山口貴由のレビュー一覧

  • シグルイ 14
    画面的には激しさの無い淡々とした進み方。
    が、最終辺りでとうとう、もしくはやっとここまで来たか……という感慨アリ。
    15巻は秋頃になるのかな?
  • 愛蔵版 蛮勇引力 上巻
    ピカレスクロマンをやろうとしたのでしょう
    しかし作者特有の説教臭さが出て、二話目には頓挫
    まあでも、全体的に見て面白いです
    金井君エロイな・・・
  • シグルイ 13
    09/09/19
    互角の腕をもつキャラクターが出てくると引き締まる。
    笹原修三郎の槍。少しずつ再対決に向かっていく・・・。
  • シグルイ 11
    前門(表紙)の伊良子フルヌード、後門(裏表紙)の藤木割腹はらわた姿。出来ておる。
    買った本屋のお姉さんが、何も言ってないのにわざわざ表紙の隅にヨレがあるからと別の美本と替えてくれたほど(本当)の見事な表紙であった。

    本編は「がま剣法」編中心とあって、ちょっと外伝的、悪く言えば寄り道的な印象。
    どう...続きを読む
  • シグルイ 10
    残酷無惨時代劇ということで、最初は「え・・」と思うとこもあったんですが、いつのまにか次の巻を待ちわびてます。

    くせのある絵や台詞回しなんですが、慣れてくると飛び散る鮮血や臓腑まで様式美のように思えてくるから不思議。
  • シグルイ 9
    ▼牛さんが好きです。牛さん大活躍です。強いし黒いし。嬉しい。▼でも例の勝負が取り敢えずついちゃったので今までほど緊張感を持って読めなかったかもしれない。▼しかしモツ具合は今回が一番アグレッシヴ!(2007.8.22)
  • シグルイ 8
    しかし漫画ばっか読んでんな俺。

    常軌を逸した描写で、読む者の心の平衡を失わせんとしてきた本作であるが、今回は一転、激しくも静謐な剣劇ものといった風合いである(といっても、そこで描かれる剣法はやはり常軌を逸しているんだが)。
    今回のカバー折り返しに曰く。「寛永五年掛川領に於ける岩本家若党・藤木源之助...続きを読む
  • シグルイ 7
    主人公のひとりである藤木源之助のルーツに係る、幼少時の狂ったエピソードにもさほどエグさを感じず。
    常軌を逸した作品世界に俺が慣れてしまったか。
    とはいえ、異常なテンションは不変である。
    しかし、徹底的に現代の常識から乖離した作品であるにも関わらず、これを理解しエンターテイメントとして読めてしまうのは...続きを読む
  • 山口貴由作品集 銃声の子守唄
    『覚悟のススメ』の番外編数本の他読みきり『首をはねろ!』『みな殺しのアモール』を収録。なんつーか、連載終了後に何本か描いてた覚悟の番外編って本当に山口が描きたかった話なんだろうか。正直蛇足甚だしい気がする。またこれはこの本に限った話ではないのだが、山口は雑誌に掲載された作品と単行本に収録される同作品...続きを読む
  • 覚悟のススメ(1)

    ある意味すごい

    1巻を読んでいて、「古いマンガだな、1970年代くらい?」と思っていました。

    巻末を見てビックリ、これが1994年に連載開始された作品で、作者は「HUNTER×HUNTER」の冨樫義博あたりと同い年とは…。

    という事で、「デビルマン」あたりをほうふつとさせる古典的な絵、同じく1970~8...続きを読む
  • 衛府の七忍 10

    今回は特にひどい

    ストーリーあっても無いような作品なんでいつもあんまり気にしてませんでしたが、今回は話のとっちらかり方が特にひどい。メモを寄せ集めたような繋がりの無さ。漫画なら仲間が集まってくるくだりは普通もっとワクワクするものですが、いつの間に出会ってました。主人公たちの目的も本人がまず覚えてるのか覚えてないのか…...続きを読む
  • 衛府の七忍 10

    投げやりな終わり方

    9巻までは☆5でしたが、10巻は☆1どころかマイナス5です。話が急にあさっての方向に向かい、急に敵が出てきて、急に仲間が集まって、急に倒して、それまでの伏線を全部無視しての急な終わり。家康は?江戸城の7つの大仕掛けは?武蔵は?沖田は?桃太郎と金太郎は?
    どんな作品も、終わりが悪ければただの駄作です...続きを読む