あらすじ
新米巡査の配属先の上司はなんと魔術師だった!ロンドン警視庁特殊犯罪課に配属されたピーターは、奇怪な事件解決のため奔走する!
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Posted by ブクログ
魔法や神話といったファンタジーでありながらハードボイルドな読後感。若き主人公登場編という意味ではハーフボイルドぐらい?各キャラクターが魅力的・魅惑的で次作も楽しみな第一作でした。
Posted by ブクログ
見習い期間を終えた新米巡査が配属されたのは、魔術師の下だった…データベースを使いながら幽霊が起こした殺人事件を追い、その傍らで魔法を学び、精霊たちの争いを仲裁し…突然そんな世界に放り込まれた割には結構柔軟に対応してく主人公の逞しさも面白いんだけど、謎だらけなマスターである主任警部のナイティンゲールとか住まいのザ・フォリー、メイド(吸血鬼?)のモリーとか気になることが一杯。2巻目を見つけて気になって買ってみたんだけど、早く次が読みたい
Posted by ブクログ
現代のロンドンの警察に魔法使いがいるという設定。
その魔法使いの弟子が主人公。
突然、魔法使いの弟子になってしまい、いきなり魔法を使うシリアル・キラーの相手をすることとなった主人公が、魔法を理詰めで、それも化学の分野にあてはめつつ考えているあたりは面白い。
でも魔法使い自身や魔法使いに関わる部隊や警察内部の軋轢や取り決めや、そういった魔法使いに関する謎を小出しにするためか主人公になかなか情報を与えないのがいらいらする。
魔法使いの修行のためにはあまり小難しいことを教えない方がいい、という徒弟制度の趣旨は理解できるけど、仕事を進めるうえでは自分だけが情報を持っていて、部下には目の前のことだけを教えるという上司ははっきり言って最悪より少しいい程度だと思うし、実際話のなかでも、教えないがために事態をより複雑にしているように見えるので。
ロンドンの川がいろいろ出てきたのは良かったな。
設定が好きなので、次巻も読んでみます。
Posted by ブクログ
ロンドンっ子あるある満載の大衆娯楽小説だなぁ。やけに海ドラ臭がすると思ったら脚本家もやってたそうな。主人公6割くらい脳内が好きな女子とベッドでしけこむ事で占められてるけど大丈夫なの?(笑)
Posted by ブクログ
魔術師のおじさまの活躍を期待してたら、弟子になった青年目線の話だったのがちょっと残念。好みの問題ですが!ストーリー、設定はまあ嫌いじゃない方かな。でもぐいぐい読んじゃうってほどではなかったなあ。
Posted by ブクログ
イギリスの作家にしてはライトな作風、翻訳がうまいのか読みやすかったです。
舞台のイギリスも歩いたことのある通りが中心だったので、作品の中にはいっていきやすかったです。
クライマックスのドタバタが好みの分かれるところかな?
Posted by ブクログ
童話や童謡になぞらえた連続殺人事件もの。といってしまえば、すごくオーソドックスなミステリーだけれども、科学とオカルトがバランスよく釣り合いを取っているところに好感あり。ピーターが(ひねた)徒弟として、この先大成するのか、シリーズのこれからの展開がとても楽しみ^^
Posted by ブクログ
ロンドン警視庁に魔術師がいて、その弟子になるという物語。
警察に魔術師がいるという設定や主人公がアフリカ系イギリス人というのが、今までのファンタジーにはあまり見かけない要素だろうか。
魔法らしい魔法は、あまり使わないので、どちらかと言うとオカルトっぽい
警察物のような印象を受ける。
これまでにないファンタジーということでは斬新なのだが、魔術に関する描写がわかりにくくて、やや辟易した。
Posted by ブクログ
現実世界とファンタジー世界の融合が巧いと思った。
…が、イギリス人らしい言い回しや表現が読みにくくしており、
そこが残念。まぁ、イギリス人らしいといえばらしい。
事件と妖精たちの揉め事の仲裁と平行して進むわけだが、
両者が関連づかないのも面白みを減少させているやもしれない。
あとがきによると4ヶ月後に続編が出版されるらしいので、
その時にでも再読しようと思う。