面白く、なるほど伝説的なあのチームはこういうチームだったのか、と伝わってくるのは楽しかった。

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    2012年07月02日
  • プロ野球解説者の嘘

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    ネタバレ

    日本版「マネー・ボール」といったところか。
    王さんの「868本塁打」の内訳を『HRを狙いながら三振をしない』という
    本塁打数だけでは感じられないすごさを証明したり、
    4割バッターはどうやったら誕生するかを1941年のテッド・ウィリアムズの
    打席の内訳を分析しながら考察するなど、興味深い内容が盛りだくさん。
    ただ、題名が「解説者の嘘」というドラスティックなもの。
    こんな反感を買うようなものではなく、もっと良いタイトルがあったのでは。

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    2011年09月13日
  • プロ野球 最強のベストナイン 全時代の一流選手の真価を問う

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    データを出して検証しているのは面白かった。
    ただ、この選手を選ぶためにこんなデータ出しただろ!
    という感じがあったような気もした。

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    2011年02月03日
  • プロ野球 最強のベストナイン 全時代の一流選手の真価を問う

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    様々な切り口でプロ野球選手を比較し、説得力のあるベストナインの選出だったのではないかと思う。ただ残念だったのは、著者の個人的な好き嫌いが全面に押し出されていて、選手に対する批判が少なからず本の内容に盛り込まれていたこと。その部分は、読んでいていい気はしなかった。

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    2011年01月27日
  • プロ野球 最強のベストナイン 全時代の一流選手の真価を問う

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    ネタバレ

    誰もが一度はやった、歴代の選手でベストナイン作ろう企画。

    ポジションではなく、打順で決めていくのは斬新だったけど、こういうのはどうしても主観が入ってしまうもの。

    出来るだけ客観的なデータで考察する姿勢は見えるけど、やっぱり「おいおいそこでそれ持ち出すのかよ」ってとこも。

    完璧なデータはないし、それが野球の面白いところということで。

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    2011年01月07日