青野春秋のレビュー一覧
-
ご都合主義
なぜか広告にこの漫画が連続で出まくるので、無料サンプルで1話だけをさくっと読んだ感想。
ご都合主義な気がする。特に娘の存在。見た目もブサイクで何のとりえもないニートの父(主人公)に対して、娘は非常に寛容で、反抗すら一切しない。何が合ってもハハハと笑って受け入れる。父が頼りにならないので自分でお金を稼ぐしかなく、そのため性関係の仕事を始め、そこで客として来た父親と鉢合わせるが、父親を毛嫌いするどころかまたハハハと笑って受け流す。そして父親がもう仕事やめろと言っただけで、素直にやめる。娘の境遇に気づいた父親が一念発起して金を稼ぎ始めるわけでもないので、何も物事は解決せず、娘は結局お金がないまま低所得者層に舞い戻る(っていうか、ニートが仕事してる人間に仕事をやめろとか、父親はどんな思考回路してるんだ?)。それなのに娘はまだ父を尊敬し続ける。この調子だと、父親に性的虐待を受けてもハハハと笑いながら父親に奉仕するのではないだろうか? 知的障害がある頭のおかしい子にしか見えない。「こんなご都合主義な娘が欲しい!」という作者の願望を見せつけられてる気がして不快。
1話を読んだだけでもこれだけの不自然な点が見つかった。私にはラノベばりのご都合主義漫画にしか見えなかったが、この本のフォロワーは多いので、ひょっとしたら2話目以降で何かしらの説明(なぜ娘が父に心酔しているのか)がされるのかもしれない。だが少なくとも私は、この漫画を買ってまで2話目を読む気はしなかった。