ベン・アーロノヴィッチのレビュー一覧

  • 空中庭園の魔術師

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    もはや加古のことだけれども『鋼の錬金術師』が大ヒットした。その理由のひとつに、おそらく、従来の魔法とか錬金術といったようなものの、はるか上をいくスケールで作り上げた魔法空間といったようなものが、読者を魅了したのだと私は思っている。
    本書、『空中庭園の魔術師』もまた、かなり大がかりな空間的な魔術トラップを用い、しかもそこに不動産関連の、魔術師による大がかりな詐欺事件を重ねたという複雑な仕掛けを作っている点が非常に面白い。
    ファンタジイとしても、ミステリとしても楽しめるし、中にはイギリスのニュートン式魔術に対して、ソ連の魔術兵士とのアクションが入る。これだけサービス精神豊かな作品もなかなかないと思う。
    全力でファンタジイ/ミステリファンにお勧めする。

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    2014年12月03日
  • 地下迷宮の魔術師

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    倫敦の地下というと、「地下鉄トム」しか思い浮かばなかった。しかも、名前として知っているだけなんだよね。
    まあ、都市の地下と言った時、たしかに、パリなら下水道、倫敦なら地下鉄だとは思うんだけど、こちら東京住まいでして、地下鉄網の複雑さはたぶん、倫敦に勝っていると思うのだ!(えっへん!)
    なのでどうもイメージがわかないわけですな。
    ところが、歴史ある倫敦の地下鉄で殺人事件が起こる。われらがピーターはもともと建築家志望なので、煉瓦の積み方から「これ、いついつの時代に作られたとこ」とわかる。こういうマニアックな部分から、まず、惹かれる。煉瓦の積み方……! いいよねw
    しかも地下鉄から話は下水道に入って、そのうえ、その下水道にはとんでもないものが眠っているという仕掛け。うん、今迄よりさらに面白かった。このシリーズはほんとにイケてる。

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    2014年11月30日
  • 女王陛下の魔術師

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    魔法や神話といったファンタジーでありながらハードボイルドな読後感。若き主人公登場編という意味ではハーフボイルドぐらい?各キャラクターが魅力的・魅惑的で次作も楽しみな第一作でした。

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    2017年07月17日
  • 空中庭園の魔術師

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    登場人物がおおくて大変(笑)。スカイかわいい。四季に合わせて営みを変化させるところも好み。秋の彼女は私好みだろう。しかし思わぬ展開にぎゃー。そりゃないよー。しかももう一人思わぬ展開にひぎゃー。

    しかも訳者あとがきで「本国出版分に追いつきました」って……。こんな続きが気になる巻で一番衝撃の事実だよ……

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    2014年04月09日
  • 女王陛下の魔術師

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    見習い期間を終えた新米巡査が配属されたのは、魔術師の下だった…データベースを使いながら幽霊が起こした殺人事件を追い、その傍らで魔法を学び、精霊たちの争いを仲裁し…突然そんな世界に放り込まれた割には結構柔軟に対応してく主人公の逞しさも面白いんだけど、謎だらけなマスターである主任警部のナイティンゲールとか住まいのザ・フォリー、メイド(吸血鬼?)のモリーとか気になることが一杯。2巻目を見つけて気になって買ってみたんだけど、早く次が読みたい

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    2013年08月20日
  • 女王陛下の魔術師

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    現代のロンドンの警察に魔法使いがいるという設定。
    その魔法使いの弟子が主人公。
    突然、魔法使いの弟子になってしまい、いきなり魔法を使うシリアル・キラーの相手をすることとなった主人公が、魔法を理詰めで、それも化学の分野にあてはめつつ考えているあたりは面白い。
    でも魔法使い自身や魔法使いに関わる部隊や警察内部の軋轢や取り決めや、そういった魔法使いに関する謎を小出しにするためか主人公になかなか情報を与えないのがいらいらする。
    魔法使いの修行のためにはあまり小難しいことを教えない方がいい、という徒弟制度の趣旨は理解できるけど、仕事を進めるうえでは自分だけが情報を持っていて、部下には目の前のことだけを教えるという上司ははっきり言って最悪より少しいい程度だと思うし、実際話のなかでも、教えないがために事態をより複雑にしているように見えるので。
    ロンドンの川がいろいろ出てきたのは良かったな。
    設定が好きなので、次巻も読んでみます。

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    2013年07月30日
  • 地下迷宮の魔術師

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    ネタバレ

    ベイカー街っていう単語の響きだけでワクワクする。読み進めると、けっこうハリーポッターとかの固有名詞は出てくるわ、なんかタイムスリップした!?わで、色々と楽しげな要素満載で読み応えがある。
    でも登場人物が多すぎて、ちょっと混乱するかなぁ。もうちょいシンプルな内容だと読みやすくていいかなと。

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    2021年12月07日
  • 顔のない魔術師

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    前作よりは読みやすいかな。
    相変わらず登場人物が多くて、把握しきれず。流し読みですが。
    世界観は面白いんだけど、イギリスに詳しくないとついていけないなぁ。後、ジャズにも詳しくないとって感じの回です。

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    2014年05月08日
  • 女王陛下の魔術師

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    ネタバレ

    ロンドンっ子あるある満載の大衆娯楽小説だなぁ。やけに海ドラ臭がすると思ったら脚本家もやってたそうな。主人公6割くらい脳内が好きな女子とベッドでしけこむ事で占められてるけど大丈夫なの?(笑)

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    2014年02月12日
  • 女王陛下の魔術師

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    魔術師のおじさまの活躍を期待してたら、弟子になった青年目線の話だったのがちょっと残念。好みの問題ですが!ストーリー、設定はまあ嫌いじゃない方かな。でもぐいぐい読んじゃうってほどではなかったなあ。

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    2013年12月06日
  • 顔のない魔術師

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    今回はジャズを起点に話が展開して行く、
    ジャズも大御所は分かるがちょっとマニアックになると分からないな〜

    イギリスのゴシップを元にしたジョークやあだ名が出てきて
    解説もついているがいまいちピンとこない、
    もっと知識があると面白さも倍増しそうだ。

    地理的には歩いたことがある通りが多く出てくるのでありがたい。

    これからも続きそうなので期待したい!

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    2013年11月15日
  • 地下迷宮の魔術師

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    ウィットに富んでますなあ。祝レスリー復活。ナイティンゲールの出番が減ってるので次回に期待。

    しかしどうも訳が読みにくい。「いばらの秘剣」も読みにくかった(しかも挫折)。「ミストボーン」はそんなことなかったけどなぁ。元の文のせいなのかは私には謎…

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    2013年11月01日
  • 顔のない魔術師

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    ジャズに造詣がないのでだいぶ辛かった。後半は一気読み。シモーネ達の選択に切なくなりつつも、レスリーの光にほっとする読後感。

    しかし「顔のない魔術師」かー。チープになりませんように。

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    2013年09月15日
  • 女王陛下の魔術師

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    イギリスの作家にしてはライトな作風、翻訳がうまいのか読みやすかったです。
    舞台のイギリスも歩いたことのある通りが中心だったので、作品の中にはいっていきやすかったです。
    クライマックスのドタバタが好みの分かれるところかな?

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    2013年09月12日
  • 女王陛下の魔術師

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    童話や童謡になぞらえた連続殺人事件もの。といってしまえば、すごくオーソドックスなミステリーだけれども、科学とオカルトがバランスよく釣り合いを取っているところに好感あり。ピーターが(ひねた)徒弟として、この先大成するのか、シリーズのこれからの展開がとても楽しみ^^

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    2013年08月25日
  • 女王陛下の魔術師

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    ロンドン警視庁に魔術師がいて、その弟子になるという物語。
    警察に魔術師がいるという設定や主人公がアフリカ系イギリス人というのが、今までのファンタジーにはあまり見かけない要素だろうか。

    魔法らしい魔法は、あまり使わないので、どちらかと言うとオカルトっぽい
    警察物のような印象を受ける。

    これまでにないファンタジーということでは斬新なのだが、魔術に関する描写がわかりにくくて、やや辟易した。

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    2013年08月08日
  • 女王陛下の魔術師

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    現実世界とファンタジー世界の融合が巧いと思った。
    …が、イギリス人らしい言い回しや表現が読みにくくしており、
    そこが残念。まぁ、イギリス人らしいといえばらしい。
    事件と妖精たちの揉め事の仲裁と平行して進むわけだが、
    両者が関連づかないのも面白みを減少させているやもしれない。

    あとがきによると4ヶ月後に続編が出版されるらしいので、
    その時にでも再読しようと思う。

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    2013年05月20日
  • 女王陛下の魔術師

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    2013/04/26:タイトルが気になって購入しましたが、主人公は魔法使い自身ではなくその弟子でした。また設定などは面白いものの、文章が冗長だったり曖昧だったりで読みにくかったです。

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    2013年04月26日